現在、世界80以上の国と地域で発売され、親しまれている「カップヌードル」。その「カップヌードル」から、海外現地法人による協力のもと、本場の食材のフレッシュなおいしさにこだわって開発したエスニックシリーズが日本で発売されることとなった。今回発売となるのは、タイの「トムヤムクン」をアレンジした「トムヤムクンヌードル」とインドネシアの「ミーゴレン」。この噂を聞きつけた編集部に所属する外国人レポーター、インドネシア出身のアユ(Ayu)さん、ルーマニア出身のアディナ(Adina)さん、台湾出身のビビアン(Vivian)さん、パキスタンと日本のハーフのサレハ(Saleha)さん、中国出身のオリバー(Oliver)さんが、実食に挑戦した。

まずはインドネシア料理、「ミーゴレン」のカップヌードルから。インドネシア出身のアユさんによると、「ミーゴレンはインドネシアの屋台料理です。日本でいう焼きそばですね」とのこと。お湯を注いで3分待ち、お湯を捨ててソースとフライドエシャロットをかける。たったこれだけでインドネシアの国民食「ミーゴレン」の完成だ。

さっそくアユさんから試食してみることに。一口食べるや否や「おいしい!」とアユさんが叫ぶ。「これ、インドネシア現地で食べるミーゴレンの味です。本場の味がそのまま再現されています!!」と興奮。なんでも、アユさんはしばらく母国に帰っていないそうで、本場の味が恋しかったとのこと。「日本でも本場のミーゴレンの味が手軽に味わえるなんて、感激です。発売したら買い溜めしたいくらいです」と終始感動していた。

本場の味に忠実に作られていることは分かったが、他の国の人の舌には合うのだろうか。参加した外国人レポーターの感想を聞いてみると、サレハさんは、「甘辛いソースの味がおいしいです。少しピリっとしていて、日本の焼きそばより好きかも」、オリバーさんも「甘さと辛さのバランスが良いです。食べ始めたらクセになる」と気に入った様子。ミーゴレンは独特な甘辛いソースが特徴なのだが、このソースのことをインドネシアでは「ケチャップ・マニス」という。「マニス」というのはインドネシア語で「甘い」という意味で、黒大豆とココナッツの花からとれた砂糖でできた黒いソースだ。インドネシアで「ケチャップ」というとこちらの黒いソースのことを指し、「トマトケチャップ」のことは「トマトソース」と呼ぶのだそう。

続いて、タイの「トムヤムクンヌードル」を試食。トムヤムクンヌードルは、お湯を注ぎ、3分待ったら別添えのレモングラスとライムリーフの香りがフレッシュな「トムヤムペースト」を入れて完成。

以前に本場のトムヤムクンを食べ、辛すぎて泣いたことがあるというアディナさんがおそるおそる口に運ぶ。すると怖がっていた表情が一変。「とてもおいしいです。ココナッツミルクにコリアンダーの味と、海老などの魚介の味がする濃厚なスープですね。あとマッシュルームが入っているのが良いです。このくらいの辛さだったらおいしく食べられます(笑)」ととても気に入った様子。台湾出身のビビアンさんは、「思っていたよりも本場の味ですね! 前にタイレストランでトムヤムクンを食べたことがありますが、それよりも食べやすいです。日清のカップヌードルの味の中で、一番おいしいと思います!」と大感激。さらに「台湾人は辛いものが好きですし、カップラーメンも良く食べますから、台湾で発売しても絶対売れると思いますよ!」と付け加えた。

お湯を注ぐだけで手軽に本場の味を楽しむことができる「カップヌードル トムヤムクンヌードル/ミーゴレン」は、4月14日(月)より発売開始。現地の旬なトレンドを取り入れたエスニックなおいしさを、ぜひ楽しんでみては?
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140417-00010000-culture