ストレッチの次は、筋トレを行います。
筋トレなどの無酸素運動を行うと体の中で成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンこそが、有酸素運動を行ったときに脂肪燃焼率を上げてくれるのです。
そして筋肉量が少ない状態で有酸素運動を行っても、体の脂肪はなかなか燃えません。
体の筋肉量を増やすことで基礎代謝をアップさせて、脂肪燃焼しやすい体をつくることができます。
つまり、筋トレ→有酸素運動の順番で行うことで脂肪燃焼率がアップするというわけなんです。
30代になると20代の頃よりもおなかにお肉が付きやすくなったり、思うように体重が減らせられないといった体の変化を感じ始めます。
そのため、ダイエットを始める方も多くいるでしょう。
ここでは30代からでも始められるダイエットの方法をまとめていきます。
ダイエットで肝心なのは食事!
「まずは食事を減らして、体重を落としていこう!」と考えている方は多いはず。
しかし、無理な食事制限はストレスにもなりますし、リバウンドの原因にもなりかねません。
そのため、まずは食事の時のルールを設けてみる所から始めてみましょう。
仕事が忙しくなり始める年齢ということもあり、日常の中でバランスの良い食事をするのが難しいかもしれません。
「今日は遅いからいいや…。」
「食べたらまた太ってしまうかも…。」
そういった心配もあるかもしれませんが、食事を抜くことで体調にも影響が生じてしまうかもしれません。
また、1回食事を抜いた後の食事はたくさん食べてしまうでしょう。
そうなっては元も子もありません。
ダイエットを意識するなら、まずは毎食キッチリと食べることが重要です。
同じ献立を食べるときでも、食べるメニューの順番によってもダイエットに効果をもたらすことができます。
最初に野菜を食べることで血糖値の上昇を抑えられるのです。
また、野菜に含まれる食物繊維によって、後から口にするおかずやご飯の消化を促してくれます。
これまでご飯やおかずでおなか一杯になってしまい、野菜をあまり食べなかったという場合には、食べる順番を変えるだけでも、体に変化を感じるはずです。
すぐに実践できることなので、やって損はありません!
やっぱりダイエットをしていると甘いものを食べたくなる時があります。
食べるのを我慢できればいいですが、なかなか我慢し続けることは難しいかもしれません。
もし甘いものを食べるときは、洋菓子よりも和菓子の方が太りにくいと言われています。
洋菓子にはクリームやカスタード、魅力的な素材がたくさんありますが、同じ甘いものを食べるなら、太りにくい和菓子が断然いいでしょう。
もちろん和菓子も食べ過ぎてしまうと太る原因になってしまうので、食べ過ぎには注意が必要です。
日常でできる運動として、まずはいつもより一駅分歩いてみるという所から始めてみると良いでしょう。
エスカレーターではなく階段を利用するといったちょっとした事でも、積み重ねることで運動に適した体作りになっていくのです。
ダイエットに成功するためには、代謝のアップが欠かせません。そこで筋トレをして筋肉量を増やせば、代謝量も増えてダイエットしやすくなります。
じつは普通の筋トレをしてアウターマッスルを鍛えるよりも、インナーマッスルを鍛えたほうが代謝が上がりやすいといわれています。
外側にあるアウターマッスルは鍛えると表面的に表れてきますが、インナーマッスルは鍛えても表面に現れづらいという特徴を持っています。
そのため、インナーマッスルを鍛えても女性らしい体のラインを保ったまま、ダイエットに向いた体作りができるのです。
高い負荷をかけるメニューではなく、小さいメニューを持続的に行うメニューを繰り返すことで、インナーマッスルを鍛えることができるので、女性の方でも続けやすいです。
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