抗酸化力で言うとにんじんが強い効能を持っています。
にんじんには強い抗酸化力を持ったβカロテンが多く含まれています。
このβカロチンがにんじんをオレンジ色に見せている要因になっています。
そしてこの抗酸化力によって心筋梗塞や動脈硬化を防ぐとも言われており、βカロチンを摂取することで血液中のコレステロールが酸化して血の巡りを良くしてくれます。
血流が良くなるということは体が温められ、冷え性を改善することに繋がります。
βカロテンの抗酸化力が冷え性改善に効果的なのです。
漢方や薬膳のベースとなっている中国医学でも玉ねぎは「温性」。緩やかに体を温めてくれる食材に分類され、血の巡りが悪い方や冷え性の方におすすめの食材と言われています。
玉ネギも血流を促進させる効果があります。
血液をサラサラにするので、動脈硬化などの予防にも有効です。
ねぎの白い部分を食べる根深ねぎと葉の部分を食べる葉ねぎがあります。白い部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜です。ねぎ特有の辛味はアリシンと呼ばれるもので、血行をよくし体を温める作用があります。葉の部分には、カロチンやビタミンCが含まれ、風邪予防に効果あります。
昔からねぎを食べると風邪をひかないと言われてきました。私の祖母は風邪をひいたら喉にねぎを巻いて寝ていたほど。
れんこんは、体を温める作用だけではなく、ビタミンCやカリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富。
特にビタミンCは、レモン果汁と同等に含まれ、風邪予防や疲労回復、美容などに効果的です。
またビタミンCは一般的に熱に弱いという性質がありますが、じゃがいもなどと同様にレンコンのビタミンCはデンプン質に包まれているため加熱しても壊れにくいという特長があります。
若い人はあまり家で、使うことが少ないと思います。でもさまざまな効果があるので、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか?
にらは身体を温め、冷えによる痛みやしびれを取り除く作用があります。
また、出血に対する働きもあり、吐血、鼻血、血尿、不正出血にも良いとされています。 にらはスタミナ食でも有名なように、薬膳でも気(エネルギー)を補い、滋養強壮に効果があります。
疲労回復、免疫力アップ、血流促進の効果が期待できます。
レバニラ炒めだけでなく、鍋に使用することで手軽に摂ることができます。
「カプサイシン」は末梢神経を刺激し、体温を上昇させて血液の流れをスムーズにしてくれるといわれています。代謝をよくしてくれる効果もあるので、ダイエット効果が期待できる成分としても知られています。また、とうがらしの辛さが胃腸を刺激することで消化液を分泌し、消化を促す働きもあります。
赤唐辛子に含まれる「カプサイシン」が体を温めてくれます。
トウガラシチンキとは、唐辛子をエタノールに浸すことで生成される液体のことです。その主成分はカプサイシンで、鎮痛作用・抗炎症作用・血行促進・健胃作用などの効能があるとされています。
このような作用から、筋肉痛やしもやけ・凍傷の外用薬として使われたり、また血行促進で新陳代謝が高まることから、育毛やダイエット用のサプリメントとしても、よく使用されています。
出典 トウガラシチンキ
唐辛子+エタノールでこのような効果を得られるようです。
ただし、敏感肌の人には刺激が強すぎるみたいなので、
おすすめできません。
・風邪の予防
・食欲増進
・疲労回復
・健胃、解毒、消炎作用
・殺菌作用
・ガンの予防
・血行促進
・体を温める
・新陳代謝アップ
・発汗作用
ショウガを食べるだけでこんなにたくさんのメリットが得られるのです。
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