独身女の個人株投資トレード

ukichi777a さん

2744 PV

7日の米国株式市場は、欧州中央銀行(ECB)が利下げに踏み切ったことを手がかりに小幅高で始まった。ただ、朝方発表された第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回る伸びとなったことを受け、米緩和縮小をめぐる懸念が高まり、伸び悩んでいる。

住友大阪セメント<5232、株価 - チャート>が1日、13年9月中間期(4-9月)と14年3月期の連結業績予想を上方修正した。

中間期は、売上高を1075億円から1112億円(前年同期比4.4%増)へ、経常利益を58億5000万円から94億5000万円(同67.7%増)へ、純利益を30億円から57億6000万円(同2.5倍)に引き上げた。セメント事業でのコスト削減や鉱産品、建材、光電子事業での販売増加が寄与する。

14年3月期予想は、売上高2250億円から2300億円(前期比5.0%増)へ、経常利益を155億円から200億円(同36.9%増)へ、純利益を80億円から110億円(同47.5%増)に増額した。中間期までの実績を踏まえ、現在の業績動向も継続するとみている。

1日の終値は、前日比2円安の393円。

岡村製作所<7994、株価 - チャート>が1日、14年3月期の連結業績予想を上方修正した。

通期予想で、売上高を2030億円から2100億円(前期比7.8%増)へ、営業利益を85億円から95億円(同32.9%増)へ、純利益を57億円から63億円(同19.6%増)に引き上げた。13年9月中間期(4-9月)業績で、商環境の需要が拡大するとともに、物流機器事業も堅調に推移し上ブレたことなどを織り込んだ。

中間期決算は、売上高993億9400万円(前期比6.3%増)、営業利益37億7600万円(同28.5%増)、純利益27億100万円(同18.7%増)だった。

1日の終値は、前日比8円高の718円。

マキタ<6586、株価 - チャート>についてクレディ・スイス証券では1日付で、投資判断「ニュートラル」、目標株価5500円を継続している。

同証券では、14年3月期見通しの下方修正について、未実現利益の発生32億円、沼津工場の閉鎖費用15億円などの一時的費用計上が主因であり、実質ベースの予想連結営業利益は537億円(前期比18%増、会社側計画は490億円)であり、為替前提が保守的であることを加味すれば、実質ベースでは560億-570億円を維持可能と考えているとコメント。

また、同証券では今回の決算で下方修正が発表された場合、押し目の好機が到来しようと指摘してきた経緯があり、一時的な費用計上が下方修正の主因であることから、15年3月期以降の同証券の見方は不変であるとし、欧州関連銘柄と位置付けで注目可能と考えているとしている。

1日の終値は、前日比350円安の4600円。

オークマ<6103、株価 - チャート>についてクレディ・スイス証券では1日付で、投資判断「ニュートラル」(中立)、目標株価1000円を継続している。

10月31日に、13年9月中間期(4-9月)連結決算、14年3月期連結決算見通しの下方修正を発表。同証券では今回の決算について「ネガティブ」とする一方で、13年7-9月の連結受注高は、前年同期比20%増の391億円(同証券予想350億円)と急回復していることから、売上計上時期のズレが弱めな内容となった第2四半期(13年7-9月)決算の要因であると指摘。また、9月単月の営業利益率は9%近くを確保したもようであり、第3四半期(13年10-12月)以降の業績回復に期待が高まる内容ともコメントしている。

1日の終値は、前日比38円高の863円。

マブチモーター<6592、株価 - チャート>が1日、13年12月期第3四半期(1-9月)の連結決算を発表した。

第3四半期決算は、売上高796億5300万円(前年同期比24.3%増)、営業利益69億7000万円(同54.4%増)、純利益87億4300万円(同2.1倍)だった。生産数量の減少により単位あたりの固定費負担が増加したが、主要材料の銅・鋼材の相場の落ち着きやプロダクトミックスの改善、販管費の抑制効果、円安の影響もあり、大幅な増益を達成した。

13年12月期の業績予想は、売上高1030億円(前期比20.8%増)、営業利益78億円(同54.4%増)、純利益80億円(同25.3%増)を据え置いている。通期予想に対する第3四半期実績の進ちょく率は、営業利益で89.4%、純利益は超過達成となっている。

1日の終値は、前日比70円高の5280円。

東ソー<4042、株価 - チャート>が1日、14年3月期の連結業績予想を上方修正した。

14年3月期予想で、売上高を7300億円から7500億円(前期比12.2%増)へ、経常利益を390億円から440億円(同31.0%増)へ、純利益を230億円から260億円(同54.1%増)に引き上げた。中間期決算の状況を踏まえたうえで、販売数量の拡大、適正価格の維持、コスト低減など、収益力の回復に向けあらゆる施策を実施する方針。下期の前提条件は、国産ナフザ価格1キロリットル=6万5000円、為替レート1ドル=95円としている。

13年9月中間期(4-9月)決算は、売上高3656億5200万円(前年同期比17.3%増)、経常利益235億300万円(同5.3倍)、純利益141億1300万円(同45.5倍)だった。

1日の終値は、前日比13円高の387円。

IHI<7013、株価 - チャート>が1日、14年3月期の連結利益予想を上方修正した。

14年3月期予想で、売上高は1兆3100億円(前期比4.3%増)を据え置いたが、営業利益を480億円から500億円(同18.6%増)へ、純利益を230億円から240億円(同28.1%減)に引き上げた。円高修正による増益とコスト改善などの効果を織り込んだ。前提となる為替レートは、1ドル=95円、1ユーロ=125円としている。

13年9月中間期(4-9月)決算は、売上高5463億500万円(前年同期比3.3%減)、営業利益197億5500万円(同36.0%増)、純利益127億5300万円(同7.7%増)だった。

1日の終値は、前日比8円安の406円。

アステラス製薬<4503、株価 - チャート>が1日、自社株買いを発表した。

自社株買いは、取得上限530万株(自己株を除く発行済み株式数の1.17%)・300億円で、取得期間は11月5日から12月16日までとした。

同時に発表した13年9月中間期(4-9月)連結決算で、14年3月期の売上高と純利益予想を引き下げた。通期の売上高を1兆1700億円から1兆1550億円(前期比14.9%増)へ、純利益を1100億円から1000億円(同20.7%増)に減額。営業利益1700億円(同10.5%増)は据え置いた。売上高は、米州が期初予想を上回り、欧州、アジアは前回予想通りに着地するとみているが、国内市場が後発医薬品の影響を受け前回予想を下回るとみており、全体では伸び悩む。純利益は、研究体制の再編などに伴う事業再編費用や特許権などの減損損失を計上したことなどが響く。

中間期決算は、売上高5567億200万円(前年同期比16.7%増)、営業利益845億4300万円(同4.4%減)、純利益481億9500万円(同16.0%減)だった。

1日の終値は、前日比60円高の5520円。

<7611> ハイデイ日高 2104 +7ハイデイ日高<7611>が持続的な成長路線に乗った要因としては、1994年における西武新宿駅前への出店(駅前繁華街一等地への出店)、2002年における「日高屋」業態の開発を挙げることができる。以降、同社は連続増収増益の記録を更新中だ。

主力業態である「日高屋」ではラーメン、餃子に加え、ニラレバ炒めなどの定食類を全店均一の高い品質かつ低価格で提供できる点に強みがある。また、飽きのこない味の追求に加え、アルコールやつまみ類なども取り扱っており、それらがリピート顧客の獲得につながっている点は既存店売上高の好調な推移に表れていると言えよう。

同社の全店均一の高い品質はセントラルキッチン(行田工場)によって支えられており、生産ラインは600店舗体制も視野に入れて増設されている。同時に機器等の入れ替えを行っており、効率化・迅速化の実現と共にさらなる品質の向上にも注目しておくべきであろう。

駅前繁華街一等地への出店は独自の業態感を作り出しており、この競争力の高さを背景に同業他社と比較して収益力の高さも目立つ格好となる。依然として出店余地も大きく、現状ペースでの出店が続けば、600店舗体制も実現できよう。

前場の東京株式市場で日経平均は続落した。前日の下げの反動もあり、序盤はシカゴの日経平均先物12月限(円建て)1万4445円にさや寄せしたが、上値の重さなどが嫌気され、買い一巡後は下げに転じた。

円相場の強含みとともに先物市場への断続的な売りが出て、一時124円安となった。米量的緩和の早期縮小への警戒感が強まり、投資家はリスク許容度を低下させているほか、三連休を前に手控えムードが強いという。

市場からは「主要企業の決算がまちまちで、海外実需筋は銘柄入れ替えが中心」(国内証券)との声が出ていた。電機株では、2014年3月期最終利益が一転減益予想となったソニー<6758.T>が前日比11%超の下げとなった一方、通期予想を上方修正したパナソニック<6752.T>は年初来高値を更新するなど明暗が分かれた。7─9月期が2年ぶりに最終黒字となったシャープ<6753.T>も堅調だった。

中国国家統計局が発表した10月製造業PMIは51.4となり、市場予想51.2を上回ったほか、HSBCの10月製造業PMI改定値は50.9と速報値と変わらずだった。ただ「米IBM<IBM.N>や米キャタピラー<CAT.N>、コマツ<6301.T>などの決算をみる限り、中国景気への警戒心は解けない」(楽天経済研究所シニア・マーケットアナリストの土信田雅之氏)といい、マーケットへの影響は限定された。

東証業種別株価指数では、前日に発表された大手海運3社の決算を受けて業績懸念が強まった海運が値下がり率トップ。海運業<.ISHIP.T>は9月4日以来、約2カ月ぶりの安値となった。建設や電気・ガス、証券なども安い。半面、好業績だったソフトバンク<9984.T>の上昇に支えられ、情報・通信は堅調だった。

東証1部の騰落数は、値上がり214銘柄に対し、値下がりが1464銘柄、変わらずが75銘柄だった。

日経平均は続落。105.91円安の14222.03円(出来高概算14億株)で前場の取引を終え た。買いが先行して始まり、日経平均は寄り付き直後には14411.05円まで上げ幅を広げ る局面をみせた。しかし、その後はこう着感の強い展開が続くなか、前場半ば辺りから 先物市場での断続的な売りによって下げに転じると、前引けにかけて下げ幅を拡大する 展開に。 指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>が3%近い上昇をみせるものの、全体の8 割を超える銘柄が下げるなかでは支えきれず。セクターでは情報通信、パルプ紙、食料 品などが上昇。半面、海運、その他金融、建設、電力ガス、証券などが軟調。規模別指 数では大型、中型、小型株指数ともに下げているが、中型、小型株指数の弱さが目立 つ。 日経平均は先物主導の下げとなり、一目均衡表では雲上限を割り込んできている。週 末要因もあってリバウンド狙いの売買は限られそうであり、不安定な展開が続きそうで ある。また、3連休を控えているほか、来週からは空売り規制が緩和されるため、一先 ずポジションを軽くしておく動きも出ているとみられる。需給懸念のある銘柄などに対 しては、新規売りが積み上がりやすくなるため、売られ過ぎの銘柄に対しても押し目買 いは入れづらいところ。 また、為替市場ではドル・円が1ドル98円前半で推移していることも様子見につなが ろう。為替から見れば株式先物の下げを受けて円安に振れた格好だろうが、やや悪循環 に。物色は唯一強含みに推移しているソフトバンク<9984>のほか、決算を手掛かりした 材料系の銘柄に、短期筋の資金が向かいやすいだろう。

11月1日前場の日経平均株価は前日比105円91銭安の1万4222円03銭と続落。取引時間中での1万4300円台割れは、10月29日(1万4224円59銭)以来、3日ぶり。寄り付きは、シカゴ日経平均先物・円建て清算値1万4445円(大証終値比95円高)にサヤ寄せする形で主力株中心に買いが先行し、午前9時4分に1万4411円05銭(前日比83円11銭高)まで上昇した。

買い一巡後は、午前10時に発表された10月の中国製造業PMI(購買担当者景気指数)の改善が下支え要因となり、底堅さを維持する場面もあったが、次第に利益確定売りに押され、マイナス転換。円強含み推移とともに株価指数先物に断続的な売りが出て、下げ幅を拡大し、午前11時18分には1万4202円99銭(同124円95銭安)まで下落した。東証1部の出来高は14億174万株。売買代金は1兆1062億円。騰落銘柄数は値上がり214銘柄、値下がり1464銘柄、変わらず75銘柄。

市場からは「円高を警戒しつつ、週末3連休控えでもあり、ポジションは取りづらい。現時点で、決算の全体観としては思ったほどではなく、水準訂正高への期待もやや後退気味だ。当面は指数ボックス圏内での局地戦が続くとみている」(国内投信)との声が聞かれた。

業種別では、郵船<9101、株価 - チャート>、ユナイテッド海運<9110、株価 - チャート>などの海運株が下落し、値下がり率トップ。アイフル<8515、株価 - チャート>、アコム<8572、株価 - チャート>などのその他金融株や、野村<8604、株価 - チャート>、松井証<8628、株価 - チャート>などの証券株も軟調。大成建設<1801、株価 - チャート>、積水ハウス<1928、株価 - チャート>などの建設株や、住友倉<9303、株価 - チャート>、洋埠頭<9351、株価 - チャート>などの倉庫運輸関連株も売られた。関西電<9503、株価 - チャート>、中部電<9502、株価 - チャート>などの電力株もさえない。電機株では、14年3月期の連結業績予想を下方修正したソニー<6758、株価 - チャート>が急落し、GSユアサ<6674、株価 - チャート>も大幅安。

個別では、13年9月中間期の連結決算で営業利益17.4%減のタツタ線<5809、株価 - チャート>がストップ安。14年3月期の連結業績予想を下方修正した大崎電気<6644、株価 - チャート>も一時ストップ安。同じく通期業績予想を下方修正したJBCCHD<9889、株価 - チャート>も急落し、有沢製<5208、株価 - チャート>、TOWA<6315、株価 - チャート>などの下げも目立った。

半面、13年9月中間期の連結決算で純利益84.1%増のソフトバンク<9984、株価 - チャート>や、KDDI<9433、株価 - チャート>などの情報通信株が上昇し、値上がり率トップ。14年3月期の連結業績予想を上方修正したTOTO<5332、株価 - チャート>や、特殊陶<5334、株価 - チャート>などのガラス土石株も値を上げ、王子HD<3861、株価 - チャート>、大王紙<3880、株価 - チャート>などのパルプ紙株も引き締まった。日ハム<2282、株価 - チャート>、アサヒ<2502、株価 - チャート>などの食品株も高い。空運株では、ANA<9202、株価 - チャート>がしっかり。

個別では、14年3月期の連結業績予想を上方修正したエプソン<6724、株価 - チャート>がストップ高カイ気配となり、13年9月中間期および14年3月期の連結業績予想を上方修正したレオン自機<6272、株価 - チャート>は一時ストップ高。14年3月期の連結業績予想を上方修正した東特線<5807、株価 - チャート>や福島工<6420、株価 - チャート>も値を飛ばし、Vコマース<2491、株価 - チャート>、住友重<6302、株価 - チャート>などの上げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、28業種が下落した。

セイコーエプソン<6724、株価 - チャート>が400円ストップ高の1996円でカイ気配。午前11時11分時点で、差し引き245万7300株の買い物となっている。

10月31日引け後に、14年3月期連結業績予想を上方修正し、最終損益予想を340億円の黒字(前期は100億9100万円の赤字)へ引き上げた。従来予想は150億円の黒字。想定為替レートは1ドル=95円、1ユーロ=125円とそれぞれ従来想定から5円円安に変更した。

13年9月中間期(4-9月)連結業績は計画を大幅に上回り、最終損益は184億4100万円の黒字(前年同期は354億4700万円の赤字)となった。従来予想は10億円の黒字。インクジェットプリンター事業で本体の採算が向上。先進国市場でハイエンドモデルを強化したほか、新興国市場向け大容量インクタンクモデルの販売が好調に推移した。また、全事業で円安に伴い収益改善が進んだ。

<6104> 東芝機 551 +44大幅反発。前日の引け後に決算を発表、上半期営業利益は16億円で前年同期比71%減益、従来予想の19億円を下振れる着地となった。ただ、4-6月期の営業利益2億円に対して、7-9月期は14億円となっており、四半期ベースではボトムアウトを鮮明化させる状況に。受注高も前四半期比で23%増と回復傾向、通期予想の達成確度などが高まる状況にもなっているようだ。

<9984> ソフトバンク 7530 +230大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は7151億円で前年同期比67%増益となった。国内通信会社で利益額の首位に初めて躍り出る格好に。また、通期営業利益1兆円以上の予想を改めて示している。実績値、通期見通しとも想定線であるが、順調な業績拡大を評価する動きが優勢に。今回初めて、来期の営業利益1兆円見通しを新たに公表している。ガンホー、ウィルコムの子会社化に伴う一時益を除けば、今期は実質7500億円超の水準であるため、来期も実質大幅増益見通しが示されたことになる。

東京特殊電線<5807、株価 - チャート>が急伸。一時前日比26円高の146円まで買われている。東証1部値上がり率上位。

10月31日引け後に、14年3月期連結業績予想を上方修正し、営業利益予想を前期比2.9倍の11億円へ引き上げた。従来予想は同89.5%増の7億2000万円。電線・デバイス事業での売上高増加と原価低減による損益改善や、人員体制縮小による固定費圧縮を踏まえて、予想を修正した。13年9月中間期(4-9月)連結営業利益は前年同期比2.6倍の6億6000万円となった。

福島工業<6420、株価 - チャート>が大幅反発。一時前日比154円高の1470円まで買われている。東証1部値上がり率上位。

10月31日引け後に、14年3月期連結業績予想を上方修正し、減益予想から一転して2ケタ増益になるとの見通しを示した。営業利益予想は前期比17.3%増の51億9100万円へ引き上げた。従来予想は同9.8%減の39億9500万円。

13年9月中間期(4-9月)連結業績は計画を上回り、営業利益は前年同期比21.5%増の28億6500万円になったもよう。従来予想は同25.8%減の17億5000万円。流通業界を中心にした省エネ機器への入れ替え需要や、都市部を中心にした小型食品スーパーの出店増加を背景に冷凍冷蔵ショーケースの売上が伸びた。

大林道路<1896、株価 - チャート>が反発。一時前日比22円高の596円まで買われている。

10月31日引け後に、14年3月期業績予想を上方修正し、一転して増益になるとの見通しを示した。連結営業利益予想は前期比18.9%減の30億7000万円から同20.1%増の45億5000万円に引き上げた。13年9月中間期(4-9月)業績を踏まえて予想を見直した。

中間期は計画を上回り、連結営業利益は前年同期比3.8倍の19億5000万円になったもよう。従来予想は同2.5倍の13億1000万円。工事受注高が増加し、工事の進ちょくも想定より増加したことから売上高が計画を上回ったほか、採算性も向上した。

<3765> ガンホー 61700 +1004日ぶり反発。第3四半期決算の発表後は急落となったが、短期的な売られ過ぎ感も意識され自律反発狙いの動きとなっている。ただし、「パズドラ」の減速懸念が残る中で、買い一巡後は戻り待ち売りに押される格好にも。なお、岩井コスモでは投資判断を「A」から「B」へと2段階引き下げ、目標株価についても18万円から7万円へと引き下げへ。

<2458> 夢テクノロジー 98000 -27000急落。昨日は本決算を発表し、今期営業利益は前期比9.7%減の2.5億円、最終利益は同50.4%減の2.3億円と大幅な減益見通しとなったことが嫌気されている。四季報予想の今期営業利益は2.9億円が見込まれており、減益決算にネガティブなインパクトが強まる格好に。なお、前期営業利益は2.8億円となり、8月の修正内容に沿った水準で着地している。

<6724> エプソン 1996カ -ストップ高買い気配。前日に発表した決算がポジティブサプライズにつながる。上半期営業利益は340億円で前年同期比482億円の収益改善、従来計画の130億円を大幅に超過する格好となっている。200億円レベルであった市場予想も大きく上回る。IJPの上振れなどが背景と捉えられている。通期予想も370億円から580億円に増額修正、市場予想は500億円に満たなかったとみられる。上半期の上振れ分のみの上方修正だが、為替前提などからみて更なる上振れ余地も残す格好に。

<6409> キトー 1545 +3マテハン機器のキトー<6409>は31日、第2四半期(4-9月期)業績の修正を発表。売上高が前年同期比10.3%増の176.50億円(従来予想は180.00億円)、営業利益が同55.1%増の11.60億円(同10.00億円)、四半期純利益が同169.1%増の7.40億円(同4.00億円)とした。売上高は前回予想とほぼ同水準で着地する見込みだが、営業利益、四半期純利益ともに、上方修正している。国内では設備投資に依然として慎重な姿勢が続いたが、為替水準が円安に推移したこともあり、全般的に堅調だった。通期計画については、足元の景気動向や市場環境を鑑み、売上高が前期比18.3%増の420.00億円、営業利益が同43.4%増の36.00億円、純利益が同85.7%増の19.00億円とした期初計画を据え置いている。

キトー<6409>は、建設現場や製造業の工場などで資材を持上げるために利用する「巻上機」(チェーンブロック、レバーブロックなど、マテリアルハンドリング(マテハン)機器)の国内トップメーカー。グローバル展開も進んでおり、海外売上高は70%に達し、世界市場でもトップ5に入る。

11月1日の日経平均株価は前日比75円13銭高の1万4403円07銭で寄り付いたあと、一時1万4411円05銭(前日比83円11銭高)を付ける場面があった。その後は上げ一服商状となっている。寄り付きは、10月31日のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)の日経平均先物・円建て清算値1万4445円(大証終値比95円高)にサヤ寄せする形で買いが先行した。前日大引けにかけて急落した反動もあり、買い戻しも入りやすかった。

市場では、欧州投資家による電子部品関連株への新規買いが指摘されたほか、「米系マネーが家電株に大口買い」(国内証券)との声が聞かれた。ただ、前日の米国株式市場で、NYダウ、ナスダック総合指数ともに続落し、円相場が対ユーロで強含んでいることもあり、上値は限定されている。

業種別では、HOYA<7741、株価 - チャート>、ニコン<7731、株価 - チャート>などの精密株が上昇。13年9月中間期の連結決算で純利益84.1%増のソフトバンク<9984、株価 - チャート>や、KDDI<9433、株価 - チャート>などの情報通信株も高い。新日鉄住金<5401、株価 - チャート>、冶金工<5480、株価 - チャート>などの鉄鋼株も堅調。14年3月期の連結業績予想を上方修正したTOTO<5332、株価 - チャート>や、特殊陶<5334、株価 - チャート>などのガラス土石株も値を上げている。JX<5020、株価 - チャート>などの石油株や、王子HD<3861、株価 - チャート>などのパルプ紙株も引き締まってる。電機株では、14年3月期の連結業績予想を上方修正したエプソン<6724、株価 - チャート>がカイ気配となり、14年3月期の連結業績予想を上方修正したパナソニック<6752、株価 - チャート>も上昇。

個別では、13年9月中間期および14年3月期の連結業績予想を上方修正したレオン自機<6272、株価 - チャート>がカイ気配。14年3月期の連結利益予想を上方修正したCKD<6407、株価 - チャート>が買われ、メック<4971、株価 - チャート>、東特線<5807、株価 - チャート>、牧野フライス<6135、株価 - チャート>などの上げが目立つ。

半面、関西電<9503、株価 - チャート>、中部電<9502、株価 - チャート>などの電力株が下落。郵船<9101、株価 - チャート>などの海運株や、JR東日本<9020、株価 - チャート>などの陸運株も軟調。ブリヂス<5108、株価 - チャート>などのタイヤ株もさえない。個別では、14年3月期の連結業績予想を下方修正したソニー<6758、株価 - チャート>や、14年3月期の連結利益予想を下方修正したNTTデータ<9613、株価 - チャート>が急落。JBCCHD<9889、株価 - チャート>、TOWA<6315、株価 - チャート>、TAC<4319、株価 - チャート>などの下げも目立つ。

東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、「6社ベースで、売り1290万株、買い1570万株で、差し引き280万株の買い越し」(外資系証券)。午前9時25分時点の東京外国為替市場は、1ドル=98円台前半(前日終値は1ドル=98円33銭-34銭)、1ユーロ=133円台前半(同1ユーロ=134円72銭-76銭)で取引されている。

<2489> ADWAYS 2012 +172買い先行。上期営業利益が前年同期比2.2倍の3.0億円、最終利益は同4.0倍の2.4億円と大幅増益での着地となったことが好感されている。4-6月期営業利益は前年同期比19.9%減の3900万円に留まっていたことから、7-9月期業績の伸長が前向きに評価されている。スマホ向け広告は出稿意欲が高いほか、アプリなどの広告掲載媒体数が増加しており、売上高が大幅に伸長したようだ。

<6752> パナソニック 1045 +60買い優勢。2011年7月以来の1000円台回復。前日に発表した上半期の決算を好感、ソニーと明暗を分ける展開になっている。上半期営業利益は1466億円で前年同期比68%増益、1250-1300億円の市場コンセンサスを上回る水準での着地となった。第1四半期決算に続いての上振れ決算となる格好で、ポジティブなインパクトが強まっている。

また、通期予想は2500億円から2700億円に上方修正、現段階での市場予想を上回る水準までの上方修正も、会社側の自信を示すものと捉えられている。

<2497> UNITED 3345カ +502ストップ高。サイバーエージ<4751>の子会社であるジークレスト社との業務提携を発表したことが材料視されている。同社が提供するスマートフォンきせかえコミュニティアプリ「CocoPPa」と密接に連携した、スマートフォンアバターコミュニティアプリ「CocoPPaアバター(仮称)」をグローバルに立ち上げると。なお、同時に発表した上期営業損益は3800万円の赤字となったものの、売上高は同45.6%増の27.2億円と大幅増収に。