<6409> キトー 1545 +3マテハン機器のキトー<6409>は31日、第2四半期(4-9月期)業績の修正を発表。売上高が前年同期比10.3%増の176.50億円(従来予想は180.00億円)、営業利益が同55.1%増の11.60億円(同10.00億円)、四半期純利益が同169.1%増の7.40億円(同4.00億円)とした。売上高は前回予想とほぼ同水準で着地する見込みだが、営業利益、四半期純利益ともに、上方修正している。国内では設備投資に依然として慎重な姿勢が続いたが、為替水準が円安に推移したこともあり、全般的に堅調だった。通期計画については、足元の景気動向や市場環境を鑑み、売上高が前期比18.3%増の420.00億円、営業利益が同43.4%増の36.00億円、純利益が同85.7%増の19.00億円とした期初計画を据え置いている。

キトー<6409>は、建設現場や製造業の工場などで資材を持上げるために利用する「巻上機」(チェーンブロック、レバーブロックなど、マテリアルハンドリング(マテハン)機器)の国内トップメーカー。グローバル展開も進んでおり、海外売上高は70%に達し、世界市場でもトップ5に入る。