運動別、美容へのメリット・デメリット

美容に良い運動について、メリット・デメリットをまとめています。

FC2USER754800XEP さん

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運動することでどんなメリットがあるの?

美肌を形容する言葉のひとつに「赤ちゃんのような肌」や「生まれたての肌」などがあるように、人間の肌は生まれたときが一番きれいだとも言われています。つまり、肌を若返らせることは美肌のためのひとつの方法なのですが、2014年4月に開催された「The American Medical Society for Sports Medicine」(アメリカスポーツ医学会)の学会で発表された研究結果により、運動することで肌を若く保ったり、肌が若返る可能性があることがわかったそうです。

運動をすることで若返り効果があるという研究結果が!
研究で解明されているので信頼度が高いですね。

運動しないとどうなるのか?

・血行不良による、目のくま、お肌のくすみ、全身のむくみ、など
・老廃物が溜まり、太りやすくなる、ニキビ、毛穴の黒ずみ、など
・不眠による、ストレス、肌荒れ、繰り返すニキビ、など

お肌にとっては、さまざまなトラブルを引き起こす元凶です。これを防ぐためには、日常生活の中で上手に運動量をアップしなくてはいけません。

運動不足がこんなにも影響を及ぼすとは!
運動しないと損ですよね。
思い当たる人はぜひ私生活に運動を取り入れてみてください。

運動するとどんな効果が得られるの?

●汗をかく
美肌効果。毛穴の汚れを追い出したり、皮膚代謝のアップにつながります。

●深い呼吸
血行促進、美肌効果、免疫向上。運動時は普段より深く呼吸するので、血液の循環がよくなります。

●筋肉がつく
基礎代謝アップ、姿勢改善。筋肉をつけることでやせやすい体質になるだけでなく、姿勢や脚の形も改善します。

●睡眠の質改善
運動によるリラックス効果と適度な疲労は眠りの質を改善。肌にも、脳にも良い効果があります。

●ストレス改善
体を動かすことに集中するとストレス発散効果が。仕事や人付き合いのストレスに強くなります。

美容だけではなく、健康体にもなれて一石二鳥!
この機会に軽くでも運動を初めてみてはいかがでしょうか?
ストレス解消効果も期待できるので、普段仕事でストレスをかかえている人こそ効果を発揮するかもしれません。

どんな運動がいいのか?

ウォーキング
運動が苦手な方でも無理なくできる、手軽に始められる運動です。姿勢を正し、大きな歩幅で早歩きするのが効果を得るポイント。20分から30分程度を目安に行いましょう。ただし、ヒールの靴や足に合わない靴で行うのは怪我やむくみ、足の変形や姿勢の歪みにもつながるので注意。

手軽にできる運動はやっぱりウォーキング!
歩きやすい靴で怪我のないようにしましょう。
会社帰りに、「今日は1駅分歩いてみよう」「少し遠回りして帰宅してみよう」など、日常生活にも取り入れやすいのではないのでしょうか。
運動できるできないに関わらず、誰もができる運動です。

ジョギング
ウォーキングよりハードですが、短時間で血行が良くなったり消費エネルギーが高いなど、より高い美容効果が期待できます。まずは1日5分程度のジョギングから始め、徐々に走る時間を増やしてみましょう。ジョギングよりも走る速度が速いランニングは無酸素運動になってしまうので、ゆっくり走るのがおすすめです。

ウォーキングよりは負担が大きくなりますが、短時間で終えられるのは嬉しいポイント。
1日5分程度なら時間がない人でもできるのではないでしょうか。
ゆっくり走って汗が少しにじみ出るぐらいがちょうどいいですね。

水泳
著名人にも人気の高い水泳。水中は陸上よりも足腰に負担がかからないため、短時間でも高い運動量が得られます。泳がずに水中でウォーキングをするだけでも水圧によって血行が促されるなど効果はあり、脂肪燃焼効果も高いのでダイエットにも最適です。

短時間で多くの運動量をこなしたいなら水泳がベスト。
美容だけでなく、ダイエットにも最適なのは嬉しいポイントですね。
泳げない人は歩くだけでも効果があり。

運動することによるデメリットは?

水泳
■肩が張りやすい
肩幅が大きくなって服のサイズが変わったり、着物の似合わない体形になることがあるかも。

■髪や肌が傷みやすい
プールの水に含まれる塩素で髪や肌が傷みやすくなります。水泳の後はすぐに塩素を洗い流し、スキンケア、ヘアケアを念入りに。

■ムダ毛処理が手間
エステサロンなどで脱毛処理をしている人はよいですが、常にムダ毛を自分で処理するのは結構な手間です。

肌を露出している分、ムダ毛処理をしないといけないのが少し億劫になりますが、常にムダ毛処理ができている状態が続くので、女性らしさアップ♪

ランニング・ジョギング
【デメリット】
■ふくらはぎだけ発達しがち
正しいランのフォームを身に付けていないと、ふくらはぎの筋肉だけが異常に発達してしまう可能性があります。

■排気ガス・花粉を吸う
歩いているときよりも排気ガスや花粉を多く吸ってしまいます。都会でのランニングはとくに注意。

■熱中症
暑い時期は夜といえども熱中症の危険性があります。脚がつりやすい人はとくに注意が必要です。

緑いっぱいで空気が澄んでいるところで行うのは健康に良いですが、街中でジョギングをする際は注意が必要。
ちゃんとしたフォームを意識して行うことも大切です。
事前に正しいフォームを確認したり、準備運動をしっかりやってから行うようにしましょう。

ウォーキングのデメリット
方法を間違えると身体を壊す
歩く姿勢が良くなかったり、水分を取る事を怠ったりすると、逆に健康被害に及ぶ事があります。

最初は特に、正しい姿勢である事を意識して、適度な休憩と水分補給は細目に行う事を心掛けてください。

継続しないと効果が出にくい。
有酸素運動系の運動になりますので、1日~2日やっただけでは効果は期待できません。
無理の無い範囲で、出来る限り継続して行う事で効果を実感できるでしょう。

安くは済むが、ウォーキング用のシューズやウェアを揃えるとなると、多少お金がかかる。
スニーカーを買うのが手間?お金がもったいない?なんていう理由でウォーキングを取り入れない方は希だと思いますが、靴もサイズがあっていなかったり、古いモノでソールが傷んでいたりすると、靴ズレやマメが出来る原因になります。
ウェアもそこまでオシャレなモノに気を遣う必要はありませんが、汗をかくため吸収性の良い洋服を着た方が良いでしょうね。

歩くだけですが、スポーツシューズやウェアなど、最低限お金はかかるもの。
将来の美肌への投資だと思って、そこは妥協しましょう。

継続しないと結果がなかなか現れないのもデメリットと言えるでしょうか。
飽きっぽい人には継続することは少しつらいかもしれませんが、もし途中でやめてしまったらまた気が向いたときに始めればいいのです。
絶対に毎日やるぞ!という気持ちではなく、徐々に回数を増やしていく程度でいいのではないでしょうか。

有酸素運動だけでなく、無酸素運動も美肌に効果的

ターンオーバーは肌代謝とも言われ、私たちが美肌を保つために重要な役割を果たしています。
ターンオーバーとは、簡単に言うと表皮の入れ替わりで、部位による違いや個人差もありますが、28日~56日程度と言われています。
個人差というのは年齢による違いもあり、通常加齢とともにターンオーバーの周期は長くなっていきます。

年齢とともに傷の治りが悪くなるという例を先にあげましたが、これはターンオーバーの周期にも関わっています。

ターンオーバーを正常な状態に保つことで、外部から受けたダメージ、傷に限らず紫外線の影響などからの回復を早くし、美肌に保つ働きかけをしてくれているのです。
美肌づくりにかかせないターンオーバーを、正常に保つ手助けをしてくれるものの1つが、成長ホルモンなのです。

成長ホルモンが脳から分泌されることで、ターンオーバー開始のスイッチが入り、正常にターンオーバーが行われると言われています。

ターンオーバーを適切な状態に保つことが美肌への秘訣。
うまく筋トレを私生活に取り入れるといいでしょう。

成長ホルモンの、その他の働き

肌の潤いを保つ働きをする成分にヒアルロン酸がありますが、このヒアルロン酸は肌の皮下組織にある繊維芽細胞が作り出します。
成長ホルモンには、この繊維芽細胞を活性化させる働きもあります。この働きにより、肌の潤いを保つ手助けをしてくれているのです。

成長ホルモンには、肌の潤いに必要なヒアルロン酸を活性化させる効果も!

肌老化の原因には、紫外線によるダメージや水分量の低下などが考えられます。

成長ホルモンには、肌が受けた紫外線によるダメージを回復させてくれる働きがあります。
また、水分量の低下を防ぐことも、成長ホルモンの効果の一つと言われています。

これらの効果により、成長ホルモンは肌老化を防ぐ大きな役割も果たしているのです。
肌の代謝が落ちて肌荒れがなかなか治らないとき、乾燥してしまうとき、たるみやシワが気になってきたときに、成長ホルモンは、美肌回復のための強い味方になってくれるはずです。

成長ホルモンの分泌によって、加齢予防にもなります。

もし運動が苦手、習慣化できない人はどうする?

運度をする習慣がないままいきなり運動を始めると、心臓へ負担をかけたり、思わぬ怪我の原因にもなりかねません。まずは、日常生活の中で運動量を増やすことから始めてみましょう。

起床時、就寝前に軽いストレッチをする
雑巾がけやお風呂掃除など、全身を使った掃除をする
エスカレーターやエレベーターではなく、できるだけ階段を使う
移動手段を自転車に変えてみる
通勤または帰宅時に1駅分歩いてみる

アメリカスポーツ医学会の研究結果によれば、運動による美肌効果は、運動を始めてから2週間ほどで表れるそうです。有酸素運動なら、1日に30分、週に2回でOK。湿気が多く過ごしづらい梅雨、そして暑い夏が来る前に、まずは2週間、ご自身に合った運動を始めてみてはいかがでしょうか。もしかしたら今の肌の悩みが解消されるかもしれませんよ。

なかなか運動する時間がなかったり、どうしても続けることができなかったりする人は、普段の家事や通勤など自分の行動にプラスαで運動要素を加えてみましょう。
少し意識してやるだけでも毎日続けたら変わってくると思いますよ。

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