トライアスロンは距離の違いによって、スプリント・ショート・ミドル・ロングに分けられます。
トライアスロン初心者に知ってほしい基礎知識
トライアスロンを知識なく始めるのは、とても危険です。
特にスタミナを消耗するスポーツだけに、しっかりとした準備が欠かせません。
トライアスロンの基礎知識について、知っていきましょう。
トライアスロンの始めた人や、トライアスロンに興味を持っている人が最終的に聞くのが「アイアンマン」だと思います。
トライアスロン=鉄人レースと呼ばれますが、それがこのアイアンマンです。
距離はスイム3.8km、バイク180km、ラン42kmのトータル226kmにも及びます。
主には、スプリント・ショート・ミドル・ロング、そしてアイアンマンの5つが基本であると捉えておきましょう。
アイアンマンは、その名の通り鉄人レースとも呼ばれており、特に過酷で難易度が高いです。
【必要なもの】
◎ロードバイク
◎ビンディングシューズ
◎ランニングシューズ(自分の足のサイズより1㎝ほど大きいもの推奨)
◎ヘルメット
◎サングラス
◎スイミングのゴーグル
◎ドリンクのボトル
◎サイクルコンピュータ(距離とスピードを測る)
補給食
長時間のスポーツなので、途中での補給が必要となります。
スプリント(swim 750m,bike 20km,run 5km)は無くても良い人がいるでしょう。
ショート(swim 1500m,bike 40km,run 10km)以上の距離は用意した方が良いでしょう。
上記は、あくまで一例に過ぎません。
万全を期そうと思えば、3種目すべてでゆうに数十もの道具が必要となるためです。
また基本を考えるのであれば、以下のウェア系も外せない存在です。
トライスーツ(ユニフォーム)
なんと言っても、これがなくては出場できません。当然のことですが、泳ぐ、自転車を漕ぐ、走るの動作をこれで行います。水着であり、お尻には薄いパッドも入っており、ランニングもしやすいのです。
ウェットスーツ
練習でもレースでも使用します
(ウェットスーツ着用して練習できるプールもある。要確認)。
保温効果と浮く効果を得ることができるので水温が低いときは必須です。
レースによっては着用が必須となっているので大会要項を確認しましょう。
トライアスロンは、記録や順位を競うばかりのスポーツでもありません。
実は、いちエクササイズとしても嬉しい効果が期待できます。
これこそ、近年トライアスロンが広く人気となっている理由のひとつです。
トライアスロンは究極のセルフマネジメントスポーツです。練習計画を進行するタイムマネジメント・体型を維持するボディマネジメント・目標管理をするセルフマネジメント。自分自身を徹底的に追求することができます。
水泳で上半身が逆三角形に、自転車で美脚に、ランニングで足首が引き締まりお尻がキュッと上がる。3種のスポーツの相乗効果で、現代男性の理想のスタイルとも言える『細マッチョ』になりやすいのです。
・運動で疲れると早く寝るので、早起きが定着した
・健康をより意識できるようになった
・自分の体のしくみをより観察するようになった
・体の異変に気づきやすくなった
・メンタルの管理スキルが上がった(いらいら、不安があると運動できないため)
数ある期待できる効果の中でも特に大きいのが、マネジメントの向上でしょう。
自分と向かい合う中で、運動だけでなく仕事やプライベートでも役立つスキルが手に入れられるのです。
体力に自信がなくても、簡単なメニューから徐々に慣れていく価値は大いにあるでしょう。
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