最も確実な外反母趾の治し方

外反母趾の治し方に関しては、ネット上にさまざまな情報がありますが、これらの中にはまったく根拠のないものもあります。ここでは外反母趾を改善させる方法のうち、最も改善するのに効果のある方法のうち手術以外のものを挙げ、既存の改善方法のどこが不十分なのかを指摘したいと思います。

hihi58 さん

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外反母趾とは

外反母趾(がいはんぼし、ドイツ語: Hallux valgus)とは、足の親指が小指の方に曲がっていく症状の総称。

実際には単に足の小指の方に曲がっていくのではなく、足の親指自体が外に捻じれながら小指の方に曲がっていくのである。

外反母趾の原因

女性、遺伝、ハイヒールが三大原因であると言われている[2]。その中でも遺伝は最大の原因である。
外反母趾の発症に影響する生活習慣は靴以外には報告されていない。

生活習慣の中で外反母趾の原因としてはっきりと証明され、論文に発表されているものは「靴」以外にはないというのが重要。「歩き方」は外反母趾の原因としては認められていない。

外反母趾の原因2

足病学では、距骨下関節の過剰な回内(過回内、オーバープロネーション)が、外反母趾の原因であるとされ、かつこの過回内には、筋肉はあまり関与していないとされている。

米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等には足病学(podiatry)という学問があり、距骨下関節の過剰な回内が外反母趾の原因とされる。これは簡単にいえば足が内側に倒れ過ぎることである。

過回内(オーバープロネーション)とは

カカト周りの関節が過剰に動きすぎている状態です。※足部の過剰回内足のアーチ構造を崩し、同時にスネの正しい角度や向きをいびつに変化させてしまいます。土台である足の骨格の崩れは、膝や腰をはじめ体全体にも悪影響を及ぼし、スポーツにおけるパフォーマンスの維持を妨げ、怪我や疲れを誘発します。

過回内(オーバープロネーション、過剰回内)を違った言葉で説明しています。

過回内(オーバープロネーション)の止め方

この『過回内』、これを治すには骨盤の歪みや筋肉の連動性を取り戻すのはもちろん、まず大事なのが骨格を補正する働きのあるインソールを使用すると言う事です。そういったインソールや足底板を使用する事で、崩れた骨格の機能をインソールが補い、適度な足の倒れ込み、そして蹴り出し時の足の起き上がる動きがスムーズに出るようになります。

過回内を防ぐにはインソールや足底板を使用することがまず重要である。

筋肉を鍛えるのはあまり意味がない

簡単に言うと、じっと立っているときに足のアーチを支えているのは筋肉ではないということです。
では何が支えているかというと(骨と)靭帯じんたいという硬いスジです。
この硬い靭帯が伸ばされて開張足さらには外反母趾に進むのですが、たんに筋肉が弱ったぐらいではそんな変化は起きません。

外反母趾は開張足との関係が深い。開張足は足の横アーチが低下している足である。この横アーチを支えているのは骨と靭帯であり、筋肉は支えていない。したがって筋肉を鍛えても横アーチは改善しないので、外反母趾も改善しない。

足底板の作り方

足底板は体重をかけてつくってはいけない

足底板はその人の足に合わせて作るものであるが、これにも問題のあるものがある。
というのはほとんどの足底板は立った状態あるいは腰かけた状態で、
足をトリッシャムというものに押し付けて足型を採るのである。
すると足に圧力がかかるので、足がつぶれてしまい、
理想的な足の状態で足型を採ることができないケースが出てくる。

体重をかけると足がつぶれるため、上記のYoutubeの動画のように、足を浮かせた状態で作る足底板(superfeet custom)がよい。

つま先立ち運動

TBS系列で放映されていた「はなまるマーケット」という番組で、2006年に海保知里アナウンサーが自ら行って外反母趾を完治させた「つま先立ち運動」の解説と、さらにそれをパワーアップさせる方法を説明したいと思います。

1.壁に向かって真直ぐに立ちます。そのとき両膝をそろえます。左右の足先は多少外を向いているはずですが、左右のカカトの内側は合わせます。
2.壁に軽く手を当てた状態で、ゆっくりと左右のカカトを挙げてつま先立ちの状態になります。そしてそのまま5秒間キープします。そしてゆっくりとカカトを下します。これを1セットとして、1回に10セット行います。
3.朝夕1回ずつ、毎日行います。

外反母趾を改善させる代表的なエクセサイズ。しかし足底板を使わないと元に戻ることが書かれている。

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