離婚の方法!~調停離婚について~

大好きな人と結婚して幸せになるはずだったのに...
様々な原因で離婚される夫婦、または離婚を考えている方へ

オサコ☆ さん

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離婚する方法

離婚するのには全部で4つの方法があります。
ここでは「調停離婚」について説明していきます。

調停離婚とは、家庭裁判所における離婚調停の成立によって離婚する場合をいいます。
協議離婚が成立しない場合、家庭裁判所の調停手続を利用することになります。調停では、家事審判官(裁判官)1名と調停委員(2名)を介して、相手方と離婚について話し合い、調停の場で離婚の合意がなされた場合に、離婚が成立します。

【事例】

C子さんは夫と結婚して25年になり、子供は成人し、独立しています。
夫婦関係は良好でしたが、最近になり、夫の会社の業績悪化に伴い給与がカットされ、生活が厳しくなってしまいました。日に日に夫はC子さんにあたりちらすことが多く、暴言も吐くため夫婦関係は冷えきっていました。
ある日、夫からの言葉に我慢ができなくなったC子さんは文句を言い返すと、怒った夫がC子さんに暴力を振るってしまいました。

C子さんは顔に痣を作ることになり、夫はすぐに謝りましたがもう耐えられないとC子さんは離婚を申し入れることに。
しかし、夫は離婚を拒否し、話し合いは進みませんでした。

結果、弁護士に依頼をし離婚調停をすることになりました。

協議離婚は双方の同意の上の離婚でしたが、調停離婚は一筋縄ではいかないようですね。

調停離婚をするにあたり、まず離婚調停の申立てを管轄の家庭裁判所に申し立てなければなりません。
家庭の問題についていきなり訴訟をすることはできず、訴訟の前に必ず調停の申立てをします。これを調停前置主義と言います。

裁判離婚との違いとして裁判は争いの場ですが調停は話し合いの場ということ。
「争う」ことをする前にその前の段階で本当に解決できないか?ということで話し合いを先にするということです。

調停の申込方法は、家庭裁判所に「夫婦関係調停申立書」を提出します。これは全国の家庭裁判所の窓口に置いてあり、無料でもらえます。

申立てが受理されると、家庭裁判所から約1ヶ月ほどで第一回目の調停期日呼び出し状が送られて来ます。

呼び出しを受けた相手が正当な理由無く、調停に出頭しないと過料の制裁があります。
それでも相手が出頭を拒めば、調停は不成立となり、裁判にて離婚を求めることとなります。

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