個別では、15年3月期連結業績予想は営業・経常減益も純利益15.8%増の富士機工<7260、株価 - チャート>がストップ高配分となり、値上がり率トップ。自社株買い決議のKABU.C<8703、株価 - チャート>や、15年3月期に連結営業利益14.2%増を見込み、3円増配予定の日立金属<5486、株価 - チャート>、15年3月期に連結営業利益18.2%増を見込む太平洋工<7250、株価 - チャート>なども値上がり率上位。
半面、三菱地所<8802、株価 - チャート>、東建物<8804、株価 - チャート>などの不動産株が軟調。大和証G<8601、株価 - チャート>、野村<8604、株価 - チャート>などの証券株も引き続きさえない。米子会社工場がFDA(米食品医薬品局)から査察を受けた結果、30億円の改善費用を追加したテルモ<4543、株価 - チャート>や、マニー<7730、株価 - チャート>などの精密機器株も値を下げた。14年3月期の連結業績予想を下方修正した日合成<4201、株価 - チャート>や、15年3月期に連結営業利益15.4%減を見込む資生堂<4911、株価 - チャート>などの化学株も売られた。
個別では、15年3月期に連結純利益22.6%減を見込む日本トリム<6788、株価 - チャート>がストップ安配分となり、値下がり率トップ。第3四半期(13年7月-14年3月)連結決算で大幅増益も目先材料出尽くし感からボルテージ<3639、株価 - チャート>も利益確定売りが継続。15年3月期の連結業績予想で減益の東洋機械<6210、株価 - チャート>や、15年3月期に連結営業利益31.4%減を見込む日車輌<7102、株価 - チャート>などの下げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が上昇した。