【食欲の秋といえば!】プロが教える美味しいサンマの見分け方

秋といえば何が思いつきますか?

秋といえ、そう!食欲の秋です。色んな食材・料理が楽しめる季節ですが中でもサンマはとても美味しいですよね。

そこで今回は美味しいサンマの見分け方を紹介するので、サンマを買う時ぜひ活用してみてください。

Coldert84 さん

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1. 近年不漁だったサンマ漁…今年はどうだった?

秋の味覚と言っても過言ではないサンマですが、近年は不漁が続いており1匹の価格が高く、中々買えなかったという人もいるんじゃないでしょうか。今年のサンマ漁の調子はどうだったのでしょうか?

水温など海の環境が変化したため稚魚の生育が悪く、そもそもの資源量が減少したと見られること。そして、サンマの漁場が沖合に移動し、沿岸を中心に漁獲してきた日本の漁船が取りに行きづらくなったことも背景にあります。

ところが、水産庁の予測によると、今年は「暖水塊」が発達していないので、サンマが南下しやすくなっているといいます。9月の中旬ころにはさらにサンマが南下し、道東の沿岸に漁場が形成されるので、日帰りの漁も可能になり、さらに水揚げが期待できそうだとしています。

本州一のサンマの水揚げ量を誇る岩手県大船渡市で25日、サンマの本州初水揚げがあった。北海道沖でとれた約26トンに、1キロあたり800~1100円の値がついた。極端に不漁だった前年に比べれば、魚体は大きめで量も7割多く、平均価格は1割安くなった。

不漁が続いたサンマ漁ですが今年は豊漁だったようで、店によりますが1匹100円以下の所もるようです。

また形・重さも申し分なく、今年の秋は久しぶりにサンマの味を堪能できそうです。

2. プロに聞く美味しいサンマの目利き

価格が下がったこともあり、今年はサンマを買う人が去年と比べて多くなりそうです。

そこで紹介するのが美味しいサンマの見分け方です。同じお店で売っているものでも鮮度や個体の状態によっては、美味しさは変わってきます。プロの見分け方なので是非参考にしてください。

目利きポイント① 目は澄んでいるいるものを

サンマもやはり目はチェックポイントの一つです。綺麗な澄んだ目をしている物を選びます。

黒目の周りが濁ってないサンマを選びましょう。

目利きポイント② 尾びれの付け根が黄色いか

秋刀魚は主にプランクトンを食べます。なかでもカイアシ類というプランクトンには黄色い色素が含まれています。このカイアシ類は脂肪分が豊富で、あの秋刀魚の脂のりに関係あるといわれています。その色が表れるのが漁師さんの言う「尾ひれの周り」なのです。

尾びれの付け根が黄色いサンマは脂のノリが良いらしいです。

目利きポイント③ 背中は盛り上がっているか

夏の出始めのサンマはまだ脂ののりが少なく体高が低くスリムな体形をしている。脂がのってくるほど背が盛り上がってきて、体高が少し高くなる。

ポイント②と合わせれば、脂がノッているサンマを引き当てる確率が上がりますね。

3. サンマを食べる時のワンポイントアドバイス

よくサンマに大根のすりおろしが付いていますが、これは毒消しと言って脂質の酸化を防ぐ役割があります。

血液中にあふれてしまう余分な糖質や脂質などを排出することができるので、老廃物でドロドロになった血液をサラサラに整える効果が期待できるのです。血中の糖質や尿酸などの排出を促し、糖尿病や痛風などの予防・改善にも効果的です。

サンマに含まれるEPAやDHAといった不飽和脂肪酸は、体に良い脂なのですが酸化しやすいという欠点もあります。不飽和脂肪酸は酸化すると、過酸化脂質となり活性酸素を作り細胞を傷つけます。

秋刀魚にはビタミンEが、大根にはビタミンCが含有されておりますので、不飽和脂肪酸の酸化を防ぐことができます。なお、ビタミンCとビタミンEは共に摂取されることで相乗効果が得られますので、より強力な抗酸化作用を得ることができます。

大根はただ美味しいだけではなく、このような効果があっていっしょに食べられています。
他にもサンマに合うものはあります。

さんまといったら脂がのっていることがおいしさの極みですが、脂が胃もたれの原因になる事もあります。

そこで、柑橘系のスダチやカボス、レモンを付け合せにすることをおすすめします。

頑固な便秘を解消したり、貧血防止、コレステロール値の正常化、疲労回復など、健康維持に大きな効果が期待できます。

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