アサイー、ピタヤ、マキベリー…、昨今“栄養価バツグンなのに低カロリー”を謳う食材が次々とフィーチャーされている。これらの食材の総称は「スーパーフード」。ミランダ・カーやグウィネス・パルトロウといった海外セレブが火付け役となり、日本でも女性を中心に認知度急上昇中のワードだ。そんな中、メタボ対策にぴったりの「チアシード」なるモノが今、脚光を浴びているのだとか。
チアシードの成分の特徴は、「オメガ3系脂肪酸」を多く含んでいること。血中の中性脂肪やコレステロールを低下させて動脈硬化を予防するという、まさにメタボ体質にピッタリの栄養素だ。特定の青魚に含まれているものの、現代人の食生活では大半の人が不足している危険性アリ。
トップ級の乳製品と比較すると含有量は少々劣りますが、植物性の食品の中ではチア・シードがトップ級です。植物性の中で、カルシウムが多いことが知られているブロッコリーには67mg含まれています。チア・シードはカルシウムの量でも優等生。
水とチアシードがあれば、人は生きられる」と言われるほど栄養価が高く、
植物繊維も多いことから、便秘の予防や余分なナトリウムを排泄するためむくみ
改善などの美容効果だけでなく、コレステロールの吸収を抑制したり、血糖値の
上昇を緩やかにするので、生活習慣病の予防にもなるというのです。
この「チアシード」を毎日大さじ1杯いつもの食事に加えるだけで、ダイエット効果をはじめ、認知症・高血圧・メタボリックシンドローム・アレルギーやアトピーなどさまざまな病気の予防効果がのぞめます。
お腹の中で膨らむことから、ダイエットの置き換え食として愛用している芸能人やモデルも増えています。
メキシコやセントラルアメリカではChia Fresca (チア・フレスカ)という飲み物が親しまれているようです。チアシードを水と混ぜ、ライムやレモンを入れて砂糖を加えたものに、氷を入れて冷やして飲みます。
パンケーキミックスで、大豆の粉とチアシード入りで、豆乳やお水を混ぜるだけでVEGANチアシードパンケーキがすぐにできてしまいます。
プチプチした食感とふわふわがベストマッチングしていて、とても美味しいですよ。
夕食や残業帰りの夜食に手軽に取り入れられるのが、「チアシードのポン酢ジュレ」だ。レシピは、50cc程度のポン酢に大さじ1杯のチアシードを投入して、とろみがつくまで置いておくだけ。サラダや冷ややっこにかけるだけで、ちょっと気の利いたおつまみが完成する。プチプチとした食感が楽しく、おいしさが倍増すること請け合いだ。
時間がない朝などは、ヨーグルトやコーヒーにチアシードをふりかけるだけで栄養バランスのとれた朝食に。また、チアシードを擦って、擦りゴマの代わりに使ったり、揚げ物の衣に混ぜるのも◎。アイデア次第で健康的な食事を作ることができますよ。
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