国際送金サービスのウエスタン・ユニオン<WU.N>は5%安。ウォルマート・ストアーズ<WMT.N>が、ユーロネット・ワールドワイド<EEFT.O>の子会社と提携し、新たな国内送金サービスを開始すると表明したことが背景。現在ウォルマートに送金サービスを提供しているマネーグラム・インターナショナル<MGI.O>も17.7%の値下がりとなった。
エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、ケイト・ウォーン氏は「本日の企業決算は強弱が混在し、(予想を)上回った会社と下回った会社があった。だが今週発表された決算内容は、今シーズンを好調なものにしている。われわれはもっと天候要因が大きく響くと想定していたが、製造業も銀行も健闘していて、これらの分野に対する懸念を和らげている」と述べた。
グッドフライデーを控えて取引は低調。BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合算出来高は約61億株で、今月平均の68億8000万株を下回った。
ニューヨーク証券取引の全銘柄の約56%、ナスダックでは61%がプラス圏で取引を終えた。