スター精密<7718、株価 - チャート>は工作機械事業を主力に、携帯電話向け部品、小型プリンター、HDD駆動装置向け部品などを手掛ける。
14年2月期予想の連結経常利益は前期比28.7%増の29億円。期初予想は33億円だった。円安はプラス要因となったが、「工作機械事業で仕向け地の違いなどで利益が伸び悩んだ」(佐藤衛取締役執行役員)という。もっとも、足元では国内を中心に持ち直しの動きを強め、「スマートフォン向けの受注も取れ始めている」(同)という。為替相場が円安に傾いていることもフォローとなりそうだ。想定為替レートは1ドル=95円、1ユーロ=125円。
期末配当は2円増配の17円、年間では4円増配の年34円を計画。予想配当利回りは年3.2%台と高く、株価をサポートしている。
28日の終値は、前週末比12円高の1039円。