独身女真理愛の株ぶろぐ(2014年4月18日)

ukichi777a さん

50 PV

リンガーハット<8200、株価 - チャート>は1962年に長崎市で「とんかつ浜勝」として創業。「長崎ちゃんぽん リンガーハット」「とんかつ浜勝」、卓袱料理(しっぽくりょうり)専門店「長崎卓袱浜勝」など、グループ全体では約600店舗を運営。国内だけでなく海外、とくに成長著しいアジアの新興国への出店を積極的に進め、市場拡大を目指している。

15年2月期予想の連結経常利益は前期比13.7%増の19億円。「既存店は前期比横ばい想定で、新店は純増50(新規70、閉鎖20)を予定している」(経営管理部)という。資本提携したハチバン<9950、株価 - チャート>との今後の展開については「精査中」(同)としている。

円安は、豚肉など輸入原材料のコストアップにつながるが、「売上最大、経費最小、時間短縮」を狙った経営管理システムを全社全部門に浸透させることなどで吸収する見通し。前期に新規出店した効果も収益をサポートする見込み。年10円配は継続する計画。

テクニカル上では、25日・75日の両移動平均線のゴールデンクロス(GC)を視野にとらえており、先高期待の買いを誘いやすい。

17日の終値は、前日比3円安の1500円。

大日精化工業<4116、株価 - チャート>は化成品部門が主力。無機・有機顔料、各種着色剤、情報記録材料の製造・販売を行っている

14年3月期第3四半期(13年4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.0%増の72億900万円、通期予想は前期比3.4%増の89億円。第3四半期の通期予想に対する業績進ちょく率は81.0%と高い。

下期に入って化学品を中心に伸びを示しているが、円安に伴う原料費高が利益を圧迫する。本社ビル建て替えに伴う解体費用なども営業利益段階で計上する見込みで、期初想定の数値で着地となりそうだ。

決算発表は5月13日を予定。15年3月期も業績好転の流れが続くのかどうかが、今後の株価を占ううえでのポイントになりそうだ。なお、アナリスト向け説明会は実施していない。

テクニカル上では、直近高値(484円、4月2日)からの値幅調整はほぼ一巡。株価の下落で指標(予想PER7倍台、PBR0.6倍台)に割安感が目立っている。

17日の終値は、前日比5円高の439円。

トランコム<9058、株価 - チャート>は東海地域を地盤に総合物流業を展開。物流情報サービス事業が売上全体の5割強を占め、ロジスティクスマネジメント事業3割弱、貨物運送などその他が2割弱。

14年3月期第3四半期(13年4-12月)の連結経常利益は前年同期比17.6%増の37億4300万円。通期予想(前期比16.0%増の47億6000万円)に対する業績進ちょく率は78.6%で増額余地を残す。

コア事業の物流情報サービス事業の売上拡大が利益をけん引。東京と大阪に設置した拠点もフルに稼働し、人事派遣会社の連結化効果も寄与してくる。「4月24日に決算発表、翌25日にアナリスト向け説明会を予定している」(経営企画部)という。

17日の終値は、前日比50円高の3850円。

ケアネット<2150、株価 - チャート>は医薬営業支援サービスは製薬会社向けに展開。大型薬剤から上市が続く新薬まで、積極的な営業展開が奏功し契約の拡大につながっている。医師向け教育コンテンツや、インターネット動画配信サービスも堅調に推移しているとみられる。

14年3月期予想の単体経常利益は前期比2.1倍の1億1500万円。同社では「医薬営業支援サービスがけん引する」(諸橋吉郎取締役)という。

指標面に割安感を欠くが、年1.4%台の配当利回りが下支え。短期的な抵抗ラインとして上値を圧迫してきた25日移動平均線を抜けてきたことで、自律反発の動きを強める公算が大きくなっている。決算発表は5月13日を予定しているが、「アナリスト向け説明会は実施していない」(同)という。

17日の株価は、前日比1円安の402円ザラバ引け。

サンワカンパニー<3187、株価 - チャート>は建材のインターネット通販が柱。国内外のメーカーや商社から仕入れた商品を、販売価格を明示する形でウェブサイトやカタログに掲載し、顧客に同一価格で販売している。

14年9月期予想の連結経常利益は前期比58.2%増の4億6800万円。「景気回復が追い風になっている。足元については5月14日に予定している中間期(14年3月中間期)決算で明らかにする」(平井靖人取締役)という。アナリスト向け説明会は5月30日に開催予定。大阪ショールームの移設と東京ショールームの増設効果も収益面をサポートする見通しだ。期末一括配当は2円を予定している。

指標面に割安感はないが、75日移動平均線がサポートラインとして機能を果たし下値不安は少ない。戻り売りをこなしながら上値を試す公算が大きい。

17日の株価は、前日比1円高の1290円ザラバ引け。

西松建設<1820、株価 - チャート>が17日、14年3月期の連結業績予想を上方修正した。

通期の業績予想で、売上高を2900億円から3140億円(前期比24.0%増)へ、営業利益を30億円から47億円(同76.3%増)へ、純利益を27億円から55億円(同61.2%増)に引き上げた。受注高および工事進ちょく率が当初予想を上回り完成工事高が増加。海外建設子会社の業績も好調に推移したことも寄与する。また、一部の賃貸不動産について、固定資産の減損損失19億円の計上、繰延税金資産の計上も織り込んている。

同時に、14年3月期の期末一括配当予想を従来の4円から6円(前期実績4円)に増額することも明らかにした。

17日の終値は、前日比9円高の357円。

三井化学<4183、株価 - チャート>についてクレディ・スイス証券では17日付で、投資判断「アンダーパフォーム」(弱気)を継続、目標株価は240円から220円に引き下げている。

同証券では業績予想を修正、あわせて目標株価を引き下げている。連結営業利益について、14年3月期250億円(前期比5.8倍、従来230億円、会社側計画は250億円)、15年3月期360億円(従来345億円)、16年3月期450億円(同420億円)と試算。赤字事業であるフェノールチェーン・高純度テレフタル酸・ウレタン原料の再構築策により、15年3月期から損益改善が見込まれるとコメント。一方で、2月の事業再構築策発表後、TOPIX相対株価はアウトパフォームしたものの、バリュエーションからみた絶対株価水準は依然割高と判断されるとしている。

中期的には石油化学の供給過剰および国際競争力低下といった構造問題があり厳しい環境が続く見通しで、「今後の絶対株価上昇には、14年3月期会社計画ベースで490億円の営業利益が見込まれる高機能製品・高付加価値ポリマーの事業拡大の確認およびさらなる構造改革の発表などによる連結1株利益の大幅回復が求められよう」としている。

17日の終値は、前日比1円安の248円。

シャープ<6753、株価 - チャート>は17日、独自の空気浄化技術「プラズマクラスター」を搭載した製品の販売台数が13年12月末に世界累計5000万台を達成したと発表した。

同社では、プラズマクラスター発生デバイスの高濃度化・小型化による効果効能の進化と搭載商品の拡大に加え、異業種への展開を強化したことなどにより、順調に普及が進んでいるとした。また、PM2.5や黄砂、花粉などによる外部環境の悪化に伴い、窓を開ける機会が減少、室内のカビやニオイ対策へのニーズが高まっているとしている。

17日の終値は、前日比3円安の272円。

[株式市場強弱材料] 強気材料 ・シカゴ225先物清算値14495円、大阪比115円高 ・米新規失業保険申請件数、30.4万件と市場予想よりも改善 ・米半導体SOX指数、反発 ・欧州株式市場、米ゴールドマンなどの好決算で金融関連株が上昇 ・ドル/円、円安進行(102円41-43銭) ・ユーロ/円、円安進行(141円50-54銭) ・台湾TSMC、1-3月期最終利益は前年同期比21%増と市場予想を上回る ・LMEニッケル、小幅続伸 ・東証REIT指数、続伸 弱気材料 ・NYダウ反落、一部ハイテク大手の冴えない決算を嫌気 ・4月月例経済報告、景気の基調判断を1年5ヵ月ぶりに下方修正 ・NY金反落、米指標改善やウクライナ懸念緩和で売り優勢 ・バルチック海運指数、18日続落 留意事項 ・日立<6501>やマツダ<7261>、15年3月期も2期連続で最高益見通し ・格安スマホ、ビックカメラ月2830円など家電量販も ・東京五輪、新規雇用81万人も建設などで人手不足が深刻 ・NY原油先物、続伸(1バレル=104.30ドル) ・米長期金利、上昇(10年債利回り2.728%) ・長期金利、横ばい(10年債利回り0.605%) ・2月第3次産業活動指数 ・中国3月不動産価格指数 ・米国、欧州、香港市場などはグッドフライデーの祝日のため休場 [サポート&レジスタンス] 終値 14418 5日移動平均 14140 先行スパンB 15158 標準偏差+2σ 15132 100日移動平均 15082 先行スパンA 14766 200日移動平均 14630 レジスタンス(2) 14572 基準線 14525 25日移動平均 14505 レジスタンス(1) 14495 ピボット 14423 転換線 14390 サポート(1) 14346 サポート(2) 14275 標準偏差−2σ 13879

ドル/円    終値   102.39/41

始値   102.21/22

前営業日終値   102.23/25

ユーロ/ドル  終値   1.3813/15

始値   1.3850/51

前営業日終値   1.3814/16

30年債

米東部時間14時05分   101*31.50=3.5168%

前営業日終盤     103*08.50=3.4487%

10年債

米東部時間14時05分   100*08.00=2.7206%

前営業日終盤    100*31.50=2.6355%

5年債

米東部時間14時05分   99*16.00=1.7309%

前営業日終盤    99*28.25=1.6497%

2年債

米東部時間13時33分   99*30.50=0.3993%

前営業日終盤     100*00.25=0.3710%

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値     16408.54(‐16.31)

前営業日終値    16424.85(+162.29)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         4095.52(+9.29)

前営業日終値    4086.23(+52.07)

S&P総合500種<.SPX>

終値         1864.85(+2.54)

前営業日終値    1862.31(+19.33)

COMEX金(6月限)(ドル/オンス)

終値    1293.9(‐9.6)

前営業日終値    1303.5(+3.2)

COMEX銀(5月限)(セント/オンス)

終値    1959.6(‐3.8)

前営業日終値    1963.4(+14.5)

北海ブレント原油先物(6月限)(ドル/バレル)

終値    109.53(‐0.07)

前営業日終値    109.60(+0.24)

米WTI原油先物(5月限) (ドル/バレル)

終値    104.30(+0.54)

前営業日終値     103.76(+0.01)

TR/CC‐CRB指数(ポイント)<.TR●●RB>

終値    311.4613(+1.7443)

前営業日終値    309.7170(+0.4784)

<為替> 円がドルとユーロに対して下落。ウクライナ問題の外交手段による解決に向けた取り組みが進んだことで、資金の安全な逃避先である円が売られた。欧米市場が復活祭の連休を控えていることから、商いは薄かった。

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が16日に米経済下支えのためには低金利政策が必要との意向を示したことを材料にドル売りが先行した。

しかしロシア、ウクライナ、米国、欧州連合(EU)の外相級4者協議がウクライナでの暴力の即時停止を呼びかける共同声明を採択すると、トレーダーは円、スイスフラン、米国債など安全資産のポジションを圧縮した。ただ共同声明は市場の地政学的な不透明感を完全に払しょくするほどの内容ではなく、円の下げは控えめだったという。

<債券> 朝方発表された米経済指標が好調だったことで経済が力強さを増していることが確認され、国債価格が下落した。

労働省が発表した12日までの週の新規失業保険週間申請件数は30万4000件と前週から2000件増加したものの、前週につけた6年半ぶりの低水準付近にとどまった。また、フィラデルフィア地区連銀発表の4月の製造業業況指数は16.6と、前月の9.0から上昇し、予想の10.0も上回った。

債券市場はこの日は午後2時までの短縮取引で、薄商いのなか値動きが増幅されたという。18日はグッドフライデーのため休場。

<株式> ナスダック総合とS&P総合500種が続伸、ダウは小反落。

モルガン・スタンレー<MS.N>やゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>の底堅い四半期決算を手掛かりに上昇するなか、S&P総合500は週間で2.7%上昇し、昨年7月以来の大幅な伸びを記録した。

16日の取引終了後に業績発表した銘柄では、予想よりも好調だった半導体のサンディスク<SNDK.O>が9.4%上昇した一方、さえない内容だったグーグル<GOOGL.O>とIBM<IBM.N>はそれぞれ3.7%と3.3%下げた。

グッドフライデーを控えて取引は低調。18日は休場となる。

<金先物> 反落。良好な米経済指標やウクライナをめぐる不安の後退を受けて売り優勢となり、1週間半ぶりに1300ドルの節目を下回って終了した。

<米原油先物> 続伸。朝方発表された米新規失業保険申請件数、4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が、ともに市場予想より良い内容となったことから、米景気先行きに期待が広がり、支援材料となった。午後に入るとウクライナをめぐる4者協議の共同声明を発表されて懸念がやや後退、終盤に一部値を消した。

1431GMT       16日終盤

ユーロ/ドル<EUR=>   1.3832       1.3814

ドル/円<JPY=>     102.19     102.22

ユーロ/円<EURJPY=> 141.38     141.22

17日終値   前営業日終値

株 FT100 6625.25(+41.08) 6584.17

クセトラDAX    9409.71(+91.89) 9317.82

金 現物午後値決め 1299.00    1301.50

*GMT:19時01分

先物清算値

3カ月物ユーロ(6月限)   99.71 (‐0.01) <FEIM4>

独連邦債2年物(6月限)  110.42 (‐0.06) <FGBSM4><0#FGBS:>

独連邦債5年物(6月限)  125.55 (‐0.21) <FGBMM4><0#FGBM:>

独連邦債10年物(6月限) 144.09 (‐0.27) <FGBLM4><0#FGBL:>

独連邦債30年物(6月限) 130.16 (‐0.34) <FGBXM4><0#FGBX:>

現物利回り

独連邦債2年物       0.172 (0.137) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>

独連邦債5年物       0.594 (0.556) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>

独連邦債10年物      1.516 (1.490) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>

独連邦債30年物      2.387 (2.369) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>

<為替> ドルが主要通貨に対して下落した。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が16日に米経済の下支えのためには低金利政策が必要との意向を示したことを手掛かりにドルが売られた。

主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数<.DXY>は0.1%下落の79.700だった。ドル/円<.JPY>はほぼ横ばいの102.22円。ドルはユーロ<.EUR>に対し0.1%安の1.3821ドル。

復活祭の連休を控えて取引は低調だが、ロイター・マッチングのデータによると、ドル/円の取引は月間の平均を上回った。日銀の 黒田東彦総裁が追加緩和策を示唆したことを受けて、円を買い戻す動きが出たとみられる。その後、米フィラデルフィア地区連銀業況指数が好感され、ドルはやや持ち直した。

ポンドは一時、対ドルで1.6842ドルと2009年終盤以来の高値をつけた後、0.1%上昇の1.6806ドルとなった。16日に発表された雇用・所得の指標が好調で、2015年の第1四半期にイングランド銀行(英中銀)が利上げに踏み切るとの観測が広まった。

<株式> ロンドン株式市場では、FT100種総合株価指数<.FTSE>が1週間ぶりの高値をつけて取引を終えた。米金融大手のモルガン・スタンレー<MS.N>やゴールドマン・サックス<GS.N>の企業決算が好調で、第1四半期の企業業績に対する懸念が後退した。

資産運用のシュローダーズ<SDR.L>は4.2%、銀行のバークレイズ<BARC.L>は3.8%の上昇となり、英国の金融株をけん引した。このことが全体水準を押し上げ、FT100種は41.08ポイント(0.6%)高の6625.25となった。終値として今月10日以来の高値だった。

保険のRSAインシュアランス<RSA.L>は2.3%の上昇。企業編成の一環としてバルト海諸国やポーランドの拠点を売却したことが支援材料となった。

酒造メーカーのディアジオ<DGE.L>は3.7%下落し、FT100種の伸びを抑制した。中国市場の落ち込みで第3四半期の売り上げが減った。

FT100種は今年に入り約2%下落した。1月のピーク時には6867ポイントと、2000年の初め以来の高い水準にあったが、新興国市場の鈍化やウクライナをめぐる欧米とロシアの対立が嫌気され下落傾向にある。

欧州株式市場は上昇して取引を終えた。モルガン・スタンレー<MS.N>やゴールドマン・サックス<GS.N>、ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>などの米主要企業の決算が好調で、市場では投資家心理が改善した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.15ポイント(0.46%)高の1328.71。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は16.55ポイント(0.53%)高の3155.81。

モルガン・スタンレーは第1四半期の利益が55%上昇。GEは産業部門の利益が12%上昇した。ゴールドマンは売り上げと利益がともに市場予想を上回った。

米企業の好調な決算を追い風に、欧州市場では景気循環株が買われた。STOXX欧州600自動車・部品株<.SXAP>は2.1%上昇で、部門別で最も伸びが大きかった。旅行・レジャー関連株<.SXTP>は1.7%、保険株<.SXIP>は1.2%上昇した。

米失業保険申請件数が市場予想を少なかったことも好感した。17日に発表された12日までの週間申請件数は金融危機以前の水準まで減り、米経済が勢いづいていることを示唆した。

景気循環株の上昇は、欧州の主要銘柄で構成するFTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>を押し上げ、終値は0.5%高の1328.71ポイントとなった。

一方、欧州では復活祭の4連休を控え、投資家の間ではリスクを取ろうという動きは弱かった。欧州では為替要因で決算が振るわなかった企業もあり、FTSEユーロファースト300種指数は一時、1317.62まで下がった。

<ユーロ圏債券> 2012年のデフォルト(債務不履行)以降初の国債発行となったギリシャ5年物新発債の利回りが、発行時の水準を下回った。

発行時におう盛な需要を集めた5年債だったが、流通市場では利益確定の売りに押され、今週に入り利回りは5.1%に上昇。ギリシャの市場復帰は資金の引き揚げも速いヘッジファンドの動向に左右されるとの懸念が上がっていた。

だがこの日は利回りが14ベーシスポイント(bp)低下の4.82%と、発行時の4.95%を下回り、ギリシャが将来的に、より安定した投資家基盤から資金を調達できる可能性を示した。

ギリシャ10年債利回りは6.09%をつけた。

ギリシャ国債利回りの動きについて、アナリストはユーロ圏の他の低格付け国債の動きに沿ったものだと指摘している。イタリア、スペイン、ポルトガル、アイルランドの国債利回りも数年ぶりの低水準、もしくは過去最低近辺で推移した。

17日の米国株式市場はナスダック総合とS&P総合500種が続伸、ダウは小反落して取引を終えた。

モルガン・スタンレー<MS.N>やゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>の底堅い四半期決算を手掛かりに上昇するなか、S&P総合500は週間で2.7%上昇し、昨年7月以来の大幅な伸びを記録した。

18日はグッドフライデー(聖金曜日)で休場となる。

ダウ工業株30種<.DJI>は16.31ドル(0.10%)安の1万6408.54ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は9.29ポイント(0.23%)高の4095.52。

S&P総合500種<.SPX>は2.54ポイント(0.14%)高の1864.85。

ダウとナスダックは週足で、そろって2.4%上昇した。

第1・四半期が増益となったモルガン・スタンレーは2.9%、減益だったものの予想は上回ったゴールドマン・サックス<GS.N>は0.1%それぞれ上昇。産業部門の利益が12%増加したGEは1.7%高だった。

油田サービスのベーカー・ヒューズ<BHI.N>は3%上がった。第1・四半期の売上高と利益がいずれも予想を上回った。

16日の取引終了後に業績発表した銘柄では、予想よりも好調だった半導体のサンディスク<SNDK.O>が9.4%上昇した一方、さえない内容だったグーグル<GOOGL.O>とIBM<IBM.N>はそれぞれ3.7%と3.3%下げた。

医療保険のユナイテッドヘルス・グループ<UNH.N>は、ギリアド・サイエンシズ<GILD.O>の新しいC型肝炎治療薬向けの支払いが想定よりも大幅に高額になったと発表し、3.1%下落した。

国際送金サービスのウエスタン・ユニオン<WU.N>は5%安。ウォルマート・ストアーズ<WMT.N>が、ユーロネット・ワールドワイド<EEFT.O>の子会社と提携し、新たな国内送金サービスを開始すると表明したことが背景。現在ウォルマートに送金サービスを提供しているマネーグラム・インターナショナル<MGI.O>も17.7%の値下がりとなった。

エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、ケイト・ウォーン氏は「本日の企業決算は強弱が混在し、(予想を)上回った会社と下回った会社があった。だが今週発表された決算内容は、今シーズンを好調なものにしている。われわれはもっと天候要因が大きく響くと想定していたが、製造業も銀行も健闘していて、これらの分野に対する懸念を和らげている」と述べた。

グッドフライデーを控えて取引は低調。BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合算出来高は約61億株で、今月平均の68億8000万株を下回った。

ニューヨーク証券取引の全銘柄の約56%、ナスダックでは61%がプラス圏で取引を終えた。

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値(非公式)    16408.54(‐16.31)

前営業日終値    16424.85(+162.29)

ナスダック総合<.IXIC>

終値(非公式)    4095.52(+9.29)

前営業日終値    4086.23(+52.07)

S&P総合500種<.SPX>

終値(非公式)    1864.85(+2.54)

前営業日終値    1862.31(+19.33)

ロンドン株式市場は17日、FT100種総合株価指数<.FTSE>が1週間ぶりの高値をつけて取引を終えた。米金融大手のモルガン・スタンレー<MS.N>やゴールドマン・サックス<GS.N>の企業決算が好調で、第1四半期の企業業績に対する懸念が後退した。

資産運用のシュローダーズ<SDR.L>は4.2%、銀行のバークレイズ<BARC.L>は3.8%の上昇となり、英国の金融株をけん引した。このことが全体水準を押し上げ、FT100種は41.08ポイント(0.6%)高の6625.25となった。終値として今月10日以来の高値だった。

保険のRSAインシュアランス<RSA.L>は2.3%の上昇。企業編成の一環としてバルト海諸国やポーランドの拠点を売却したことが支援材料となった。

酒造メーカーのディアジオ<DGE.L>は3.7%下落し、FT100種の伸びを抑制した。中国市場の落ち込みで第3四半期の売り上げが減った。

FT100種は今年に入り約2%下落した。1月のピーク時には6867ポイントと、2000年の初め以来の高い水準にあったが、新興国市場の鈍化やウクライナをめぐる欧米とロシアの対立が嫌気され下落傾向にある。

17日の欧州株式市場は上昇して取引を終えた。モルガン・スタンレー<MS.N>やゴールドマン・サックス<GS.N>、ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>などの米主要企業の決算が好調で、市場では投資家心理が改善した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.15ポイント(0.46%)高の1328.71。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は16.55ポイント(0.53%)高の3155.81。

17日の欧州株式市場は上昇して取引を終えた。モルガン・スタンレー<MS.N>やゴールドマン・サックス<GS.N>、ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>などの米主要企業の決算が好調で、市場では投資家心理が改善した。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.15ポイント(0.46%)高の1328.71。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は16.55ポイント(0.53%)高の3155.81。

モルガン・スタンレーは第1四半期の利益が55%上昇。GEは産業部門の利益が12%上昇した。ゴールドマンは売り上げと収益がともに市場予想を上回った。

米企業の好調な決算を追い風に、欧州市場では景気循環株が買われた。STOXX欧州600自動車・部品株<.SXAP>は2.1%上昇で、部門別で最も伸びが大きかった。旅行・レジャー関連株<.SXTP>は1.7%、保険株<.SXIP>は1.2%上昇した。

米失業保険申請件数が市場予想を少なかったことも好感した。17日に発表された12日までの週間申請件数は金融危機以前の水準まで減り、米経済が勢いづいていることを示唆した。

景気循環株の上昇は、欧州の主要銘柄で構成するFTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>を押し上げ、終値は0.5%高の1328.71ポイントとなった。

一方、欧州では復活祭の4連休を控え、投資家の間ではリスクを取ろうという動きは弱かった。欧州では為替要因で決算が振るわなかった企業もあり、FTSEユーロファースト300種指数は一時、1317.62まで下がった。

17日の東南アジア株式市場は、軒並み上昇した。好調な企業決算を見込んだ買いが入った。バンコク市場が昨年11月以来の高値に上昇したほか、ジャカルタ市場は1週間超ぶりの高値で引けた。

バンコク市場のSET指数<.SETI>は0.5%高の1408.78で終了。カシコン銀行<KBANK.BK>が上昇を主導。同行の1─3月期決算が強い内容になると期待された。

バンコク市場のSET指数<.SETI>は0.5%高の1408.78で終了。カシコン銀行<KBANK.BK>が上昇を主導。同行の1─3月期決算が強い内容になると期待された。

ジャカルタ市場の総合株価指数<.JKSE>は0.49%高の4897.05と、終値ベースで4月9日以来の高値で引けた。セントラル・アジア銀行(BCA)<BBCA.JK>は1.4%高。トリメガ証券がこの日リポートで、BCAの四半期利益が強い内容になる公算が大きいと予想したことを受けた。

外国人投資家はタイ株を17億3000万バーツ(約5360万ドル)相当買い越した。インドネシア株は6728億ルピア(5900万ドル)相当の買い越しだった。

シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)<.FTSTI>は0.02%高の3253.80で終了。政府系複合企業ケッペル・コープ<KPLM.SI>は、四半期決算が弱めの内容だったことが嫌気され、下落した。

クアラルンプール市場の総合株価指数<.KLSE>は0.28%高の1850.54で終了。ホーチミン市場のVN指数<.VNI>は1.05%高の580.31。

シンガポール市場とジャカルタ市場は18日は休場となり、21日に取引を再開する。マニラ市場はきょうとあすが休場で、21日に取引を再開する。

前営業日比  売買代金/出来高概算

上海総合指数<.SSEC>

大引け     2098.885 6.237安 741.7億元(上海A株)

高値      2110.716

安値      2095.714

前営業日終値  2105.122 3.521高 750.1億元(上海A株)

ハンセン指数<.HSI>

大引け     22760.24 64.23高 428.0億香港ドル

高値      22858.79

安値      22657.95

前営業日終値  22696.01 24.75高 544.9億香港ドル

ST指数(シンガポール)<.FTSTI>

大引け     3253.80 0.60高 20.23億株

高値      3259.07

安値      3246.66

前営業日終値  3253.20 6.88高 20.29億株

KLSE総合指数(クアラルンプール)<.KLSE>

大引け     1850.54 5.17高 25.22億株

高値      1852.13

安値      1847.40

前営業日終値  1845.37 8.51安 24.01億株

SET指数(バンコク)<.SETI>

大引け     1408.78 6.94高 372億バーツ

高値      1411.51

安値      1401.02

前営業日終値  1401.84 12.68高 267億バーツ

総合株価指数(ソウル)<.KS11>

大引け     1992.05 0.16安 1.96億株

高値      2001.29

安値      1984.98

前営業日終値  1992.21 0.06安 2.24億株

加権指数(台湾)<.TWII>

大引け     8944.16 20.34高 949.3億台湾ドル

高値      8962.66

安値      8921.56

前営業日終値  8923.82 7.11高 941.3億台湾ドル

総合株価指数(ジャカルタ)<.JKSE>

大引け     4897.052 24.041高 N/A

高値      4906.287

安値      4883.273

前営業日終値  4873.011 2.796高 N/A

総合株価指数(マニラ)<.PSI>

休場

前営業日終値  6671.18 49.52高 N/A

SENSEX指数(ムンバイ)<.BSESN>

大引け     22628.84 351.61高 3.38億株

高値      22648.69

安値      22312.19

前営業日終値  22277.23 207.70安 2.73億株

ベトナム株価指数(ホーチミン)<.VNI>

大引け     580.31 6.02高 N/A

高値      583.51

安値      575.83

前営業日終値  574.29 11.80安 N/A

<中国・香港株式市場> 中国株式市場は反落して取引を終えた。3月の不動産価格の伸びが減速すると見込まれる中、不動産株が軟調となった。

香港株式市場は小幅続伸して終了した。イースターの連休を控え商いは低調。

華夏幸福基業<600340.SS>が3.6%安、京投銀泰<600683.SS>が1.5%安、北京首都開発<600376.SS>が2.0%安となった。

<東南アジア株式市場> 軒並み上昇した。好調な企業決算を見込んだ買いが入った。バンコク市場が昨年11月以来の高値に上昇したほか、ジャカルタ市場は1週間超ぶりの高値で引けた。

<ソウル株式市場> 横ばい。海外投資家による買いと国内機関投資家からの売りが交錯した。

海外投資家は1685億ウォン(1億6200万ドル)の買い越し、国内機関投資家は1613億ウォンの売り越しとなった。

<台湾株式市場> 3営業日続伸。前日の米株価上昇に追随した。

台湾積体電路製造(TSMC)<233 0.TW>は、四半期決算の発表を控え、0.83%安で終了した。

半導体指数<.TSII>は0.21%高、電子製品指数<.TELI>は0.26%高。

  • 1
  • 2
PR