職場や書斎でパソコン作業中、どんな姿勢になっているだろうか。仕事中の人に多い座り方に「骨盤後傾・背中丸め」「脚組み・前かがみ」「もぐりこみ」がある。
まずは「座り方」から変えてみよう!腰痛・肩こりに効果的なストレッチ法
普段、どんな風に椅子に座っていますか?もし、椅子に持たれた姿勢を長時間続けていたり、猫背の状態で座っている場合は要注意。その座り方が原因で肩こりや腰痛を引き起こしている可能性があります。では、体に負担をかけない座り方とはどんなものでしょうか。
Keller18 さん
デスクワークをしていると、肩こりや腰痛は切っても切れないもの。
中には、症状が酷い人もいると思います。
肩こりや腰痛の原因はいろいろありますが、デスクワークの場合、椅子の座り方にも問題があるそうですよ。
首の痛みを招く生活習慣は人それぞれですが、なかでも最も多いのが「イスの座り姿勢」が悪いパターンです。頭が前に出て背中が丸まったネコ背の姿勢は、首に大きな負担をかけます。
間違った座り方が習慣付いてしまうと、身体が歪んで左右前後の筋肉のバランスが偏り、痛みや痺れや疲れを引き起こします。
座っているときに腰にかかる負担は、立っている状態と比較してなんと1.5倍とも言われているんです。
正しい座り方を実践していれば骨盤で上半身を支えることができるのですが、前傾姿勢になったりすると骨盤が正しく使えず腰や背中で支える羽目になってしまうのです。
長時間座ったままでは腰に痛みがきます。原因は、座位は立っているよりも背中への圧力がかかるから。パソコンの前で背中を丸めて座っている。これは一番良くない状態だ、と自然健康医療の第一人者、Joseph Mercola博士は警鐘を鳴らします。
椅子に深く腰掛けます。S字の背もたれがある椅子なら腰が背もたれに触れるようにしましょう。
身体が前のめりにならないように伸ばします。耳・肩・骨盤が一直線に並びます。
本を読むときは手元から離してできるだけ本と距離を作ります。本を立てるとさらに視線が下がりにくくなるので、首が伸びます。
本が体のすぐ近くにあるとそれだけ首を下に曲げることになりストレートネックになってしまいます。
「エンジニア座り」というのは、骨盤を90度に曲げて背筋をまっすぐ上に伸ばすのではなく、背中を少し後ろに倒し、120~135度くらいにする座り方です。
背もたれが倒れる椅子で、パソコンに向かうエンジニアが後ろに体重をかけているような座り方から名づけられたのでしょうか。
長時間同じ姿勢をとることにより首の筋肉に負担がかかり、血管や神経が圧迫されて痛みやこりが生じている状態です。この状態を改善できるのがストレッチです。筋肉を意識的に伸ばしたり縮めたりすることで筋肉がほぐれ、血の巡りが良くなり、症状が緩和されると言われています。
自分の指先や手のひらを使って揉みほぐします。触ってみると思いのほかこっていることがわかるかと思います。ゆっくり15秒程度時間をかけて片方ずつほぐします。時間に余裕のある方は2〜3セット行ってください。
肩関節をスッポリ丸く包んでいる「三角筋」は、腕の重さを支える役割があり腕のだるさだけでなく肩コリにも関係しているといいます。肩甲骨につながっているインナーマッスル「菱形筋」や「棘下筋」もストレッチします。
背すじをまっすぐ伸ばして、背中で両手の指をひっかけたら、そのままの姿勢で深呼吸を行います。息を吸う時に手を上下にひっぱりあい、吐く時にそのままの位置で力をゆるめます。
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