鍋料理の美味しい季節になってきました。
寄せ鍋はもちろん、おでんやすき焼き、しゃぶしゃぶなどどんな鍋料理でも野菜は欠かせません。
そこで今回はお鍋に馴染みの深い野菜をまとめました。

お鍋の具に何を入れようか迷っている方は参考にしてみてください。

ダシの染みているあつあつの大根はおでんの中でも人気のある具ですね。
みぞれ鍋やポン酢などに大根おろしを入れたりと大活躍です。
味を染み込ませたいときは、煮込んだあとに一旦冷ますと味がよく染み込みます。

さわやかな香りが食欲を刺激する料理の名脇役ですね。
苦みがあるので好き嫌いの分かれる野菜ですが独特な風味は鍋料理にピッタリです。
特にすき焼きには欠かせません。

和食店などに行くと寄せ鍋に飾り切りにしてあるにんじんがよく入っていますね。
飾りだけでなくよく煮込んだにんじんは甘みがあり、ダシがでます。
鍋料理ににんじんがはいていると華やかさが増す気がします。

水菜を使った鍋料理の中に「はりはり鍋」というのがあります。
はりはり鍋は、鯨肉と水菜を用いた鍋料理の一つで鯨肉の手に入りにくい今では、代わりに豚肉や鴨肉が代用されるよ うになりました。
「はりはり」というのは水菜のシャキシャキとした食感の表現からついたようです。

しいたけは湿気に弱く、濡らしてしまうと風味が奪われてしまうので洗わずにペーパータオルやふきんで汚れを落しま す。
花の形に切込みを入れる飾り切りは見た目だけでなく、熱が通りやすくなり味も染み込みやすくなるのでおすすめです。

ネギには体の温まる効果があり、風邪の予防も期待できるのでぜひ、鍋に入れたい野菜です。
鍋向けの下仁田ねぎという品種もあります。
ネギは煮込むことで甘みが出るのでねぎの苦手な人でも食べやすいですね。

鍋といえば白菜は欠かせません。
白菜と豚バラ肉がミルフィーユ状になっている白菜と豚バラの鍋がおすすめです。
豚バラ肉のうまみが白菜にしみ込み、スープに白菜から出た栄養が豊富に含まれているのでスープまで飲み干せます。

水洗いをすると風味が落ちてしまうので、汚れが気になるなら拭き取るか払い落とすかします。
石づきを落としたら小分けにして鍋に入れます。
しめじは特にクセがないのでどんな鍋にでもあうところがポイントですね。

エノキタケを鍋に一品加えるだけできのこの持つ旨味が鍋の汁に溶け込み、美味しさがアップします。
下処理をするときは洗わずに、汚れがある場合は拭き取り石づきを切り取って小房にわけます。
クセがないのでどんな鍋料理にもおすすめです。