28日のロンドン株式市場はほぼ横ばい。企業決算が強弱まちまちで利益確定の売りが出たほか、悪天候の影響で取引が低調となり、上昇が一服した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は4.48ポイント(0.07%)高の6725.82。
この日は英国やオランダを襲った暴風の影響で市民の通勤に支障が出たことから、出来高は90日平均の8割程度にとどまった。
また多くの航空便が欠航となったことを嫌気して航空株が売られた。イージージェット<EZJ.L>は2.2%安、ブリティッシュ・エアウェイズやイベリア航空を傘下に持つIAG<ICAG.L>は1.2%安。
保険株も軟調で、アヴィヴァ<AV.L>とブルーデンシャル<PRU.L>がともに0.6%下げた。
一方、発電機レンタルのアグレコ<AGGK.L>は6%急伸。下期と通年の基調的売上高と利益率がいずれも前年を上回るとの見通しを示したことを好感した。