サプリで人気の葉酸と「相性の良い成分」とは

葉酸はビタミンの一種です。妊娠中の女性は赤ちゃんの分も摂取が必要となり不足しがち。
補助としてサプリメントを摂取する女性の多いのではないでしょうか。
葉酸と併せて摂りたい成分をご紹介します。

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葉酸はプテロイルモノグルタミン酸および、その派生物の総称です。水溶性ビタミンでビタミンB群に属します。植物の葉に多く含まれ、黄色結晶で光や熱に不安定な物質です。ビタミンB12とともに赤血球を作るので「造血のビタミン」といわれています。

組みあわせ①葉酸×ビタミンB12

生体内では葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビンの生成に深く関わっていて、不足すると貧血などを起こします。また、葉酸の代謝サイクルの最終段階で、葉酸の再生成に関わる酵素の働きを助けます。

ビタミンB12を含むビタミンB群は、たんぱく質のもととなるアミノ酸の代謝や合成に関与しています。葉酸とともに摂取することで悪性貧血を予防する働きもあると言われています。
葉酸だけでなく、ぜひビタミンB12も一緒に摂取したいですね。

ビタミンB12を多く含む食品

ビタミンB12は、動物性食品に含まれています。特に多く含む食品は、かきなどの魚介類やレバーなどです。

組みあわせ②葉酸×亜鉛

結論からいうと、葉酸と亜鉛は同時に摂取でき、むしろ組み合わせることで相乗効果が期待できます。

そもそも妊婦さんに必須の栄養素である葉酸には、神経管閉鎖障害のリスクを軽減して赤ちゃんの健やかな成長をうながしたり、ママの貧血を防いだりするはたらきがあります。

妊活中、妊娠中の女性が必要な栄養素となる亜鉛。亜鉛は成長に関わるミネラルの一つです。亜鉛が欠乏することで発育障害を起こすとも言われています。

亜鉛を多く含む食品

魚介類に多く含まれていますが、その中でも、かきやうなぎは亜鉛の量が多い食品です。その他、肉類や藻類にも多く含まれています。

組みあわせ③葉酸×鉄分

鉄分と葉酸は、どちらも貧血予防のために欠かせない栄養素ですが、同時に摂取しても大丈夫なのでしょうか。

結論からいうと、鉄分と葉酸を同時にとってもまったく問題ありません。

むしろ貧血予防するには、できるだけ鉄分と葉酸を一緒にとったほうが、種類の違う貧血のどちらの原因もつぶせるので効果的といえます。

亜鉛同様、鉄分は貧血の予防に欠かせないのが鉄分です。貧血予防や対策に効果的だとご存知の方も多いのではないでしょうか。
葉酸と一緒に摂取することで、相乗効果が望めます。

鉄分の多い食品

豚レバー 1人前(60g) 7.8mg
鶏レバー 1人前(60g) 5.4mg
わかさぎ 5~6人前(80g) 4.0mg
ほうれん草 1人前(70g) 2.6mg
小松菜 1人前(70g) 2.1mg
あさり 1人前(50g) 3.5mg

組みあわせ④葉酸×DHA・EPA

体内では生成できず、食事で補うのも難しいDHA・EPAを配合した葉酸サプリにも要注目!DHA・EPAの効果を高めてくれるビタミンE配合の有無にも着目しています。

DHA・EPAは、妊娠後にお腹の中の赤ちゃんが形成される時に関与する成分です。しかし体内で産出できないため、食品やサプリメントの利用がおすすめ。

DHA・EPAを多く含む食品

DHAとEPAの2つの成分を含んでいる食材は、魚介類や海藻です。特に、まぐろ、さんま、さば、いわし、あじ、かつお、ぶりなどに含まれ、まぐろやさばの頭や目の周りなどには特に多く含まれていると言われています。また、魚の油の成分なので油の乗ったものの方がより豊富に含まれているといえるでしょう。

DHA・EPAは熱に弱い特性があります。加熱調理ではなく、できれば刺身など生の状態で調理と食品から効率よく摂取できますよ。

妊活女性や妊婦さんに注意してほしいのは、生魚には食中毒を発症する恐れがあることと、マグロやメカジキにはメチル水銀を比較的多く含む食品あということです。
鮮度と摂取量にはご注意を。

組みあわせ⑤葉酸×ビタミンC

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