25日後場の日経平均株価は前日比24円27銭高の1万4429円26銭と小反発。前引けにかけて伸び悩んだ流れを引き継ぎ、後場寄り付きから売りが先行した。円下げ渋りとともに株価指数先物売りを交えて軟化し、午後2時2分には1万4367円01銭(前日比37円98銭安)まで押し戻される場面があった。香港ハンセン指数などアジア株安も重しとして意識された。その後の切り返しは限定され、方向感に乏しく、前日終値近辺でもみ合い商状となった。週末要因に加え、本格化する主要企業の3月期決算を見極めたいとの空気もあり、手控え気分が尾を引いた。