独身女真理愛の株ぶろぐ(2014年4月30日)

ukichi777a さん

43 PV

<7203> トヨタ自 5579 +106買い先行。4月の新車販売台数は前年同月比で8ヶ月ぶりに減少、登録は5%前後減る見通しと伝わっている。消費増税後の反動減に対する警戒感は強まっていたため、短期的なアク抜け感にもつながる格好のようだ。また、富士重やスズキの今期業績観測報道が伝わっており、先のホンダの大幅な市場予想比下振れで警戒感が強まっていた業績ガイダンスに関しても、過度な懸念は低下する方向のようだ。

寄り付きの東京株式市場で日経平均は反発。前日比で100円を超える上昇となっている。米ダウ<.DJI>が続伸した流れを引き継ぎ、祝日明けの東京市場は買いが先行。米スプリント<S.N>の決算を受けてソフトバンク<9984.T>が買われていることも指数を押し上げている。

ただ買い一巡後は様子見が広がる公算が大きい。日銀金融政策決定会合では金融政策据え置きが見込まれるなか、引け後の経済・物価情勢の展望(展望リポート)や黒田総裁会見で先行きのスタンスを見極めたい投資家は多いという。

寄り付き 前営業日比

日経平均<.N225> 14393.51 +105.28

日経平均先物中心限月<2JNIc1> 14420 +110

29日の米国株式市場は、上昇して終了した。製薬大手メルク<MRK.N>などが好決算を発表したことに加え、フェイスブック<FB.O>などの高成長株が反発したことで相場が押し上げられた。

ダウ工業株30種<.DJI>は86.63ドル(0.53%)高の1万6535.37ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は29.14ポイント(0.72%)高の4103.54。

S&P総合500種<.SPX>は8.90ポイント(0.48%)高の1878.33。

メルクは3.6%高。四半期決算で特別項目を除く1株利益が市場予想を上回った。また英日用品のレキット・ベンキーザー・グループ<RB.L>は、メルクの市販医薬品部門の買収へ向けた協議に入っていることを認めた。医薬品業界では企業合併・買収(M&A)の動きが相次いでいる。

ジャニー・モンゴメリー・スコットの首席投資ストラテジスト、マーク・ラスチーニ氏は、こうしたM&Aの動きについて「企業がかなりの額の現金もしくは株式を快く提示できるだけの好条件を示すシグナルだと投資家は受け止めている」と指摘。S&P500種構成銘柄の大半で、四半期決算の利益が市場予想を上回っていることも株価の支援になっていると付け加えた。

フェイスブックも3.6%上昇し、ナスダック指数の上げをけん引した。

米携帯電話3位のスプリント<S.N>は11.3%の急伸。四半期決算が予想通りの増収となった。

一方、高級革製品メーカーのコーチ<COH.N>は9.3%安。北米での売上高の大幅な減少が響いた。

穀物商社のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)<ADM.N>は2.6%安。第1・四半期決算の利益と売上高が市場予想に届かなかった。

短文投稿サイト運営のツイッター<TWTR.N>は通常取引を4.6%高で終了。その後発表した四半期決算では、月間アクティブユーザー数が2億5500万人となり前四半期から増加したが、投資家の懸念を払拭するには至らず、時間外取引で一時10.2%下落した。

電子商取引のイーベイ<EBAY.O>は時間外取引で3.8%下げた。第2・四半期の業績見通しが市場予想より低調な内容だった。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の出来高は約63億株と今月の平均である66億株を下回った。

<為替> ドルが対ユーロで6営業日ぶりに反発した。ドイツの4月消費者物価指数の上昇率が予想を下回り、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測が高まったのが背景。

ユーロ/ドル<EUR=>は1.3806ドルまで下げた後、終盤は0.3%安の1.3809ドル。

ドルは対円<JPY=>でも上昇し、終盤は0.1%高の102.58円。ドル指数<.DXY>も0.16%高となった。29日から2日間の予定で始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)が量的金融緩和の一段の縮小を決めるとの観測が材料となった。

<債券> 国債価格がこの日も下落した。米景気見通しの改善が重しとなり、米指標10年債、30年債利回りは約1週間ぶりの水準に上昇した。

米経済が安定した回復軌道をたどる中、米連邦準備理事会(FRB)は同日から2日間の日程で開催するFOMCで、緩和縮小の継続を決定すると見込まれている。また金利の道筋を説明するフォワードガイダンスについても変更しない公算が大きい。

日本市場が休日で休場だったため、商いは総じて低調だった。アナリストによると、日本の投資家は下げ基調で米国債を買う傾向がある。

ウクライナ懸念が和らいでいることも国債市場の重しとなった。

<株式> 上昇して終了した。製薬大手メルク<MRK.N>などが好決算を発表したことに加え、フェイスブック<FB.O>などの高成長株が反発したことで相場が押し上げられた。

メルクは3.6%高。四半期決算で特別項目を除く1株利益が市場予想を上回った。また英日用品のレキット・ベンキーザー・グループ<RB.L>は、メルクの市販医薬品部門の買収へ向けた協議に入っていることを認めた。

フェイスブックも3.6%上昇し、ナスダック指数の上げをけん引した。

米携帯電話3位のスプリント<S.N>は11.3%の急伸。四半期決算が予想通りの増収となった。

一方、高級革製品メーカーのコーチ<COH.N>は9.3%安。北米での売上高の大幅な減少が響いた。

穀物商社のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)<ADM.N>は2.6%安。第1・四半期決算の利益と売上高が市場予想に届かなかった。

<金先物> 量的緩和縮小が継続されるとの思惑や米国の株高から売られ、続落した。中心限月の6月物は前日終値比2.70ドル安の1オンス=1296.30ドルで終了した。

金塊相場は、時間外取引中にジリ安で推移した。この日から2日間の日程で始まったFOMCは、量的緩和を一段と縮小するとみられており、金塊相場の下押し材料となった。

<米原油先物> ウクライナ情勢をめぐる懸念から続伸した。ただ、米原油の在庫増加予想が圧迫材料となり、上昇は小幅にとどまった。米国産標準油種WTIの中心限月6月物は、前日終値比0.44ドル高の1バレル=101.28ドルで終了した。7月物は0.48ドル高の100.59ドルで引けた。

米政府は28日、ウクライナ情勢に関してロシアに対する制裁を拡大し、ロシア国営石油会社ロスネフチのセチン社長を対象に追加した。石油業界はこの措置について当初は冷静に受け止めたが、供給混乱への警戒感も根強く、原油相場は電子取引で一時102.20ドルまで値を伸ばした。

<為替> ドイツの消費者物価指数の上昇率が市場予想を下回ったことを受けて欧州中央銀行(ECB)が追加緩和に踏み切るとの観測が広まり、ドルがユーロに対して上昇した。

ドイツの4月の消費者物価指数(EU基準)速報値は、前年同月比で1.1%上昇で市場予想を下回った。ユーロ/ドルは、1.3812ドルまで下がった後、0.02%下落の1.3821ドルで取り引きされた。

一方、ドル/円<JPY=>は0.2%上昇の102.64円で取り引きされた。主要通貨に対するドル指数<.DXY>も0.13%上昇した。29日から2日間の予定で始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)が量的金融緩和のさらなる縮小を決めるとの観測が材料視された。

ポンド/ドル<GBP=>は1.6794ドルまで下げた後、1.6828ドルで取り引きされた。ポンドは前営業日に対ドルで4年半ぶりの高値をつけたが、29日発表の第1・四半期の国内総生産(GDP)が市場予想を下回ったことから売られた。

<株式> ロンドン株式市場は石油大手BP<BP.L>や資産運用のセント・ジェームズ・プレイス<SJP.L>の堅調な業績発表を受け上昇した。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は3月6日以来、7週間半ぶりの高値となる69.75ポイント(1.04%)高の6769.91で取引を終えた。

バークレイズ・キャピタルのアナリスト、リンデン・ブラニガン氏は相場について「ここ数週間の上値抵抗線である6706を越えたことで、次は3月4日の取引時間中につけた高値である6827を目指すことになるだろう」と分析する。

BPは2.9%上昇で、この日のFT100種の伸びに最も貢献した。四半期配当を引き上げたことや、自社株買いを今後さらに増やす意向を明らかにしたことが好感された。セント・ジェームズ・プレイスも好調な第1・四半期の実績を発表し、株価は2.0%の上昇となった。

アイルランドの製薬会社シャイア<SHP.L>は、午後になって0.7%反落した。同社の買収に関心を示しているとうわさされていた米製薬会社のアラガン<AGN.N>が、一転して身売りを検討していると報じられたことを受けて売られた。アラガンはフランスのサノフィ<SASY.PA>または米ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ.N>への身売りの可能性を模索しているとされ、その場合、アラガンによるシャイア買収の可能性はなくなる。

欧州株式市場は上昇して取引を終えた。ドイツの半導体大手インフィニオン<IFXGn.DE>やフィンランドのノキア<NOK1V.HE>の業績が良かったことを反映してハイテク銘柄が好調だった。

FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3> は16.12ポイント(1.21%)高の1352.42で引けた。

DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は42.84ポイント(1.35%)高の3208.68。

STOXX欧州600ハイテク株<.SX8P>は1.4%高となり、部門別指数で最も大きく伸びた。インフィニオンの第1・四半期決算は自動車向けなどの受注が増えたことを反映し、市場予想を上回った。ノキアも四半期決算が市場予想より良かった。

トムソン・ロイターのスターマイン調査によると、28日までにSTOXX欧州600指数<.STOXX>を構成する銘柄の約22%が第1・四半期の決算を発表し、うち55%が市場予想を上回った。

ハイテク株以外では、ドイツ銀行<DBKGn.DE>やノルウェーの石油大手スタットオイル<STL.OL>も業績内容が良く、全体水準を押し上げた。

一方、スイスのエンジニアリング大手ABB<ABBN.VX>は決算が市場予想を下回り7%の下落となった。

<ユーロ圏債券>  国債利回りが上下する不安定な展開となった。独消費者物価指数が予想を下回る上昇率となったことで、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和措置をめぐる思惑が交錯した。

4月の欧州連合(EU)基準の消費者物価指数(HICP)速報値は、前年比で1.1%上昇したが、伸びは市場予想の1.3%に届かなかった。

予想を下回る独インフレ率で、ECBの追加緩和観測は高まっているが、このところ2001年以来の水準まで低下していた過剰流動性をめぐる懸念は和らいだ。

ECBは同日、期間7日の流動性供給オペで1726億2100万ユーロ(2389億8000万ドル)を供給。またECBが実施した証券市場プログラム(SMP)の不胎化オペでは、吸収額が目標を下回った。これにより1000億ユーロ以上が銀行システムに注入された。

独10年債利回り<DE10YT=TWEB>はインフレ統計を控え、一時3ベーシスポイント(bp)上昇の1.54%に上昇。 その後1.51%に低下した。

スペイン10年債<ES10YT=TWEB>、イタリア10年債<IT10YT=TWEB>の利回りはいずれも約3bp上昇し、それぞれ3.10%、3.17%をつけた。

中国株式市場は5日ぶりに反発した。中国平安保険の好決算が相場を支援した。

香港市場は大幅反発。午後に入り中国株が上昇すると香港市場も終盤にかけ上昇した。中国連合通信(チャイナ・ユニコム)など通信株が堅調だった。

<東南アジア株式市場> 大半の株価が上昇した。今週発表される企業決算の利益に対する楽観的な見方が背景にあるが、ウクライナ情勢をめぐる緊張が上値を抑制した。

ホーチミン市場では取引終盤に買いが強まり、VN指数<.VNI>は0.85%高の578.00で終了した。

マニラ市場は5営業日ぶりに反発、主要株価指数PSEi<.PSI>は0.49%高の6636.45で引けた。カジノ運営大手のブルームベリー・リゾーツ<BLOOM.PS>が2.9%上昇し、約7カ月ぶりの高値を付けた。第1四半期の好業績が好感された。

<ソウル株式市場> 小幅続落。総合株価指数は3月26日以来の安値で引けた。

<台湾株式市場> 続伸。前日の米株上昇を好感し、海外勢の買いが続いた。

ロンドン株式市場は29日、石油大手BP<BP.L>や資産運用のセント・ジェームズ・プレイス<SJP.L>の堅調な業績発表を受け上昇した。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は3月6日以来、7週間半ぶりの高値となる69.75ポイント(1.04%)高の6769.91で取引を終えた。

バークレイズ・キャピタルのアナリスト、リンデン・ブラニガン氏は相場について「ここ数週間の上値抵抗線である6706を越えたことで、次は3月4日の取引時間中につけた高値である6827を目指すことになるだろう」と分析する。

BPは2.9%上昇で、この日のFT100種の伸びに最も貢献した。四半期配当を引き上げたことや、自社株買いを今後さらに増やす意向を明らかにしたことが好感された。セント・ジェームズ・プレイスも好調な第1・四半期の実績を発表し、株価は2.0%の上昇となった。

アイルランドの製薬会社シャイア<SHP.L>は、午後になって0.7%反落した。同社の買収に関心を示しているとうわさされていた米製薬会社のアラガン<AGN.N>が、一転して身売りを検討していると報じられたことを受けて売られた。アラガンはフランスのサノフィ<SASY.PA>または米ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ.N>への身売りの可能性を模索しているとされ、その場合、アラガンによるシャイア買収の可能性はなくなる。

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