独身女真理愛の株ぶろぐ(2014年4月25日)

ukichi777a さん

45 PV

富士電機<6504、株価 - チャート>が反発し、一時42円高の476円まで買われた。24日引け後、15年3月期の連結業績予想を発表。増収増益見通しを示し、好感された。

15年3月期は、売上高7800億円(前期比2.6%増)、営業利益380億円(同14.7%増)、純利益230億円(同17.5%増)を予想。産業インフラ部門では、省エネ・更新需要を確実に取り込むほか、アジアでのエンジニアリング体制の強化で、競争力を高める。また。発電・社会インフラ部門では、高効率な火力発電設備および地熱発電設備の受注拡大に取り組む一方、引き続き需要が見込まれる太陽光発電システムを主体とした新エネルギー分野の拡大を目指す。前提となる為替レートは、1ドル=100円、1ユーロ=135円としている。

14年3月期決算は、売上高7599億1100万円(前期比1.9%増)、営業利益331億3600万円(同50.7%増)、純利益195億8200万円(同25.7%減)だった。未定としていた期末配当を4円(前期実績3円)に増額し、中間期配当3円(同2円)と合わせた年間配当は7円(同5円)となる見込み。

25日の終値は、前日比38円高の472円。

日立金属<5486、株価 - チャート>が反発。一時165円高の1489円まで買われた。24日引け後、15年3月期の連結業績予想を発表。増収増益に配当の増額計画を示し、好感された。

15年3月期業績は、売上高9100億円(前期比12.6%増)、営業利益680億円(同14.2%増)、純利益420億円(同6.6%増)を予想。自動車および産業インフラ・エネルギー関連製品を中心に、需要が引き続き堅調に推移するとみている。年間配当は、中間期10円(前期実績7円)、期末10円(前期は特別配当3円を含み10円)の合計20円(同17円)に増額する計画。

14年3月期決算は、売上高8079億5200万円(前期比50.8%増)、営業利益595億3600万円(同2.8倍)、純利益394億1700万円(同3.0倍)だった。

25日の終値は、前日比154円高の1478円。

ユナイテッド<2497、株価 - チャート>が前日比300円ストップ高配分の1534円。24日、未開示だった14年3月期の連結業績予想を発表し、大幅増収増益だったことが好感された。

売上高61億5600万円(前期比33.1%増)、営業利益1億3800万円(前期実績200万円)、最終損益1億100万円の黒字(同2億3600万円の赤字)となったもよう。

12年12月に吸収合併したスパイアが通年で貢献したほか、シナジー(相乗)効果が出てスマートフォンメディア事業、RTB(リアルタイム・ビッディング)広告事業が成長し、売上総利益が増加した。

決算発表は5月7日の予定。

光通信<9435、株価 - チャート>が3日続伸。SMBC日興証券では24日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)、目標株価9300円でカバーを開始している。

法人事業では、中小企業の顧客基盤を広げながらコピー機、LED、法人携帯・通信回線などの販売を伸ばしており、今後も営業力増強や取扱商品の多様化によって成長を続けると予想。個人向けの携帯販売においては、ソフトバンク端末の販売シェア1位であるほか、ウイルコムプラザの運営店舗数も業界最多であり、今後ヤフー<4689、株価 - チャート>によるY!mobileの展開では、店舗販売での中心的な役割を担うことを予測している。法人事業拡大に加え、個人向けでもY!mobileの展開によって成長期待が高まると考え、投資判断「1」としたとしている。

同証券では連結営業利益について、14年3月期327億円(前期比33%増、会社側計画は320億円)、15年3月期375億円、16年3月期416億円と試算している。

25日の終値は、前日比260円高の8450円。

エムスリー<2413、株価 - チャート>が反発。UBS証券では24日付で、投資判断を「ニュートラル」(中立)から「Buy」(買い)に、目標株価を1400円から1950円にそれぞれ引き上げている。

24日に、14年3月期連結業業績、15年3月期連結業績見通しを発表している。同証券では今回の決算のポイントとして、(1)MR君の14年3月期下期加速(2)海外の営業利益寄与の増大(3)買収などを通じて育ててきた治験やキャリア拡大の本格化――を挙げている。エビデンスで一過性ネガティブ(売上キャンセルに伴う費用の引き当て)はあったものの、全体として成長の力強さは増している印象とコメントしている。

また、同証券では業績予想を上方修正しており、連結営業利益について、15年3月期159億円(前期比29%増、従来136億円、会社側計画は150億円)、16年3月期192億円(従来150億円)と試算。巡航速度でのMR君の成長を予想することに加え、各種新規事業の利益貢献の持続的増大を新たに織り込んだとしている。

25日の終値は、前日比19円高の1482円。

<外為市場>  

         ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後5時現在 102.26/28  1.3831/35  141.45/49

 NY午後5時 102.31/33  1.3831/33  141.48/52

午後5時のドル/円<JPY=EBS>は、前日のニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの102円前半。午後に日経平均株価<.N225>がマイナス圏に沈む場面で圧迫されたが、為替市場の商いは低調で明確な方向感は出なかった。来週は日米で重要イベントが相次ぐが、引き続きトレンドが出にくいとの予想が出ている。

<株式市場>

 日経平均    14429.26円(24.27円高)

         14327.60円─14554.32円

 東証出来高   20億5452万株

 東証売買代金  1兆7578億円

東京株式市場で日経平均は小反発。前場にはTOPIX先物主導で上値を試す場面があったが、日経平均1万4500円以上の水準では買いが追随せず、伸び悩んだ。東証1部の売買代金は引き続き低調で、実需勢が様子見を強めるなか、短期筋による思惑売買が主体という。

  東証1部騰落数は、値上がり1202銘柄に対し、値下がりが474銘柄、変わらずが131銘柄だった。

<短期金融市場> 18時04分現在

 無担保コール翌日物金利             0.067%(速報ベース)

 3カ月物国庫短期証券流通利回り            ──  

 ユーロ円3カ月金利先物(2014年12月限)   99.800(─0.005)

                安値─高値     99.800─99.805

  無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.067%になった。

主な取り手は、地銀、信託、証券など。週末や大型連休前に、資金調達意欲がしっかりと示され、大手行が0.065%で調達すると、地銀や信託などが0.06%後半から0.07%に水準を切り上げて調達。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レート(平均)は0.100%に小幅低下。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。

<円債市場> 

 10年国債先物中心限月・6月限(東証)  144.86(─0.08)

                   安値─高値  144.70─144.99

 10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値)  0.620%(+0.010)

                 安値─高値     0.630─0.615%

長期国債先物は続落。消費増税に伴う便乗値上げなどで、事前に警戒感が出ていた4月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)が前年同月比2.7%上昇と市場予想(ロイター予測:プラス2.8%)を下回ったことを受けて買い戻しを誘った。ただ、前場は大型連休を前にした持ち高調整の動きに加えて、日銀が通告した国債買い入れで対象年限に中長期ゾーンが入らなかったことで売りを誘った。後場もさえない展開となったが、日経平均株価が上昇幅を縮小したことで、買い戻す動きもみられた。現物債は中期以降のゾーンに利回りへの上昇圧力がかかった。長期金利は一時0.630%と4月4日以来約3週ぶりの水準に上昇した。もっとも、午後の取引では、先物主導で長いゾーンには押し目買いが入った。国債買い入れオペは、残存10年超に関して利回格差の水準が市場実勢に収まったとの声が出ていた。

長期国債先物中心限月6月限の大引けは、前営業日比8銭安の144円86銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp上昇の0.620%。

<スワップ市場>

スワップ金利(17時35分現在の気配)

       2年物 0.24%─0.14%

       3年物 0.27%─0.17%

       4年物 0.31%─0.21%

       5年物 0.38%─0.28%

       7年物 0.55%─0.45%

      10年物 0.84%─0.74%

<4284> ソルクシーズ 458 +2システム開発のソルクシーズ<4284>は25日、第1四半期(2014年1月-3月期)決算を発表した。連結業績は、売上高が前年同期比12.7%増の26.03億円、営業利益が同63.5%増の1.27億円、経常利益が同5.1%減の1.31億円、純利益が同37.8%減の0.56億円になった。売上高と営業利益で2ケタの増収増益となった。

主力のソフトウェア開発事業において、金融業向けや製造業向けのSI/受託開発業務と大手自動車メーカー向けコンサルティング業務の売上が伸び、増収に寄与した。また、利益率の高い製造業向けSI/受託開発業務とコンサルティング業務が好調だったことで、営業利益も大幅に伸長した。売上高営業利益率は前年同期の3.4%から4.9%に上昇した。一方、経常利益では、前期に計上したデリバティブ評価益が今期大幅に減少したことが響いた。

通期での大幅増収増益を目指し、引き続き期初に定めた年度方針を推進する。本業のSIビジネスでは、業種・業務別に専門特化して非価格競争を強化するほか、上流のコンサルティング事業と下流のSI事業が連携して商機の創出や顧客開拓を行うことで競争力を強化する。また、クラウドサービス事業を中心にストック型ビジネスを拡大し、収益構造の安定化を図る。

通期業績予想は1月に発表した計画を据え置いた。連結業績は、売上高が前期比11.4%増の107.60億円、営業利益が同78.5%増の6.40億円、経常利益が同30.7%増の6.00億円、純利益が同29.7%増の3.50億円を見込んでいる。

同社は、金融・情報・基盤分野などに特化したシステム開発を主な事業とする企業グループ。従来型のシステム構築を手掛けるSIビジネスと、毎年安定的な収益を得られるストック型ビジネスを両輪とする。

大気社<1979、株価 - チャート>が反発。一時前日比105円高の2239円まで買われた。

24日引け後に、14年3月期業績予想を修正し、連結営業利益が従来予想の75億円(前期比23.6%減)に対して80億円(同18.5%減)になったもようだと発表した。利益改善への取り組みが進んだ。一方、独占禁止法関連損失引当金の計上などにより、純利益は従来予想の48億円(同22.6%減)に対して40億円(同35.5%減)となったもよう。

25日の終値は、前日比47円高の2181円。

JT<2914、株価 - チャート>が堅調、一時前日比65円高の3392円まで買われた。バークレイズ証券は25日付で同社の目標株価を4130円から4300円に引き上げた。レーティングは「オーバーウエート」継続。

同証は業績面に関し、たばこ事業において前期実績も今期計画も特段のサプライズはなく、今期は変則期決算であるにもかかわらず増配を発表した事に関しては安心感のある内容だと指摘。ただし、決算発表前に一部あった株主還元に対する高い期待感からの反動や、足元でのウィンストンの販売低迷などを懸念する動きもあると考えられ、短期株価が弱含む可能性もあるとした。

25日の終値は、前日比39円高の3366円。

清水建設<1803、株価 - チャート>が3日続伸。UBS証券では24日付で、投資判断「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は570円から600円に引き上げている。

24日、14年3月期連結業績見通しの上方修正を発表。営業利益は260億円(前期比98.4%増、従来155億円)に引き上げられている。同証券では、「相対的に利益率の高い土木工事の受注が好調」と指摘している。目標株価は、16年3月期予想の修正ROE(株主資本利益率)6.0%と6.3%のCoEから算出した0.96倍のPBRに、BPS(1株あたり純資産)の500円を乗じて算出した値に、不動産の含み益を加算した値の近似値600円に引き上げたとしている。

25日の終値は、前日比20円高の566円。

信越化学工業<4063、株価 - チャート>が軟調、一時前日比96円安の5990円まで売られた。バークレイズ証券は24日付で、今後12カ月の目標株価を6300円から6100円に引き下げた。レーティングは「イコールウエート」継続。

同証は、強じんな財務体質および塩ビ、シリコーン、半導体シリコンウエハーといった主要事業領域における競争優位性に対する●●●に変更はないが、ウエハーなどでは厳しい事業環境が継続すると指摘。株価は相対的に割安感に乏しいとする。

25日の終値は、前日比44円安の6042円。

<7751> キヤノン 3217 0 もみ合い。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は826億円で前年同期比51%増益、 700億円前後の市場コンセンサスを上回った。また、通期予想は3600億円から3650億 円に上方修正している。ただ、先に業績観測報道が伝わり、実績値は800億円前後に なったとされていることで、コンセンサス上振れにもポジティブなインパクトは限定 的にとどまる状況へ。通期予想の小幅な上方修正も想定線。第1四半期の上振れ着地 には、消費増税前の駆け込み需要発生なども影響したとみられ、その反動などを警戒 も。 <6305> 日立建機 1902 +22 買い優勢。前日に決算を発表、今期の業績見通しがポジティブなインパクトにつなが っている。前期営業利益実績は692億円で前期比34%増益、従来予想の830億円は大幅 に下回った。ただ、市場コンセンサスは700億円前後であり、特にネガティブな見方 は強まらず。一方、今期は800億円で同16%増益の見通しとしている。市場コンセン サスは720億円弱とみられ、減益に転じるとの見方も多かった。会社側の見通しは強 めとの見方だが、前期に続いて今期も10円の増配予想としており、会社側の自信とも 捉えられる形に。 <6645> オムロン 3630 -250 下げ目立つ。前日に決算を発表、好決算ながら、当面の材料出尽くし感につながる形 となっている。前期営業利益は680億円で前期比50%増益、従来予想の650億円を上回 った。一方、今期は740億円で同9%増益の見通しに。市場コンセンサスは前期が700 億円レベル、今期が790億円程度となっており、それぞれ下振れする状況に。UBS では第4四半期の減速を受けて、投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ している。 <4543> テルモ 1982 -110 軟調。前日には、米アナーバー工場に対するFDAの査察結果が発表されており、3 月末が想定されていた同工場製品の部分的な販売制限の解除が実現しなかったよう だ。このため、今期は30億円程度の品質改善費用が発生することになる。

売上への影 響なども警戒され、今期の減益リスクなどが高まる状況のようだ。なお、モルガン・ スタンレー(MS)では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」 に格下げ、目標株価も2600円から2000円に引き下げているもよう。 <6788> 日本トリム 4870 -1000 ストップ安比例配分。前日に発表した決算がネガティブインパクトに。前期営業利益 は31.1億円で前期比43%増益、従来予想の29.5億円を上振れる着地に。一方、今期は 30.5億円で同2%減益の見通し。40億円レベルであった市場予想を大きく下回る格好 に。いちよしではレーティングを「A」から「B」に格下げ、フェアバリューも 10000円から5500円に引き下げている。、成長期待が高かった米国子会社トリムジン 社の成長シナリオに大幅な修正を余儀なくされるためとしている。 <8515> アイフル 400 +48 上げ幅を広げる。自民党では貸金業の規制緩和の検討を開始すると伝わっており、あ らためて業界環境の改善を期待する動きが優勢になっているもよう。貸金業に認可制 導入を検討、認可された業者に限り、貸出上限金利を29.2%に引き上げたり、総量規 制を撤廃することなどを議論していく方針のようだ。先週末にも同様の報道が伝わ り、新たなサプライズは限定的だが、株価上昇場面ではショートポジションも増加し たと考えられ、買い戻しなどが急がれる状況ともみられる。 <5486> 日立金属 1478 +154 急騰。前日に決算を発表、実績営業利益は595億円で前期比2.8倍、従来予想560億円 を上振れる着地になった。今期は680億円で同14%増益の見通し、720億円程度の市場 コンセンサスは下回っているが、前期実績値の上振れ、保守的な為替前提などから、 慎重な見通しと捉えられているようだ。もともとガイダンスリスクへの警戒感が強ま っていたため、逆に、安心感が優勢となる状況にもなっている。 <7012> 川崎重工業 380 +28 決算発表後は上げ幅を広げる。前期営業利益は723億円で前期比72%増益、従来予想 の630億円を大幅に上回る着地に。

今期は同横ばいの730億円の見通しとしている。実 績値は市場コンセンサスを上振れ、今期見通しは想定を下回る形となっているが、保 守的な予想との見方から、実績値の上振れを評価する流れが先行。前期に続き、今期 も年間配当金は増配を予想している。また、15年度の営業利益目標は900億円として いるが、こちらは市場の予想線上となっている。 <6857> アドバンテスト 1133 -43 朝方は買いが先行。前日に決算を発表、実績営業損益は363億円の赤字、市場コンセ ンサス並みの水準で着地した。今期は100億円の黒字に転じる予想、コンセンサス水 準は上回るが、前第3四半期決算発表時に示した通りの水準であるため、想定通りの ガイダンスとはなっている。一方、1-3月期の受注高は391億円、前四半期比で42%の 増加となった。従来予想317億円を大幅に上回ったほか、市場の期待値も340億円程度 であった。今期の業績コンセンサスの切り上がりにつながる格好に。 <7205> 日野自動車 1373 -44 後場は大幅安スタートに。前引け後に決算を発表、営業利益は1122億円で前期比72% 増益、従来予想並みの水準で着地している。一方、今期は900億円で同20%減益と予 想、市場コンセンサスは1230億円レベルで大幅に下回る状況へ。先の業績観測報道で は、減益に転じる公算とされていたが、想定以上の減益幅と受け止められる形になっ ている。 <7974> 任天堂 10755 -245 冴えない動き。モルガン・スタンレー(MS)ではゲーム業界に関して、投資判断を 「インライン」としてカバレッジを再開している。カバー銘柄10社の中で、同社を唯 一「アンダーウェイト」と位置づけている。足元で順調な3DSは13年度でピークア ウトの可能性が高い一方、WiiUの販売数量伸び悩みは14年度に解消する可能性は 低く、業績不透明感は続くと予想している。金融資産は株価の下支えにつながるが、 株価上昇には本質的な利益成長につながるコンビクションが必要と。目標株価10000 円と設定している。

オムロン<6645、株価 - チャート>が続落、305円安の3575円まで売られ、3月20日に付けた年初来安値3730円を更新した。

UBS証券では24日付で、投資判断を「Buy」(買い)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を4600円から4000円にそれぞれ引き下げている。25日に14年3月期連結業績、15年3月期連結業績見通しを発表している。14年3月期第4四半期(1-3月)連結業績は、売上高が前年同期比18.1%増(第3四半期は20.8%増)、営業利益は同12.7%増(同78.1%増)に減速、同証券予想と比較して物足りなかった印象とコメント。15年3月期の会社側計画は、国内の消費税駆け込み反動減や中国など新興国の不透明感などにより慎重さもうかがえる内容としている。また、「決算説明会ではIABの成長率や利益率の目標が期待ほど高くないとの声が聞かれた」としており、同証券ではIABの成長構造の構築に注目したいとしている。

25日の終値は、前日比250円安の3630円。

東京市場午後3時のドル/円<JPY=EBS>は、前日のニューヨーク市場午後5時時点とほぼ変わらずの102円前半。午後に日経平均株価<.N225>がマイナス圏に沈む場面で圧迫されたが、為替市場の商いは低調で明確な方向感は出なかった。

来週は日米で重要イベントが相次ぐが、引き続きトレンドが出にくいとの予想が出ている。

この日の東京市場ではドル/円が伸び悩んだ。朝方に発表された4月の東京都区部コアCPIが市場予想を下回ると、102.22円付近で推移していたドル/円は15銭ほどの上昇で反応した。

午前10時前、日経平均がプラス圏に浮上。そのまま上げ幅を拡大すると、ドル/円は連れ高となった。輸入企業のドル買い/円売りも流入し、102.49円まで強含んだ。

ただ、さらなる上値追いにはエネルギー、材料ともに足らなかった。午後、日経平均が再びマイナス圏に沈むとドル/円は圧迫された。

市場では「顧客のフローはほとんどない。実需筋では一番(ドルを)買いたいところでも102円前半。輸出企業の売りはどんどん下がってきているが、実勢では売らない。上下にらみ合いの状態だ」(邦銀)との声が出ていた。

来週は日銀の金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)、4月米雇用統計と日米の重要イベントが相次ぐ。ある外為アナリストは、個々のイベント次第で値幅は出そうだが、ドル/円で明確なトレンドが出るとは考えにくいとの見方を示す。

日銀の金融政策は現状維持が見込まれていることに加え、FOMCでは資産買い入れ規模の縮小継続が決定されると予想されている。米雇用統計は市場予想とのかい離度合いで反応の大小が決まりそうだが、同アナリストは、FOMC後の発表になるため米連邦準備理事会(FRB)の金融政策への思惑は高まりにくいとする。

         ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後3時現在 102.36/38  1.3828/32  141.55/59

正午現在   102.41/43  1.3833/37  141.67/71

 午前9時現在 102.30/32  1.3828/32  141.47/51

 NY午後5時 102.31/33  1.3831/33  141.48/52

外食大手のすかいらーくが2014年4月25日、東京証券取引所に上場を申請すると同日付の日本経済新聞電子版が報じた。

すかいらーくは2006年にMBOによって上場を廃止し、11年から米投資会社ベインキャピタルの傘下で経営改革を進めてきた。日経新聞によると再上場は9月末の見通しで、上場時には数百億円の新株を発行。その資金をもとに、新規出店やシニア層、単身者も使いやすい店への改装などを進めるという。

東京株式市場で日経平均は小反発。前場にはTOPIX先物主導で上値を試す場面があったが、日経平均1万4500円以上の水準では買いが追随せず、伸び悩んだ。東証1部の売買代金は引き続き低調で、実需勢が様子見を強めるなか、短期筋による思惑売買が主体という。

午前10時ごろからTOPIX先物<JTIc1>に断続的な買いが入り、相場全体を押し上げた。一部では「国内年金筋の資金が入っているのでは」(外資系証券トレーダー)との見方が聞かれ、日経平均は午前10時13分にきょうの高値1万4554円32銭を付けた。買い一巡後、指数は伸び悩んだが、終値ベースではTOPIX100<.TOPX100>の上昇率が0.30%にとどまる一方、TOPIX Small<.TOPXS>は同0.65%となり、物色に広がりがみられたという。東証1部の騰落数では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数の2.5倍となった。

もっとも東証1部の売買代金は1兆7578億円と徐々に回復しているものの、10営業日連続で活況の目安とされる2兆円割れ。実需投資家のロングが積み上がっているわけではなく、「連休前でポジションを調整している印象」(準大手証券トレーダー)という。いちよしアセットマネジメント執行役員の秋野充成氏は「大筋合意に至らなかった環太平洋連携協定(TPP)や、上振れしなかったCPI、来週の日銀金融政策決定会合を前に緩和期待で買い上げる『日銀トレード』などの思惑で短期筋が売買しているだけ」と冷静にみていた。

一方、個別銘柄では決算発表を受けた売買が増えている。24日に発表された2015年3月期連結営業利益予想が800億円(前年比15.7%増)と市場予想の700億円程度を上回ったことが好感され、日立建機<6305.T>が反発。出来高は前日比2倍強に膨らんだ。半面、日中に今期の減益見通しを発表した資生堂<4911.T>や神戸製鋼所<5406.T>は発表後に軟化。市場では「弱いガイダンスを示す企業が散見されるが、消費増税などの影響を警戒しているだけで想定の範囲内。全般相場への影響は軽微」(国内証券)との声が出ていた。

東証業種別株価指数では鉱業やその他金融業、医薬品が堅調。半面、不動産や証券、精密機器などが売られた。東証1部騰落数は、値上がり1202銘柄に対し、値下がりが474銘柄、変わらずが131銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      14429.26 +24.27

寄り付き    14369.72

安値/高値   14327.6─14554.32

TOPIX<.TOPX>

終値       1169.99 +5.09

寄り付き     1163.58

安値/高値    1160.64─1177.82

東証出来高(万株) 205452

東証売買代金(億円) 17578.75

25日後場の日経平均株価は前日比24円27銭高の1万4429円26銭と小反発。前引けにかけて伸び悩んだ流れを引き継ぎ、後場寄り付きから売りが先行した。円下げ渋りとともに株価指数先物売りを交えて軟化し、午後2時2分には1万4367円01銭(前日比37円98銭安)まで押し戻される場面があった。香港ハンセン指数などアジア株安も重しとして意識された。その後の切り返しは限定され、方向感に乏しく、前日終値近辺でもみ合い商状となった。週末要因に加え、本格化する主要企業の3月期決算を見極めたいとの空気もあり、手控え気分が尾を引いた。

東証1部の出来高は20億5452万株、売買代金は1兆7578億円。騰落銘柄数は値上がり1202銘柄、値下がり474銘柄、変わらず131銘柄。

市場からは「決算には敏感に反応し、局地戦の様相であり、指数はカヤの外だ。来週は決算発表が増え、個別株物色の色彩を一段と強めてくるだろう。ただ、30日の日銀金融決定会合に向けて、仕掛け的な動きが出るかもしれない」(準大手証券)との声が聞かれた。

業種別では、国際帝石<1605、株価 - チャート>、K&Oエナジ<1663、株価 - チャート>などの鉱業株が引き続き堅調。アイフル<8515、株価 - チャート>、オリコ<8585、株価 - チャート>などのその他金融株も上昇。中外薬<4519、株価 - チャート>、JCRファーマ<4552、株価 - チャート>などの医薬品株も高い。ブリヂス<5108、株価 - チャート>、三星ベルト<5192、株価 - チャート>などのゴム製品株も買われた。小売株も値を上げ、なかでヤフー<4689、株価 - チャート>と資本・業務提携するブックオフ<3313、株価 - チャート>がストップ高配分となり、ジョイ本田<3191、株価 - チャート>などの上げも目立った。

個別では、15年3月期連結業績予想は営業・経常減益も純利益15.8%増の富士機工<7260、株価 - チャート>がストップ高配分となり、値上がり率トップ。自社株買い決議のKABU.C<8703、株価 - チャート>や、15年3月期に連結営業利益14.2%増を見込み、3円増配予定の日立金属<5486、株価 - チャート>、15年3月期に連結営業利益18.2%増を見込む太平洋工<7250、株価 - チャート>なども値上がり率上位。

半面、三菱地所<8802、株価 - チャート>、東建物<8804、株価 - チャート>などの不動産株が軟調。大和証G<8601、株価 - チャート>、野村<8604、株価 - チャート>などの証券株も引き続きさえない。米子会社工場がFDA(米食品医薬品局)から査察を受けた結果、30億円の改善費用を追加したテルモ<4543、株価 - チャート>や、マニー<7730、株価 - チャート>などの精密機器株も値を下げた。14年3月期の連結業績予想を下方修正した日合成<4201、株価 - チャート>や、15年3月期に連結営業利益15.4%減を見込む資生堂<4911、株価 - チャート>などの化学株も売られた。

個別では、15年3月期に連結純利益22.6%減を見込む日本トリム<6788、株価 - チャート>がストップ安配分となり、値下がり率トップ。第3四半期(13年7月-14年3月)連結決算で大幅増益も目先材料出尽くし感からボルテージ<3639、株価 - チャート>も利益確定売りが継続。15年3月期の連結業績予想で減益の東洋機械<6210、株価 - チャート>や、15年3月期に連結営業利益31.4%減を見込む日車輌<7102、株価 - チャート>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が上昇した。

マザーズ指数が反発。サイバーエージェント<4751、株価 - チャート>が好決算を発表して大幅高して指数をけん引。前期見通し開示のユナイテッド<2497、株価 - チャート>も大幅高した。個別ベースではフィックスターズ<3687、株価 - チャート>が乱高下し、ホットリンク<3680、株価 - チャート>も反落。東証1部へ上場市場変更のパイプドビッツ<3831、株価 - チャート>は買われた。ジャスダックでは週末要因もあってガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765、株価 - チャート>やクルーズ<2138、株価 - チャート>が鈍い動き。リプロセル<4978、株価 - チャート>も上値が重い。

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