簡単に言うと、じっと立っているときに足のアーチを支えているのは筋肉ではないということです。
では何が支えているかというと(骨と)靭帯じんたいという硬いスジです。
この硬い靭帯が伸ばされて開張足さらには外反母趾に進むのですが、たんに筋肉が弱ったぐらいではそんな変化は起きません。
外反母趾は開張足との関係が深い。開張足は足の横アーチが低下している足である。この横アーチを支えているのは骨と靭帯であり、筋肉は支えていない。したがって筋肉を鍛えても横アーチは改善しないので、外反母趾も改善しない。