『ダイエットを頑張っているのになかなか痩せない」
「むしろ太った気がする…」
ダイエットをはじめてから、痩せないどころか体重が増えてくると悩んでしまいますよね。
それは、あなたのダイエット法が間違っているのかもしれません。とにかく運動すればいい、食事を減らせばいいと思っている人も多いですが、それでは痩せないのです。
ダイエットしても全然痩せない原因として、自分が実践しているダイエット方法が間違っている可能性が考えられます。間違った方法でダイエットを続けていると、全然痩せないどころかむしろ太ることも多く、逆効果になるリスクもありますのでご注意下さい。
また、実践しているダイエットについてどこか無理がある場合は、健康にも影響を及ぼすリスクがありますのでいったん中止した方が良いでしょう。
間違ったダイエット方法というのは、世の中に多くあります。
一昔前に流行ったようなダイエット方法のほとんどはダイエット効果がなく、特に手軽で簡単なダイエット方法として認識されるものの多くは痩せにくく体に悪いダイエットもあるため、注意が必要です。
1食をりんごやバナナに置き換えるダイエットは、その食事のカロリーをかなり減らすことができますが、摂るべき栄養が足りていません。
また、他の食事でカロリーオーバーしていれば、当然痩せることできないため、ひとつの食品に置き換えるようなダイエットは避けた方がいいでしょう。
また、半身浴やサウナスーツなどで汗をかくことは、まったくダイエットになりません。
なぜなら、汗をかいた直後に体重が減るのは、体内の水分が汗として出ただけで脂肪が燃焼されているわけではないからです。
「食べていないのに痩せません、むしろ太ります」という方のなかに、実は結構食べているケースがよくあります。特に何を食べたか把握できていない方に多い傾向です。
ダイエットに良いとされる食材を選んでいても、食べ過ぎればカロリーの摂り過ぎで太ります。
ナッツを100gも毎日食べれば間食だけで600kcalありますし、ステーキを300gも食べれば赤身にしたとて500kcal以上と高カロリーです。
睡眠不足や栄養不足が原因で、痩せにくくなるケースも少なくありません。毎日仕事で忙しく、夕食を摂る時間帯が遅くなり、食事をしてからすぐに寝ると、摂取カロリーに対しての消費カロリーが少なくなり、痩せにくくなります。
睡眠とダイエットとの関係は深く、睡眠時間が少ない時や睡眠の質が悪くなると、グレリンと呼ばれる食欲増進ホルモンが過剰に分泌されるようになります。グレリンの分泌量が過剰に増えると、食欲抑制ホルモンであるレプチンの分泌量が少なくなり、食欲が抑えられなくなってしまいます。
睡眠の質が低下すると食欲旺盛になり、夜中についつい間食をすることもあります。食欲にブレーキをかけるためにはもちろん、肌荒れを防ぐためにも質の良い睡眠を維持することは重要です。
体内でエネルギーの代謝効率を高めるためにも、ビタミンやミネラルは必要不可欠となります。健康的にダイエットをするためにも糖質や脂質の摂取は極力控え、たんぱく質・ビタミン・ミネラルの栄養素をバランス良く補給しましょう。
基礎代謝とは心臓を動かすなどの生命維持に必要なカロリーで、寝ているだけでも消費されます。
基礎代謝が高い状態にできれば、それだけ1日の消費カロリーが増えるということですが、反対に基礎代謝が低いままであれば摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまう可能性が高く、痩せにくい状態であるということです。
ダイエットには食事管理が大切であるとお伝えしましたが、基礎代謝を上げるには運動をする必要があります。
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