英語の勉強で習う「アルバイト=part-time job」は間違い!じゃあ何て言えばいいの?

ちゃんと英語を話しているはずなのに、何故か外国人に通じない・・・そんな経験ありませんか?それってもしかすると、和製英語かもしれませんよ!最近、外国人とのコミュニケーションの場が多くなったのがきっかけで、英語を勉強し始めた人は多いと思います。そこで、和製英語を使ってしまうと恥ずかしい思いをしてしまうことも・・・。ここでは、最もが間違えやすい”あの単語”について紹介します。

Drifin42 さん

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「アルバイト」は英語じゃない!?

自己紹介の時によく使いがちな単語といえば「アルバイト」。
特にパートで働いている主婦や学生が多いんじゃないでしょうか。

レジのアルバイト、コンビニの店員のアルバイト、居酒屋のアルバイト・・・。
まぁ、アルバイトを挙げていっても意味もなくきりもないのですが・・・。

そんなアルバイトですが、一見英語っぽいのです。英語らしいですよね!?が、違います!海外でアルバイトと言ってもダメです。

カタカナ表記なので、てっきり英語だと思っていた人もいるかと・・・。
これを堂々と外国人に話してたなんて、ちょっと恥ずかしいですね。

実は・・・ドイツ由来の外来語

この“アルバイト”という言葉。
何語かわかりますか?

英語?フランス語?
スペイン語?オランダ語?
イタリアーノ??

実は、ドイツ語なんです。

日本語のバイトって、パートタイム的なイメージですよね?

ドイツ語のアルバイトは、もっと仕事中心に生活が回っている長期的な?正規的な?
(いい日本語が見当たらない笑)「お仕事」を指します^^

なんと、「アルバイト」という言葉は英語ではなくドイツ語だったんです!?

日本人が使っている「アルバイト」と、ドイツ語の「Arbeit」は意味やニュアンスが異なります。

日本語の「アルバイト」と違い、ドイツ語には「臨時の仕事」とか「副次的な仕事」「内職」といった意味合いはありません。

ドイツ語の「Arbeit」は労働全般を指し、「仕事」のほかに「研究」や「業績」という意味もあるのです。

アルバイトを表す英語は存在しない!?

結局アルバイトは英語で何と言ったらいいのでしょうか?

答えとして、アルバイトに対応する英単語は存在しません。

多くの英語圏の労働形態では日本のように正社員とアルバイトを区別する事はありません。 そのため、英語自体存在しないのです。

朝9時から18時まで営業しているスーパーで仕事していれば、そのうちの数時間働いたり、 また、毎日ではなく週2日や3日働いたるすることを""a part time job""と呼びます。

つまり、part time で働いていた人が、週5日、一日8時間働き始めれば、その人はもう立派な、""full time worker""なのです。

短期アルバイトや副業を表すときは、以下の英語で表現することもできますよ。

期間限定の仕事:「temporary job(テンポラリー・ジョブ)」

※フルタイムでも本業ではなく、期間限定で働いているという場合は「temporary worker」と言います。「temporary」は「一時的な」や「仮の」という意味があり、対義語は「permanent(永続的な)」です。
副業:「extra job(エクストラ・ジョブ)」または「second job(セカンド・ジョブ)」

「フリーター」という言葉も通じない

日本でよく使われているフリーターという言葉は、和製英語なんです。

英語の(形)Free(自由な)+ドイツ語の(動)Arbeit(働く)という組み合わせで出来ている言葉なので純粋な和製英語とは言えないかもしれませんが、英語だと思っている方が多い

英語でフリーターのことを、job-hopperと、言います。

hopとは、ホップステップジャンプの、ホップですね(笑)
ぴょんぴょんと跳ねるわけです。

仕事から仕事へ、飛び渡る感じとでも言いましょうか。

和製英語を使っていると恥ずかしい・・・。

アルバイトやフリーター以外にも、日本で作られた英語風の言葉はたくさんあるんです。
これを知っておかないと、外国人と英語で会話をした恥しい思いをしてしまうことに・・・。

英会話で失敗したらどうしよう・・・と思うのではなくチャンスと捉えるようにしましょう。

これはチャンスと前向きに考えるのがいいでしょう。

カタカナ表記の日本語がどこまで英語として通じるのか、覚えておくと安心ですね。

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