西松建設<1820、株価 - チャート>が17日、14年3月期の連結業績予想を上方修正した。

通期の業績予想で、売上高を2900億円から3140億円(前期比24.0%増)へ、営業利益を30億円から47億円(同76.3%増)へ、純利益を27億円から55億円(同61.2%増)に引き上げた。受注高および工事進ちょく率が当初予想を上回り完成工事高が増加。海外建設子会社の業績も好調に推移したことも寄与する。また、一部の賃貸不動産について、固定資産の減損損失19億円の計上、繰延税金資産の計上も織り込んている。

同時に、14年3月期の期末一括配当予想を従来の4円から6円(前期実績4円)に増額することも明らかにした。

17日の終値は、前日比9円高の357円。