ハニーズ<2792、株価 - チャート>は10代前半から30代後半までの女性顧客層をターゲットに、国内、中国での事業拡大に力を注いでいる。

14年5月期第1四半期(13年6-8月)の連結経常利益は前年同期比4.4%減の7億2000万円だった。「デリバティブ評価損を計上したため」(西名孝取締役常務執行役員)という。

もっとも、本業の好調は続いており、13年11月中間期(6-11月)の連結利益予想(同3.6%増の24億5000万円)、通期予想(前期比3.2%増の54億円)ともに期初計画を変更していない。

今期の新規出店は、国内が45店(前期実績は19店)、中国は180店(同209店)。既存店の売上高想定は国内が前期比1.0%増、中国は同マイナス5%を計画している。中国は高水準の新規出店を継続しながら既存店の建て直しを図る一方、国内事業も伸ばすことで増収増益を目指す方針だ。期末配当は15円(年30円)は継続する計画。

28日の終値は、前週末比2円高の1074円。