健康な人のうんちは、80%が水分で、残る20%のうち3分の1が食べカス、3分の1が生きた腸内細菌、3分の1がはがれた腸粘膜です。わずか1g(乾燥ベース)のうんちに、約1兆個の腸内細菌が含まれているんですよ。
だから、うんちを見れば腸内細菌バランスが分かるのです。「腸内細菌を整える=いいうんちを出す」と思っていただいて結構です。
便の状態で体調が分かる!?観便のすすめ
人間は誰でも便をしますが、その便で健康状態を確認できることを知っていますか?
形や臭い、色によって健康状態が分かります。
今回は健康な便と不健康な便についてまとめてみました。
Rippee53 さん
出典 うんちは、カラダからの大事なお“便”り|●●●から、腸内環境がわかる!|大鵬薬品
腸内環境が整っていないと、体調が悪くなる原因ともなります。
うんちの状態を確認することにより、自分の体調を確認していることに繋がります。
では、どのようにしていいうんちか確認するのでしょうか?
デリケートゾーンの臭いは、女性特有の悩みのひとつ…。おりものや生理、病気など臭いの原因はさまざまです。臭いにもいろいろな種類がありますが、デリケートゾーンの臭いの原因の多くは「雑菌の繁殖」によるものって知っていましたか?
特に便秘持ちの方が多い女性は、排便の際に、溜まって固くなった便を無理矢理出そうといきんでしまい、デリケートな肛門の皮膚が避けてしまい、切れ痔になってしまう人が多くいます。
切れ痔になると、傷口から血液や浸出液が出ます。
それが雑菌を繁殖させる原因になることがあるんです。
このように、便が原因でデリケートゾーンにまで影響を及ぼしてしまいます。体のためにも、お腹の状態は確認しましょう。
便の色や臭いには多くの種類があり、腸内環境によって大きく変化します。
また、形や状態を確認するこも大事です。
健康な人の●●●は水分が70~80%で、形は「バナナ状」となります。これ以上水分が多くなると●●●は次第に軟らかくなり、半練状、泥状となりますが、半練状までは健康的な●●●といっていいでしょう。 水分が90%を越すといわゆる水様便となり、排便回数も多くなります。これが下痢と呼ばれる状態です。
出典 便秘と下痢、ガンを迎え撃つ!大便で健康チェック、●●●確認表 | びんちょうたんコム
良い状態のうんちは、黄色っぽい色です。これは、弱酸性の状態です。逆に、黒っぽいうんちが出るときは、悪玉菌が多いときで、弱アルカリ性の状態になっているんですよ
便の色が濃い茶色や黒に近い茶褐色、という人は、「腸内環境が悪い」などという理由で、腸に長く便がとどまってしまっている、便秘状態であると考えられます。
また、限りなく黒に近い色の便が出ている場合は、腸管からの出血の可能性もあります。
・細いうんち
ミミズのような細いうんちは、途中で切れやすいし、出ても出し切った爽快感が乏しい。食物繊維が足りないサインだ。
・カチカチうんち
水分が少ないカチカチうんち。いつもこんなのが出てくる人は、食事と運動の両方を見直して。
・ドロドロうんち
ドロドロでにおいもきついうんちは、お酒や肉、油物が好きな人に多い。野菜や穀物、発酵食品を積極的に食べよう。
・コロコロうんち
ウサギの糞のような小さな粒が凝集したうんちは、ストレスの影響で腸がけいれん気味。のんびり散歩などをしてストレス解消を。
腸内環境を改善するには、善玉菌を優勢としたバランスに戻すことです。
善玉菌は乳酸や酢酸を作ることで腸内環境を酸性に保ち悪玉菌の増殖を抑えることで、腸の運動を活性化し、外部からの感染予防、発がん性物質をもつ腐敗物が作られることを防いでいます。
腸内環境の改善には食生活を変えることが有効な手段のひとつです。
まずは、善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を含んだ食品を食べると良いでしょう。
適度な運動:体の振動や筋肉の動きが腸内の便の動きをサポートする
十分な睡眠:朝起きた時に便をS状結腸まで送る
朝食を食べる:理想的な排便タイムの訪れ
乳酸菌を摂りながら、規則正しい生活をすることで、腸を整え、健康な体をつくりましょう。
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