独身女の個人株投資トレード

ukichi777a さん

2744 PV

戸田建設<1860、株価 - チャート>が3日続伸。一時前日比41円高の386円まで買われ、9月10日に付けた年初来高値384円を更新した。午前10時26分時点は同6円高の351円。

29日引け後に、14年3月期業績予想を上方修正し、連結純利益予想を76億円から100億円(前期は652億8500万円の赤字)へ引き上げた。完成工事利益が従来予想よりも改善すると見込んでいる。13年9月中間期(4-9月)は計画を上回り、連結純利益は従来予想の38億円に対して111億円(前年同期は338億2400万円の赤字)となったもよう。

<3668> コロプラ 2741 -114売り優勢。同社やクルーズ<2138>など、ゲーム関連が総じて軟調に推移している。ガンホー<3765>が第3四半期の低調な決算を受けてストップ安まで急落となっており、ゲーム関連には連想感が波及し、決算発表に対する警戒感が先行しているようだ。なお、同社など主力株の下落が重しとなり、マザーズ指数は2%超の大幅下落へ。

<4348> インフォコム 888 -127下げ目立つ。上期営業利益は前年同期比10.2%減の9.3億円、最終利益は同15.1%減の5.5億円と2桁減益となったことが嫌気されている。従来予想の営業利益は10.0億円、最終利益は6.0億円が見込まれており、計画の下振れがネガティブ材料視される格好に。また、直近では電子書籍関連の一角として物色が強まっていたため、失望感も先行へ。

<3064> MonotaRO 2341 -289下落率トップ。前日に第3四半期の決算を発表、通期予想は下方修正しており、高成長銘柄としての位置づけが高まっていたことから、失望売りが集まる展開になっている。第3四半期累計営業利益は30億円で前年同期比41.6%増益、上半期の44.8%増益に対して、7-9月期では36.7%増益と、増益率はやや鈍化の方向に。通期予想は従来の40.5億円から37.7億円に下方修正している。中小製造業を中心とした既存顧客の需要が回復に至っていないもよう。

寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。上げ幅は100円を超えている。前日の米国株市場でダウ工業株30種が約1カ月半ぶりに過去最高値を更新したほか、為替も円安に傾くなど外部環境が改善し、幅広い銘柄に買いが先行している。

食料品、情報・通信が高く、建設、銀行などの内需系もしっかり。

米連邦公開市場委員会(FOMC)が現状の金融緩和を維持するとの見方から、欧米市場では運用リスクを取る動きが加速している。日経平均も節目の1万4500円に接近しているが、金融相場の流れに乗れず売買代金が膨らまないと上値が重くなるとみられている。オムロン<6645.T>など、好業績銘柄を物色する流れは継続している。

(前営業日比)

日経平均<.N225> 14464.67 +138.69

日経平均先物中心限月<2JNIc1> 14480 +140

日立国際電気<6756、株価 - チャート>についてクレディ・スイス証券では29日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)、目標株価1280円を継続している。13年9月中間期(4-9月)連結業績についてポジティブな印象とし、SPE売上増、ミックス改善やTSMC前倒し投資を背景とした受注上ブレに伴う工場稼働益が寄与したとみているという。また、SPE事業の費用増の有無、下期SPE受注案件、受注上ブレ傾向の映像・無線NW事業の業績予想据え置き理由、などを精査し、業績のアップサイドの余地を確認したいと指摘している。

29日の終値は、前日比55円高の1294円。

<4726> ソフトバンテク 1833 -42ソフトバンク・テクノロジー<4726>は、アドビシステムズの提供する総合デジタルマーケティングソリューションの提供を開始する。総合デジタルマーケティングソリューションである「Adobe Marketing Cloud」における、「Adobe Media Manager」、「Adobe Social」を新たに提供開始することにより、国内で初めて、「Adobe Marketing Cloud」の5つのソリューションを提供することができるアドビ プレミアムパートナーとなった。

ソフトバンク・テクノロジーは、事業領域の一つであるイービジネスサービス事業において、アドビ システムズの提供するデジタルマーケティング製品を注力製品としている。アドビ システムズが提唱するデジタルマーケターの進化を支援するソリューション「Adobe Marketing Cloud」の5つのソリューションラインナップをサービス展開することにより、顧客のデジタルマーケティング活用の加速を支援する。

「Adobe Marketing Cloud」は、分析、ソーシャル、広告、ターゲティング、エクスペリエンス管理という包括的なソリューションと、マーケティングに求められるすべてを示すリアルタイムなダッシュボードが含まれる。

<6871> マイクロニクス 660カ -ストップ高買い気配。前期営業利益を7.0億円から13.0億円へと大幅に上方修正したことが好感されている。モバイルDRAM向けプローブカードの需要好調が継続したことが背景。8月にも通期の営業利益見通しを3.0億円から7.0億円へと上方修正しており、再度の大幅な上振れにポジティブなインパクトが強まっている。また、前期末配当を無配から1株当たり10円としたことも支援材料に。

<7270> 富士重 2703 +23反発も戻り売りスタンス。米株高の流れを受けて、買い先行の展開になりそうである。しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、米金融緩和政策の縮小が先送りされると想定されるなか、円高・ドル安基調が輸出関連企業などの利食いに向かわせる可能性もある。

<5214> 日電硝子 481 +14買い先行。先週末に上半期の決算を発表している。営業利益は104億円で前年同期比38%減、従来予想レンジの範囲内での着地となった。一方、通期営業利益は150-210億円の従来予想レンジから190-220億円のレンジに上方修正。市場予想は160億円レベルであったため、上方修正は想定外との見方になっているようだ。ただ、モルガンでは、高水準の在庫が懸念され、素直に営業利益を評価できずとの見解。

28日の日経平均株価は前週末比173円46銭高の1万4261円65銭で寄り付き、反発スタートとなった。前週末25日の米国株式が続伸したことや、為替相場が前週末に円高・ドル安が進んだ反動で、ドル・円が1ドル=97円台半ばと前週末25日終値に比べ円安に傾いていることなども支援材料となったようだ。東証業種別指数は33業種中31業種は上昇、2業種が下落している。

業種別では、第一生命<8750、株価 - チャート>や東京海上<8766、株価 - チャート>など保険株、NTT<9432、株価 - チャート>、KDDI<9433、株価 - チャート>など情報通信株が上昇。大建工<7905、株価 - チャート>、任天堂<7974、株価 - チャート>などその他製造株や、伊藤忠<8001、株価 - チャート>、住友商<8053、株価 - チャート>など卸売株も高い。日立<6501、株価 - チャート>、ソニー<6758、株価 - チャート>など電機株、トヨタ<7203、株価 - チャート>、デンソー<6902、株価 - チャート>など輸送用機器株に買いが先行している。大和証G<8601、株価 - チャート>、野村<8604、株価 - チャート>など証券株や旭硝子<5201、株価 - チャート>、太平洋セメ<5233、株価 - チャート>などガラス・土石株も堅調。

個別では、前週末25日に13年9月中間期と14年3月期の連結業績予想を上方修正と期末配当の増額を発表した小森<6349、株価 - チャート>が急反発。同25日に、13年9月中間期の連結業績予想を上方修正したローランド<7944、株価 - チャート>も反発している。半面、前週末25日引け後、13年9月中間期と14年3月期の単体業績予想を下方修正し、通期では最終赤字に転落する見通しを示した高田機工<5923、株価 - チャート>が急反落して東証1部値下がり率上位に入っている。同じく25日引け後に、13年9月中間期と14年3月期の連結業績予想を下方修正したワタミ<7522、株価 - チャート>が続落となっている。

東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「6社ベースで、売り1000万株、買い1640万株で、差し引き640万株の大幅買い越し」(外資系証券)。午前9時27分時点の東京外国為替市場は、1ドル=97円台半ば(前週末25日終値は1ドル=97円01-03銭)、1ユーロ=134円半ば(同134円12-16銭)で取引されている。

寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。前週末の米国株高や円高一服感など外部環境の落ち着きが支援材料となり、東京市場は買い先行となった。

日経平均は前週後半にかけて大幅に値を下げており、自律反発狙いの買いや値ごろ感からの買いが見込まれるほか、国内企業の決算本格化を前に上方修正期待も広がりやすいという。一方、中国の短期金利上昇などをきっかけとする先物売りへの警戒感もくすぶっている。

(前営業日比)

日経平均<.N225> 14261.65 +173.46

日経平均先物中心限月<2JNIc1> 14270 +150

寄り付きの株式市場で、三菱自動車工業<7211.T>が続伸。優先株の全額処理に向け、来年1月にも2000億円規模の公募増資に踏み切る方針を固めたことが26日、ロイターによる関係者への取材で分かった。

希薄化懸念よりも、復配などへの期待が先行する動きになっている。

複数の関係者によると、三菱自動車は調達した約2000億円を使い、優先株の大半を簿価より低い価格で買い戻して消却する。残りは普通株に転換し、三菱重工業<7011.T>、三菱商事<8058.T>、三菱東京UFJ銀行の三菱グループ3社が計34%を保有し続ける。

環境技術の開発負軽減に向け合従連衡が進む自動車業界で、特定の提携相手がいない三菱自動車の後ろ盾になる。公募増資で株式が希薄化するため、34%の維持に向けて三菱重工が株式を買い増す方向で調整を進めている。経営の足かせとなっていた優先株問題に区切りをつけ、アジア戦略の強化を中心に成長路線へ舵を切りたい考えだ。

<6758> ソニー 1889 +38買い先行。クレディ・スイスでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も1600円から2600円に引き上げている。テック業界全体で成長ドライバーが不在となる中、独自要因のPS4投入やスマホの海外展開で、同社のトップラインの成長は可能と判断しているもよう。なお、上半期決算は下振れが想定され、決算発表後の買いを推奨としている。

ユニバーサルエンターテインメント<6425、株価 - チャート>はパチスロ大手。

14年3月期の業績予想は営業段階から2ケタ減益見通しで、経常利益は前期比31.6%減の307億円を見込んでいる。パチスロ新機種の投入計画が「前期の6タイトル・23万6000台を、今期は6タイトル以上25万台を目指しており、1タイトル当たりの利益率が低下するため」(広報・IR室)という。開発費や広告宣伝費に加え、前期に計上した米国社の持分利益の計上がなくなることも響く見通し。11月8日に13年9月中間期(4-9月)決算の発表を予定している。

もっとも、株価は業績悪化予想を織り込み、下値固めの動き。前期実績の期末20円、年間50円の配当は「未定」としているが、指標(予想PER9倍台、PBR0.9倍台)は割安。2100円台に控えるまとまった戻り売りを消化できれば、年初来高値(2699円、4月26日)を目指し、持ち直しの動きが期待できそうだ。

市場では、「フィリピン(マニラ)でカジノリゾートを開発に着手するなどカジノ関連株のひとつとして注目されている」(ネット証券)という。会社側は「オープンは未定だが計画通りに建設は進んでいる」(広報・IR室)としている。

28日の終値は、前週末比20円高の2055円。

スター精密<7718、株価 - チャート>は工作機械事業を主力に、携帯電話向け部品、小型プリンター、HDD駆動装置向け部品などを手掛ける。

14年2月期予想の連結経常利益は前期比28.7%増の29億円。期初予想は33億円だった。円安はプラス要因となったが、「工作機械事業で仕向け地の違いなどで利益が伸び悩んだ」(佐藤衛取締役執行役員)という。もっとも、足元では国内を中心に持ち直しの動きを強め、「スマートフォン向けの受注も取れ始めている」(同)という。為替相場が円安に傾いていることもフォローとなりそうだ。想定為替レートは1ドル=95円、1ユーロ=125円。

期末配当は2円増配の17円、年間では4円増配の年34円を計画。予想配当利回りは年3.2%台と高く、株価をサポートしている。

28日の終値は、前週末比12円高の1039円。

ハニーズ<2792、株価 - チャート>は10代前半から30代後半までの女性顧客層をターゲットに、国内、中国での事業拡大に力を注いでいる。

14年5月期第1四半期(13年6-8月)の連結経常利益は前年同期比4.4%減の7億2000万円だった。「デリバティブ評価損を計上したため」(西名孝取締役常務執行役員)という。

もっとも、本業の好調は続いており、13年11月中間期(6-11月)の連結利益予想(同3.6%増の24億5000万円)、通期予想(前期比3.2%増の54億円)ともに期初計画を変更していない。

今期の新規出店は、国内が45店(前期実績は19店)、中国は180店(同209店)。既存店の売上高想定は国内が前期比1.0%増、中国は同マイナス5%を計画している。中国は高水準の新規出店を継続しながら既存店の建て直しを図る一方、国内事業も伸ばすことで増収増益を目指す方針だ。期末配当は15円(年30円)は継続する計画。

28日の終値は、前週末比2円高の1074円。

オルガノ<6368、株価 - チャート>が28日、13年9月中間期(4-9月)および14年3月期の連結業績予想を下方修正した。

通期業績見通しでは、売上高が前回予想の730億円から670億円(前期比0.4%増)へ、営業利益は同30億円から5億円(同85.7%減)に引き下げられた。中間期において、国内産業全般で設備投資やメンテナンス・改造工事が延期され、減収とともに採算が悪化(赤字転落)。通期では、受注は上向きつつあるが、引き続き設備投資やメンテナンス・改造工事の実施は低水準になると予想している。

28日の終値は、前週末比11円安の470円。

佐田建設<1826、株価 - チャート>が28日、13年9月中間期(4-9月)連結業績が赤字予想から一転して黒字になったもようであると発表した。

純利益が前年同期比8.6倍の1億8000万円となったもよう。従来予想は6100万円の赤字だった。

工事減価の圧縮などにより完成工事総利益が改善した。14年3月期予想は、資材や労務費などの仕入れ価格の動向が不透明であるとして、従来予想を据え置いた。

28日の終値は、前週末比48円高の174円。

トーモク<3946、株価 - チャート>が28日、13年9月中間期(4-9月)の連結業績予想を上方修正した。

中間期業績見通しは、売上高が前回予想の675億円から687億円(前年同期比6.9%増)へ、営業利益は同17億円から20億円(同2.9倍)に引き上げられた。住宅販売が想定よりも増加し、コスト削減をいっそう進めたことにより、収益が拡大した。

28日の終値は、前週末比21円高の316円。

JSR<4185、株価 - チャート>28日、13年9月中間期(4-9月)の連結決算とともに14年3月期の業績予想を下方修正した。

通期業績見通しは、売上高が前回予想の4150億円から4000億円(前期比7.7%増)へ、営業利益は同430億円から370億円(同5.1%増)に引き下げられた。下期のおもな需要業界において、自動車タイヤの生産は回復に向かう見込みだが、半導体市場の低迷は継続し、FPD(フラット・パネル・ディスプレー)パネルメーカーの生産調整も懸念されるとしている。

中間期決算は、売上高が1887億8500万円(前年同期比3.4%増)、営業利益は178億4700万円(同4.6%増)だった。

28日の終値は、前週末比77円高の1867円。

パイオラックス<5988、株価 - チャート>が28日、13年9月中間期(4-9月)連結業績を上方修正し、純利益が前年同期比22.0%増の27億8000万円になったもようだと発表した。従来予想は同21.0%減の18億円。中間期は、円安効果、完成車メーカーの自動車生産台数の増加、および費用削減の推進などにより、一転増益となった。

28日の終値は、前週末比155円高の3495円。

(カッコ内は前営業日比、%は利回り)

ドル/円    終値    97.66/71

始値    97.62/64

前営業日終値    97.39/43

ユーロ/ドル  終値   1.3784/87

始値   1.3783/84

前営業日終値   1.3801/06

30年債

(2110GMT)     100*04.00(‐0*14.50)=3.6179%

前営業日終値     100*18.50(+0*11.50)=3.593%

10年債

(2110GMT)     99*25.50(‐0*05.50)=2.5233%

前営業日終値     99*31.00(+0*05.00)=2.503%

5年債

(2110GMT)     100*13.25(‐0*01.50)=1.2878%

前営業日終値     100*14.75(+0*04.00)=1.278%

2年債

(2110GMT)      99*28.50(‐0*00.25)=0.3072%

前営業日終値    99*28.75(+0*00.25)=0.303%

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         15568.93(‐1.35)

前営業日終値    15570.28(+61.07)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         3940.13(‐3.23)

前営業日終値    3943.36(+14.40)

S&P総合500種<.SPX>

終値         1762.11(+2.34)

前営業日終値    1759.77(+7.70)

COMEX金(12月限)(ドル/オンス)

終値    1352.2(‐0.3)

前営業日終値    1352.5(+ 2.2)

COMEX銀(12月限)(セント/オンス)

終値    2253.8(‐10.1)

前営業日終値    2263.9(‐18.3)

北海ブレント原油先物(12月限)(ドル/バレル)

終値    109.61(+2.68)

前営業日終値    106.93(‐0.06)

米WTI原油先物(12月限)(ドル/バレル)

終値    98.68(+0.83)

前営業日終値    97.85(+0.74)

CRB商品指数(ポイント)<.TR●●RB>

終値    281.8705(‐0.6852)

前営業日終値    282.5557(+0.8931)

<為替> ドルが小幅上昇。ただ、米連邦準備理事会(FRB)が現行の金融緩和策を来年まで継続するとの見方から、主要通貨バスケットに対し9カ月ぶりの安値付近にとどまった。

29─30日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)は金融政策を変更せず、米財政問題の景気への影響を見極めようとする公算が大きい。FRBの資産買い入れ縮小の開始は来年3月以降との見方が大勢となっている。

<債券> 国債価格が小幅安。今週の総額960億ドルの入札に備える動きが見られた。

トレーダーやアナリストの間では、今週の入札は堅調になるとの声が聞かれる。FRBが30日のFOMCで資産買い入れ規模を据え置くとみられているためだ。

<株式> S&P総合500種が過去最高値を更新して引けた。FRBが29─30日のFOMCで金融緩和の規模を現在の水準に維持するとの観測から上昇した。

ただ、全体としては小幅な値動きとなり、ダウ工業株30種とナスダック総合はやや下落して終了した。

アップル<AAPL.O>は取引終了後に発表される四半期決算を控え、通常取引で0.7%上昇した。だが、決算発表を受け、時間外取引では5%下げた。

<金先物> 米量的金融緩和の長期化観測から買われたが、あと上げ幅を削った。

相場は弱含みで寄り付いた。FRBがこの日発表した9月の鉱工業生産が7カ月ぶりの高い伸び率となったことでリスク回避姿勢が和らぎ、一段安となる場面もあった。ただその後、相場は電子取引で一時1361.80ドルと約1カ月ぶりの高値まで上伸。9月の中古住宅販売仮契約指数が不振で、FRBによる量的緩和の縮小は当分難しいとの見方が強まったことや、チャート筋の買いなどが相場の強材料となった。

<米原油先物> 3日続伸。米国の量的緩和策の継続期待を手掛かりに買われた。

朝方発表された米経済指標は強弱まちまち。9月の鉱工業生産指数と設備稼働率がそろって市場予想を上回った一方、同月の中古住宅販売仮契約指数は上昇見通しに反して低下。これらの統計を眺めて、取引序盤は方向感なくもみ合ったが、あと買いが優勢の展開となった。

28日の米国株式市場は、S&P総合500種が過去最高値を更新して引けた。米連邦準備理事会(FRB)が29─30日の連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和の規模を現在の水準に維持するとの観測から上昇した。

ただ、全体としては小幅な値動きとなり、ダウ工業株30種とナスダック総合はやや下落して終了した。

ダウ工業株30種<.DJI>は1.35ドル(0.01%)安の1万5568.93ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は3.23ポイント(0.08%)安の3940.13。

S&P総合500種<.SPX>は2.34ポイント(0.13%)高の1762.11。

アップル<AAPL.O>は取引終了後に発表される四半期決算を控え、通常取引で0.7%上昇した。だが、決算発表を受け、時間外取引では5%下げた。

医薬品のメルク<MRK.N>は2.6%下落し、ダウ工業株30種を押し下げた。四半期決算で主力の糖尿病治療薬「ジャヌビア」の売上高が減少し、主力製品をめぐる懸念が強まった。

一方でバイオ医薬品のバイオジェン・アイデック<BIIB.O>は0.9%高。第3・四半期決算が増益となり、通年の業績見通しを上方修正した。

米肥料大手のモザイク<MOS.N>は、同業のCFインダストリーズ・ホールディングス<CF.N>からリン酸塩事業を12億ドルで買い取る方針を明らかにした。CFインダストリーズは4.2%高。モザイクも1.6%上昇した。

難航していた米財政協議の決着に伴う安心感や、FRBが少なくも向こう数カ月は金融緩和を維持するとの期待感が、相場を押し上げている。

ジャニー・モンゴメリー・スコットの首席投資ストラテジスト、マーク・ラスチーニ氏は、市場参加者はFOMCの結果を待っているとしながらも、「何を待っているのかが分からない。FRBが財政問題について繰り返し指摘しているという事実を踏まえると、私はFRBの政策が今週変更されるとは予想していない」と述べた。その上で、現在の相場水準では、景気が実際に力強さを増していることを示す証拠を伴わない株価の上昇は合理的ではないとの見方を示した。

この日発表された米経済指標では、9月の鉱工業生産で製造業部門の生産は小幅なプラスにとどまった。また9月の住宅販売保留指数は約3年半ぶりの大幅な低下となった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         15568.93(‐1.35)

前営業日終値    15570.28(+61.07)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         3940.13(‐3.23)

前営業日終値    3943.36(+14.40)

S&P総合500種<.SPX>

終値         1762.11(+2.34)

前営業日終値    1759.77(+7.70)

*内容をさらに追加して再送します。

0901GMT    25日終盤

ユーロ/ドル <EUR=> 1.3811   1.3804

ドル/円   <JPY=> 97.62   97.41

ユーロ/円  <EURJPY=> 134.79  134.42

28日終値     前営業日終値

株 FT100 6725.82(+4.48)  6721.34

クセトラDAX     8978.65(‐7.09) 8985.74

金 現物午後値決め     1361.00       1347.75

(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)

先物清算値

3カ月物ユーロ(12月限)   99.73 (+0.00) <FEIZ3>

独連邦債2年物(12月限)  110.38 (‐0.00) <FGBSZ3><0#FGBS:>

独連邦債5年物(12月限)  124.70 (+0.04) <FGBMZ3><0#FGBM:>

独連邦債10年物(12月限) 141.15 (+0.09) <FGBLZ3><0#FGBL:>

独連邦債30年物(12月限) 125.06 (+0.08) <FGBXZ3><0#FGBX:>

現物利回り

独連邦債2年物       0.196 (0.188) <DE2YT=TWEB><0#DE2YT=TWEB>

独連邦債5年物       0.773 (0.773) <DE5YT=TWEB><0#DE5YT=TWEB>

独連邦債10年物      1.751 (1.753) <DE10YT=TWEB><0#DE10YT=TWEB>

独連邦債30年物      2.637 (2.638) <DE30YT=TWEB><0#DE30YT=TWEB>

<為替> ドルが小幅高。ただ、週内に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた警戒感から、主要通貨バスケットに対し9カ月ぶりの安値付近にとどまっている。

米連邦準備理事会(FRB)が29─30日のFOMCで、現行の緩和策を維持するとの見方が大勢。また、多くのエコノミストの間では、資産買い入れプログラムの縮小開始は来年3月までないとの見方が根強い。

主要6通貨に対するICEフューチャーズUSドル指数<.DXY>は、0.2%上昇の79.308。一時79.154まで下落し、前営業日につけた9カ月ぶりの安値である78.998に迫った。

ロイターのデータによると、薄商いの中、ユーロ/ドルは0.1%安の1.3786ドル。

ドル/円は一時、0.4%高の97.78円。日銀が超緩和スタンスを維持する一方、FRBがいずれ緩和縮小に動くとみられる中、日米金利差が引き続きドルを下支えている。

<株式> ロンドン株式市場はほぼ横ばい。企業決算が強弱まちまちで利益確定の売りが出たほか、悪天候の影響で取引が低調となり、上昇が一服した。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は4.48ポイント(0.07%)高の6725.82。

この日は英国やオランダを襲った暴風の影響で市民の通勤に支障が出たことから、出来高は90日平均の8割程度にとどまった。

また多くの航空便が欠航となったことを嫌気して航空株が売られた。イージージェット<EZJ.L>は2.2%安、ブリティッシュ・エアウェイズやイベリア航空を傘下に持つIAG<ICAG.L>は1.2%安。

保険株も軟調で、アヴィヴァ<AV.L>とブルーデンシャル<PRU.L>がともに0.6%下げた。

一方、発電機レンタルのアグレコ<AGGK.L>は6%急伸。下期と通年の基調的売上高と利益率がいずれも前年を上回るとの見通しを示したことを好感した。

欧州株式市場は小幅続落。米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和規模の縮小時期を占う上で手掛かりとなる米景気指標の発表を週内に控え、大掛かりな売買に慎重な姿勢が目立った。



FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.83ポイント(0.14%)安の1282.93。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は12.46ポイント(0.41%)安の3022.04。

市場関係者によると、30日の10月全米雇用報告(ADP)や、11月1日の10月米ISM製造業景気指数に注目が集まっているという。

ホテル経営世界大手のインターコンチネンタル・ホテルズ<IHG.L>は2.3%安、米国内での収益の伸び鈍化が響いた。

スウェーデンの施錠装置メーカー、アッサ・アブロイ<ASSAb.ST>は3.8%上昇、第3・四半期決算で収支が市場予想を上回ったことを好感した。

発電機レンタルのアグレコ<AGGK.L>も6%上昇した。好調な収益見通しを示したことが追い風となった。

市場関係者によると、欧州や日本、米国経済などに対する投資家の評価が前向きとなっている。

調査会社EPFRグローバルによると、23日終了週に欧州・スペインの株式ファンドに流入した新規投資資金は過去最高に達した。米デフォルト(債務不履行)をひとまず回避したことで、世界経済に強気の見方が広がった。

<ユーロ圏債券> スペイン国債の利回りが低下した。米連邦準備理事会(FRB)が今週開く連邦公開市場委員会(FOMC)で、現行の緩和策を維持するとの観測がリスク資産の買いを後押しした。

利回りが前週、小幅上昇していたことで投資妙味が増していたこともあり、米資産買い入れプログラム縮小の開始が来年初めまでずれ込むとの見方を追い風に、買いが広がった。

DZ銀行の市場ストラテジスト、フィーリックス・ハーマン氏は「FRBが緩和策の手を緩めないことが確実視される中、周辺国債の買いが戻ってきているようだ」と指摘した。

スペイン10年債利回りは6ベーシスポイント(bp)低下し、4.09%。

イタリア10年債利回りは4.19%と、小幅な低下にとどまった。週内に最大90億ユーロ規模の入札が実施されることが幾分重しとなった。

同日実施したゼロクーポン債とインフレ連動債の入札では、総額30億ドルを調達。期間2年のゼロクーポン債入札では、利回りが5月以来の低水準となった。

30日には最大60億ユーロの5年、10年債の発行が予定されている。

独連邦債先物は3ティック高の141.09。一時2カ月ぶり高値の141.23をつけた。

独連邦債10年物利回りは横ばいの1.75%。

ロンドンでの悪天候が影響し、この日は薄商いとなった。

(カッコ内は前営業日比)

FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>

終値      6725.82(+4.48)

前営業日終値   6721.34(+8.16)

クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>

終値      8978.65(‐7.09)

前営業日終値   8985.74(+5.11)

CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>

終値      4251.61(‐20.70)

前営業日終値   4272.31(‐ 3.38)

<ロンドン株式市場> ほぼ横ばい。企業決算が強弱まちまちで利益確定の売りが出たほか、悪天候の影響で取引が低調となり、上昇が一服した。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は4.48ポイント(0.07%)高の6725.82。

この日は英国やオランダを襲った暴風の影響で市民の通勤に支障が出たことから、出来高は90日平均の8割程度にとどまった。

また多くの航空便が欠航となったことを嫌気して航空株が売られた。イージージェット<EZJ.L>は2.2%安、ブリティッシュ・エアウェイズやイベリア航空を傘下に持つIAG<ICAG.L>は1.2%安。

保険株も軟調で、アヴィヴァ<AV.L>とブルーデンシャル<PRU.L>がともに0.6%下げた。

一方、発電機レンタルのアグレコ<AGGK.L>は6%急伸。下期と通年の基調的売上高と利益率がいずれも前年を上回るとの見通しを示したことを好感した。

<欧州株式市場> 小幅続落。米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和規模の縮小時期を占う上で手掛かりとなる米景気指標の発表を週内に控え、大掛かりな売買に慎重な姿勢が目立った。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.83ポイント(0.14%)安の1282.93。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は12.46ポイント(0.41%)安の3022.04。

市場関係者によると、30日の10月全米雇用報告(ADP)や、11月1日の10月米ISM製造業景気指数に注目が集まっているという。

ホテル経営世界大手のインターコンチネンタル・ホテルズ<IHG.L>は2.3%安、米国内での収益の伸び鈍化が響いた。

スウェーデンの施錠装置メーカー、アッサ・アブロイ<ASSAb.ST>は3.8%上昇、第3・四半期決算で収支が市場予想を上回ったことを好感した。

発電機レンタルのアグレコ<AGGK.L>も6%上昇した。好調な収益見通しを示したことが追い風となった。

市場関係者によると、欧州や日本、米国経済などに対する投資家の評価が前向きとなっている。

調査会社EPFRグローバルによると、23日終了週に欧州・スペインの株式ファンドに流入した新規投資資金は過去最高に達した。米デフォルト(債務不履行)をひとまず回避したことで、世界経済に強気の見方が広がった。

28日の欧州株式市場は小幅続落した。米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和規模の縮小時期を占う上で手掛かりとなる米景気指標の発表を週内に控え、大掛かりな売買に慎重な姿勢が目立った。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.83ポイント(0.14%)安の1282.93。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は12.46ポイント(0.41%)安の3022.04。

市場関係者によると、30日の10月全米雇用報告(ADP)や、11月1日の10月米ISM製造業景気指数に注目が集まっているという。

ホテル経営世界大手のインターコンチネンタル・ホテルズ<IHG.L>は2.3%安、米国内での収益の伸び鈍化が響いた。

スウェーデンの施錠装置メーカー、アッサ・アブロイ<ASSAb.ST>は3.8%上昇、第3・四半期決算で収支が市場予想を上回ったことを好感した。

発電機レンタルのアグレコ<AGGK.L>も6%上昇した。好調な収益見通しを示したことが追い風となった。

市場関係者によると、欧州や日本、米国経済などに対する投資家の評価が前向きとなっている。

調査会社EPFRグローバルによると、23日終了週に欧州・スペインの株式ファンドに流入した新規投資資金は過去最高に達した。米デフォルト(債務不履行)をひとまず回避したことで、世界経済に強気の見方が広がった。

28日のロンドン株式市場はほぼ横ばい。企業決算が強弱まちまちで利益確定の売りが出たほか、悪天候の影響で取引が低調となり、上昇が一服した。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は4.48ポイント(0.07%)高の6725.82。

この日は英国やオランダを襲った暴風の影響で市民の通勤に支障が出たことから、出来高は90日平均の8割程度にとどまった。

また多くの航空便が欠航となったことを嫌気して航空株が売られた。イージージェット<EZJ.L>は2.2%安、ブリティッシュ・エアウェイズやイベリア航空を傘下に持つIAG<ICAG.L>は1.2%安。

保険株も軟調で、アヴィヴァ<AV.L>とブルーデンシャル<PRU.L>がともに0.6%下げた。

一方、発電機レンタルのアグレコ<AGGK.L>は6%急伸。下期と通年の基調的売上高と利益率がいずれも前年を上回るとの見通しを示したことを好感した。

28日の米国株式市場は小動きで寄り付いた。前週末にS&P500が再び最高値を更新したものの、市場関係者によると一段高の材料に乏しいという。