寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。上げ幅は100円を超えている。前日の米国株市場でダウ工業株30種が約1カ月半ぶりに過去最高値を更新したほか、為替も円安に傾くなど外部環境が改善し、幅広い銘柄に買いが先行している。

食料品、情報・通信が高く、建設、銀行などの内需系もしっかり。

米連邦公開市場委員会(FOMC)が現状の金融緩和を維持するとの見方から、欧米市場では運用リスクを取る動きが加速している。日経平均も節目の1万4500円に接近しているが、金融相場の流れに乗れず売買代金が膨らまないと上値が重くなるとみられている。オムロン<6645.T>など、好業績銘柄を物色する流れは継続している。

(前営業日比)

日経平均<.N225> 14464.67 +138.69

日経平均先物中心限月<2JNIc1> 14480 +140