<株式> ナスダック総合とS&P総合500種が続伸、ダウは小反落。
モルガン・スタンレー<MS.N>やゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>の底堅い四半期決算を手掛かりに上昇するなか、S&P総合500は週間で2.7%上昇し、昨年7月以来の大幅な伸びを記録した。
16日の取引終了後に業績発表した銘柄では、予想よりも好調だった半導体のサンディスク<SNDK.O>が9.4%上昇した一方、さえない内容だったグーグル<GOOGL.O>とIBM<IBM.N>はそれぞれ3.7%と3.3%下げた。
グッドフライデーを控えて取引は低調。18日は休場となる。
<金先物> 反落。良好な米経済指標やウクライナをめぐる不安の後退を受けて売り優勢となり、1週間半ぶりに1300ドルの節目を下回って終了した。
<米原油先物> 続伸。朝方発表された米新規失業保険申請件数、4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が、ともに市場予想より良い内容となったことから、米景気先行きに期待が広がり、支援材料となった。午後に入るとウクライナをめぐる4者協議の共同声明を発表されて懸念がやや後退、終盤に一部値を消した。