気になるラーメン

ukichi777a さん

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“スーパーカップシリーズ”から夏季限定の2商品登場。「夏季限定スーパーカップ1.5倍 ガリバタ 醤油ラーメン」など

エースコック株式会社は、同社が販売するインスタント食品“スーパーカップシリーズ”から「夏季限定スーパーカップ1.5倍 ガリバタ 醤油ラーメン/レモチキ 塩ラーメン」の2品を、2014年5月5日より全国にて新発売する。

どちらも弾力と厚みのある3Dめんを採用、赤いパッケージの“スタミナ系”として登場する「ガリバタ 醤油ラーメン」は、豚骨と鶏ガラにオニオンなどの野菜を合わせた醤油スープベースに、ローストしたガーリックとバターを加え、かやくには肉そぼろ・コーン・ネギを使用。

黄色のパッケージの“爽やか系”「レモチキ 塩ラーメン」は、チキンベースにオニオンなどの野菜や魚介の旨みを合わせた塩スープに、レモンとチキンの風味を効かせ、かやくには肉そぼろ・メンマ・ネギ・唐辛子を採用。希望小売価格はどちらも190円(税抜)。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140409-02104196-mynaviw

痩せ女子が選ぶ「ラーメン」4つ/Photo by stilettobootlover_83,Copyright モデルプレス

痩せている女子は、ラーメンの選び方も上手。あなたも真似してみませんか?

今回は、痩せ女子が選ぶラーメンを調査。4つの項目にまとめました。

1.「スープが透き通っている」中華そば

あっさりしたラーメンといえば、中華そば。支那そばともいい、スープが透き通っているのが特徴的です。痩せ女子からは「出汁が多く、醤油が少ないのでヘルシー」(20歳/学生)、「塩分が少ないので、スープを飲んでも大丈夫」(35歳/主婦)と好評。ラーメンのつゆを、ついつい飲んでしまう人は、中華そばにしましょう。

【他の写真を見る】痩せ女子が選ぶ「ラーメン」4つ

2.「ネギたっぷり」塩ラーメン

塩ラーメンも、中華そばと同じく、あっさり系のラーメンですよね。どうやら、痩せ女子は、ネギたっぷりの塩ラーメンがオススメなのだとか。「ネギに含まれる硫化アリルは代謝をよくし、発汗を促してくれるんです」(22歳/学生)、「食欲がないときも食べやすく、食べ終わると汗が沢山出て、元気になります」(26歳/アルバイト)とのことです。塩ラーメンは普通のものではなく、ネギたっぷりのものを選びましょう。

3.「紅生姜たっぷり」豚骨ラーメン

豚骨ラーメンは太るイメージがあるかもしれませんが、どうやら、食べ方を工夫すればOKだそうです。「セルフサービスの紅生姜をたっぷり乗せれば、代謝アップ」(18歳/学生)、「週に1度、生姜たっぷりの豚骨ラーメンを食べたら、冷え性が改善された」(29歳/銀行員)と、痩せ女子は語っていました。豚骨ラーメンには、たっぷりの紅生姜をお忘れなく。

4.「大盛りモヤシ」味噌ラーメン

味噌は発酵食品なので、体を温めてくれるもの。それをラーメンにしたのが、味噌ラーメンです。痩せ女子は、どのように食べているのでしょうか?「モヤシを大盛りにします。モヤシは食物繊維が豊富で、お腹の調子を良くしてくれるんです」(26歳/薬剤師)、「モヤシはビタミンB、C、カルシウムたっぷり。ラーメンは栄養価が低いと言われますが、トッピング次第で、健康にいいメニューになるんです」(23歳/IT)とのことですよ。味噌ラーメンには、大盛りのモヤシをトッピングしましょうね。

いかがでしたか?

痩せ女子をお手本にして、ラーメンを食べても太らないようにしましょう。(モデルプレス)http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140413-00000021-modelp

「史上最強の不味さ」として有名なカップラーメンがイギリスに存在するのをご存知だろうか。その名は「Pot Noodle(ポット ヌードル)」。イギリスのメーカー「Unilever」が製造しており、イギリス国内で賛否のあるカップラーメンだ。

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イギリス人の知人に話を聞くと「食べる人はまだ多いと思うよ。美味しいと思っている人もいれば、全く食べない人もいます。ちなみに、僕は大学時代に食べましたが、最近は全然買わないし、食べたくない。」とのこと。

はたしてどんな味なのだろうか……。気になりまくった記者(私)は、イギリスでチキン味を取り寄せ、佐藤記者と食べてみたぞ! さて、結論からいうと、あまりの不味さにヨシオ記者は吐き気を催し、佐藤記者は「何コレ、何コレ、何コレ……」と天を仰ぎ、メガネがブレてしまった。

実際にどんな味だったかは、YouTubeにアップした動画を見てほしいが、興味本位で手を出すのはやめたほうがいいだろう。ちなみにこのPot Noodle、イギリスではスーパーやコンビニ、百円ショップなどで販売されている。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140414-00010017-rocket

「麺屋武蔵」といえば、斬新なアイディアで一風変わったメニューを提供する店として知られている。毎年バレンタインデー恒例、ロッテのガーナチョコとコラボレーションをしたり、2013年6月にはロッテリアと共同で、ラーメンバーガーを開発している。

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そんな麺屋武蔵の東京・秋葉原の店舗「巖虎(いわとら)」が、またしても奇抜なメニューを提供していることが判明した。それはなんと「ベーコンエッグつけ麺」である。え? ベーコンエッグってあの朝食でよく食べるヤツだよね? それをつけ麺とはどういうことなのか。実際に食べてみた。

・人気メニューらしい
このメニューは4月1日から期間限定で提供している、春の限定メニューである。お店の券売機には「一番人気」と書かれていたので、販売開始から好評を得ているようである。やはりどんなものか気になるので、一度は注文してしまうのかもしれない。

・目玉焼きとベーコンの視覚インパクト
実際にオーダーしてみたところ、まずはその視覚インパクトに驚かされる。つけ汁には目玉焼き、麺の上には焼いたベーコンがドーンと乗っている。ルックスは非常においしそうである。トマトベースのつけ汁に浮かぶ目玉焼きの白身と黄身、そしてベーコンの焼き目は鮮やかで、見ているだけでおなかが鳴る。

・実は「つけナポリタン」
そして食べてみたところ……、どこかで食べたことのあるような味。これは、スパゲティのナポリタンだ。いわゆる「つけナポリタン」を、武蔵流にアレンジしたといったところか。魚介の持つ臭みをトマトの酸味が和らげ、しかも目玉焼きの黄身を割ると、そこにまろやかさがプラスされる。

・ベーコンの役所が欲しい
これに極太麺をひたして、ずるりとすする。ここの麺には麻の実が使われている。その香ばしさも加わって、味に深みと複雑さが生まれている。さらに水菜やカイワレなどの野菜を入れると、シャキシャキとした食感まで加わる。とてもユニークなつけ麺だ。

ひとつ気になるのが、これらの葉物が口のなかに刺さってチクチクする。もう少し小さく切り分けて欲しいところ。それから、ベーコンはつけ汁に入れるまでもなく、普通においしい。特に役所はないのである。視覚インパクトを演出しているのはよくわかるのだが、もうひとつ味に変化をもたらして欲しかった。

・名前負けしている感じがある
「ベーコンエッグ」というネーミングは斬新であり、興味をそそるのだが、食べると「なんだ、つけナポリタンか……」と事前期待が半減してしまう。次回このようなネーミングの妙を狙うのであれば、名前に負けないようなインパクトメニューを作って欲しいと思う。麺屋武蔵ならできるはずだから。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 麺屋武蔵 巌虎
住所 東京都千代田区外神田1-3-9 木倉ビル 1F
時間 11:00~22:00
定休日 無休
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140415-00010016-rocket

神田『背脂醤油 のあ』の『脂そば』

ラーメンハンターとタイムアウト東京編集部によるラーメン特集。今回は「油そば」「まぜ麺」などの別称でも親しまれる汁無しラーメン、「まぜそば」をご紹介します。武蔵野、西東京エリアを中心に広がり、いまでは全国に名店が点在する「まぜそば」は、トッピングもマヨネーズ、鶏スープから辣油、生卵とさまざまです。

この記事の完全版『東京、まぜそば 20選』はこちら


■武蔵境『珍珍亭』

武蔵境駅から徒歩10分、東小金井方面にあるラーメン店。創業は1958年で、油そば発祥の店といわれる老舗です。『油そば(並)』は、醤油ベースのこってりスープにもちもちの太麺、新鮮なネギが相性抜群で、素朴ながらクセになる味わい。元祖の味をぜひ確かめてみて。


■蒲田『麺場voyage』

JR蒲田駅から徒歩7分、魚介とキノコのメニューを中心にした人気店の看板メニューは『帆立とキノコ出汁の潮ラーメン』、『帆立とキノコ出汁のつけ麺』、『帆立とキノコ出汁の和えそば』の3種類。『和えそば』は和風パスタのような出で立ちで、キノコフレークの旨味が染み込んだ塩味のタレに中太のストレート麺がからみ、ネギや海苔、大根おろしなどの具材がのる。さっぱりとしたうま味が光る一杯です。お店の2階はバースタイルで、酒の肴に麺、というスタイルもユニーク。


■神田『背脂醤油 のあ』

JR神田駅西口から徒歩3分ほどの路地裏にあるラーメン店では、牛の背脂とほぐしたチャーシューがたっぷり盛られた『脂そば』、『つけ麺』が看板メニュー。ツルツルの中太麺と口溶けの良い肉と脂の相性は抜群。背脂をのせて食べる『あぶらごはん』も絶品です。店主の体調などにより、オープン時間が変更されるので、来店前にはブログのチェックを。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140415-00010000-timeout

現在、世界80以上の国と地域で発売され、親しまれている「カップヌードル」。その「カップヌードル」から、海外現地法人による協力のもと、本場の食材のフレッシュなおいしさにこだわって開発したエスニックシリーズが日本で発売されることとなった。今回発売となるのは、タイの「トムヤムクン」をアレンジした「トムヤムクンヌードル」とインドネシアの「ミーゴレン」。この噂を聞きつけた編集部に所属する外国人レポーター、インドネシア出身のアユ(Ayu)さん、ルーマニア出身のアディナ(Adina)さん、台湾出身のビビアン(Vivian)さん、パキスタンと日本のハーフのサレハ(Saleha)さん、中国出身のオリバー(Oliver)さんが、実食に挑戦した。

まずはインドネシア料理、「ミーゴレン」のカップヌードルから。インドネシア出身のアユさんによると、「ミーゴレンはインドネシアの屋台料理です。日本でいう焼きそばですね」とのこと。お湯を注いで3分待ち、お湯を捨ててソースとフライドエシャロットをかける。たったこれだけでインドネシアの国民食「ミーゴレン」の完成だ。

さっそくアユさんから試食してみることに。一口食べるや否や「おいしい!」とアユさんが叫ぶ。「これ、インドネシア現地で食べるミーゴレンの味です。本場の味がそのまま再現されています!!」と興奮。なんでも、アユさんはしばらく母国に帰っていないそうで、本場の味が恋しかったとのこと。「日本でも本場のミーゴレンの味が手軽に味わえるなんて、感激です。発売したら買い溜めしたいくらいです」と終始感動していた。

本場の味に忠実に作られていることは分かったが、他の国の人の舌には合うのだろうか。参加した外国人レポーターの感想を聞いてみると、サレハさんは、「甘辛いソースの味がおいしいです。少しピリっとしていて、日本の焼きそばより好きかも」、オリバーさんも「甘さと辛さのバランスが良いです。食べ始めたらクセになる」と気に入った様子。ミーゴレンは独特な甘辛いソースが特徴なのだが、このソースのことをインドネシアでは「ケチャップ・マニス」という。「マニス」というのはインドネシア語で「甘い」という意味で、黒大豆とココナッツの花からとれた砂糖でできた黒いソースだ。インドネシアで「ケチャップ」というとこちらの黒いソースのことを指し、「トマトケチャップ」のことは「トマトソース」と呼ぶのだそう。

続いて、タイの「トムヤムクンヌードル」を試食。トムヤムクンヌードルは、お湯を注ぎ、3分待ったら別添えのレモングラスとライムリーフの香りがフレッシュな「トムヤムペースト」を入れて完成。

以前に本場のトムヤムクンを食べ、辛すぎて泣いたことがあるというアディナさんがおそるおそる口に運ぶ。すると怖がっていた表情が一変。「とてもおいしいです。ココナッツミルクにコリアンダーの味と、海老などの魚介の味がする濃厚なスープですね。あとマッシュルームが入っているのが良いです。このくらいの辛さだったらおいしく食べられます(笑)」ととても気に入った様子。台湾出身のビビアンさんは、「思っていたよりも本場の味ですね! 前にタイレストランでトムヤムクンを食べたことがありますが、それよりも食べやすいです。日清のカップヌードルの味の中で、一番おいしいと思います!」と大感激。さらに「台湾人は辛いものが好きですし、カップラーメンも良く食べますから、台湾で発売しても絶対売れると思いますよ!」と付け加えた。

お湯を注ぐだけで手軽に本場の味を楽しむことができる「カップヌードル トムヤムクンヌードル/ミーゴレン」は、4月14日(月)より発売開始。現地の旬なトレンドを取り入れたエスニックなおいしさを、ぜひ楽しんでみては?
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140417-00010000-culture

2010年に撮影されたコック服に腕組み姿の写真が遺影となった=横浜市の新横浜総合斎場

 ラーメン店「支那そばや」創業者で、今月11日に多臓器不全のため亡くなった佐野実=さの・みのる=さん(享年63)の通夜が17日、横浜市港北区新横浜1の7の5「新横浜総合斎場」で営まれた。

 佐野さんはコック服を着て、腕組みをしている“定番”の姿でひつぎに横たわった。喪主を務める妻のしおりさん(53)は「あの世に行ってもラーメンのことを考えてると思います」と“ラーメンの鬼”として知られた夫をしのんだ。

 祭壇は端の部分だけがラーメン鉢をイメージした形になっており、中央には佐野さんが好きだったわすれな草が飾られた。戒名は「玉香院清澄実道居士(ぎょくこういんせいちょうじつどうこじ)」。心が清く澄むことで美しい香が生まれ、その道が実るという意味が込められた。通夜には約700人が弔問に訪れた。なお、葬儀・告別式は18日、午前10時半から同所で営まれる。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140417-00000072-dal

4月18日(金)、行列が凄すぎて閉店してしまったつけ麺の有名店「六厘舎」が創業地である大崎に再び店舗を構えることになった。

⇒【写真】開店前から30人以上の大行列、メニュー、店頭の様子ほか

 ということで、つけ麺大好きのトモMCも早速足を運んできた。

 2005年、大崎に誕生した六厘舎は濃厚魚介つけ麺が大人気となり、テレビや雑誌でも度々取り上げられて2時間待ちは当たり前という大人気店だった。しかしそのあまりの大行列ぶりで、近隣住民への影響を配慮し、大人気店でありながら店を閉めてしまった。

 六厘舎はその後、東京駅や東京ソラマチなどにも支店を出し、人気がさらに拡大。閉店した大崎の本店でも土曜日のみ、整理券を配布するという変則的な形で営業を再開していたが、その本店を再び休業し、この度大崎ウィズシティに店舗を構えたのである。

 広報担当の中島さんは、大崎への出店に対する思いを感慨深げに語ってくれた。

「地元の方に愛していただけるお店を目指していたのに、大行列で近隣住民の皆様にご迷惑をかけてしまい、“近いのに遠いお店”になってしまいました。ですが、従業員一同、大崎への思い入れは強かったので、今回再び大崎に店舗を構えることができて嬉しいです。ずっと大崎で物件を探していて、なかなか条件に合うところがなかったのですが、大崎ウィズシティ様より出店のお話を頂き、本格的に大崎に帰ってくることができました。実は今日、4月18日は2005年に本店をオープンした日と同じなんです。原点回帰ということで、開店日を創業当時と同じ日にしました。本店はカウンターの12席でしたが、今回のお店では座席を26席ご用意させて頂きましたので、以前のお店よりもお客様を待たせないようにしたいと思います」

 少し雨が降り肌寒い中、朝9時に店舗へやってくると既に5人ほどが並んでいたので、並んでいる人に少し話を聞いてみた。

「今日は仕事を休んで来ました。前の大崎本店や東京駅の方にも行ったことがありますけど、やはり大崎に戻ってくるということで、早速食べてみたかったんで開店日に来てみました」(埼玉県在住30代女性)と、六厘舎ファンにとっても大崎への凱旋は感慨ひとしおのようだ。

 早速トモMCも行列に加わる。少し肌寒く小雨も降るという少し残念な天気のなか、平日にも関わらず開店の11時頃には30人ほどの行列ができていた。

 11時になりお店が開く頃になると、従業員が並んで挨拶。その際、六厘舎の三田店主からとっても嬉しいサプライズが!

「本日、早くからお寒いなか並んで頂きましたので、先着66名様は何を食べても無料とさせていただきます!」との案内が!何という太っ腹!

 そう言われてしまい、何を食べるか悩んでしまったが、やはりここはスタンダードのつけ麺(大盛り)をチョイス。

 食券を買い席につき、つけ麺の到着を待っていると、思いがけないトラブルが発生。

「実は今、スープを確認したところ別店舗用に仕込んだスープを持ってきてしまいました。ただいま大至急で六厘舎のスープを運んでおりますので、大変ご迷惑をお掛け致しますが今しばらくお待ちくださいませ」(三田店主)と今度はちょっと残念なサプライズ……(苦笑)

 ちなみに六厘舎ではスープや具材を店頭で仕込まず、専用の調理場で仕込み各店舗に運んでいるのだが、今回間違えて「舎鈴」という別店舗のものを持ってきてしまったそうだ。ちなみに六厘舎と舎鈴では、スープの材料は一緒だが、煮詰める時間や濃度が違うとのこと。待っている間は、味見用に舎鈴のスープが配られたり、味玉がサービスで配膳された。

 そんなトラブルがありながらもようやくスープが到着しつけ麺を頂く。

 六厘舎といえば、魚粉が乗っているつけ汁が特徴だったが今回は魚粉を乗せていない。

「スープをパワーアップして、魚粉がなくても満足できる味に仕上げました。魚粉を希望されるお客様には、テーブルにパックに入った魚粉を用意しております」(三田店主)

 トモMCもかつての本店や東京駅で六厘舎を実食済みだが、記憶のなかの味よりもややマイルドで食べやすくなっている気がした。最近、濃厚魚介つけ麺は比較的どこのお店でも食べられるようになったが、やはり六厘舎のつけ麺は、麺・スープ・具材のバランスが絶妙。大盛りの麺もするすると入ってしまった。

 近年、ますます競争が過熱するラーメン・つけ麺業界だが、六厘舎の勢いは衰えを知らない。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140418-00626444-aspa


広島県尾道市。大林宣彦監督の「尾道三部作」ファンにとっては思い入れのあるこの地域の名物は、その名も「尾道ラーメン」という。ラーメンのスープは、「瀬戸内海の小魚でダシをとっている醤油味で、豚の背脂が浮いている」というのが通説だったのだが、実際尾道に行ってみるとどうやら少し違うらしい……。

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浮かび上がってきたもっとも大きな議題は、「尾道の中華そば」と「尾道のラーメン」が違うか否かということ。はてさて、それはどういったことなのか。事情が分からないのでまずは現地で取材を進めた。

○鶏ガラや豚骨、魚介類などダシもそれぞれ

尾道に入って数軒の有名店に足を運んでみたところ、見事に行列ができているではないか。長い長い長蛇の列。そこで諦めて時間をずらし、ようやく昔ながらの店とおぼしき一軒に入ることができた。それが「麺処 みやち」だ。

「うちはもう創業68年になるよ」。さり気なく教えてくれたのは2代目店主の加藤滋さん。実はラーメン専門店というわけではなく、店の看板には「中華そば」に加え「天ぷらうどん」とも大きく書かれている。

早速、「中華そば」(500円)を食べてみる。うん。どこまでもオーソドックスな中華そばだ。具材はメンマとチャーシューそしてネギのみ。しかし、尾道のラーメンならではの豚の背脂は? しっかり見ても、あれれ?? 浮いてないぞ! もしかしてこれは尾道ラーメンではないの??

と言っても、まずはスープをひとすすり。あっさりしていてとてもまろやか。醤油のキツさがない優しいスープだ。加藤さんによれば、「鶏ガラ中心にトンコツ、いりこだし、カツオだしも使っているよ」とのことだ。おなかも満足したことだし本題に切り込もう。「あのぉ、ここのお店って尾道ラーメンじゃないんですか?」と加藤さんに単刀直入に聞いてみた。「違うよ。うちは中華そば。尾道ラーメンとは違うよ」と率直なお答え。

もう少し詳しく取材をしよう。加藤さんによると、そもそも尾道の中華そばや尾道ラーメンには明確な定義がないそうで、「戦後いろんな店で中華そばを出していたんだよ。鶏ガラや豚骨、魚介類などダシの取り方も店それぞれだった」という。

数ある店の中には豚の背油が浮いている店もあり、「それがラーメンブームの中で一人歩きしていつの間にか尾道ラーメンの特徴はそこと言われるようになった」とのこと。つまり、歴史の古い店ほどラーメンではなく、「中華そば」とメニューに記す傾向にあるのだという。

ちなみに、「瀬戸内海の小魚のダシ」ってのは1990年ごろにある通販メニューから出てきたものだそうで、本来の尾道中華そばとの関連性はこちらもないというから面白い。

ちなみに「みやち」の人気メニューはなんと「天ぷら中華そば」(630円)。「天ぷらうどんの余った天ぷらを中華そばに入れたらおいしかったんだよね。アハハ」。そう言われたからには食べねばなるまいというわけで、こちらも実食してみた。

確かに、天ぷらの油がコクをスープに加えて風味が増す印象だ。単に天ぷらを載せただけではない。考えてみたら同じアブラという意味では背脂も同じ。自由な発想の一件目取材で、型にはまらないこの地域のラーメンの魅力を強く感じた。

●information
麺処 みやち
広島県尾道市土堂1-6-22



○背脂もしっかりな「昔ながらのラーメン」

次いではラーメン側の庶民的な店に行ってみよう。足を運んだのは「フレンド」。店の前には「宇宙一おいしいラーメン」と大書してある。取りあえずラーメンをオーダー。1杯400円という価格にびっくり。すごい安さだ!

麺はやや平口の細麺。そしてスープにはついに発見! 背脂がしっかり入っている。これぞ尾道ラーメン。「うちは中華そばじゃなくてラーメンだからね」と明言するのは、おかみさんの砂田克子さん。開店30年で「子どもから大人まで誰でも食べられる味だよ」というだけあり、クセのない優しい風味だ。

ダシはトンコツや鶏ガラだそうで魚介系は使っていない。前述の「みやち」が「昔ながらの中華そば」なら、ここ「フレンド」は「昔ながらのラーメン」ということなのか。

●information
フレンド
広島県尾道市尾崎本町12-10

○びっくりサイズの背脂がコクを増す

では、最後は思いっきり尾道ラーメンにシフトした店を紹介しよう。それが「東珍康」。真っ赤な下地に白抜きの「尾道ラーメン」の大看板の中へいざ突入! 「うちのこだわりはとにかく水、水なんだよ」。そう連呼するのは、店主の砂村望さん。

「大山の湧き水と同じ成分といわれる尾道の湧き水を使っているから、味が全然違うよ」。メニューは豊富だけれども今回は迷わず「尾道ラーメン(並)」(520円)をオーダーした。

スープはトンコツ・鶏ガラ・野菜・だし昆布だそうで、複雑な味わいだがすっと喉をうるおす感じがいい。ビックリするのは豚の背脂。肉の切れ端かと思うほどデカイのだ。この背脂が味のコクだしをする役割ということは言うまでもない。

●information
東珍康
広島県尾道市栗原町6023-5

かように新旧織り交ぜて百花繚乱状態の尾道のラーメン事情。「尾道ラーメン」というジャンルくくりがバカバカしくなるほど奥が深い。ぜひ、現地で味わってほしい。

※記事中の情報・価格は2014年3月取材時のもの
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140420-00000010-cobs

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