食べればあなたもぐっすり!安眠に導いてくれる食品特集

「なかなか寝つけない」
「夜中に目が覚めることが多い」
このような症状には、その日の夕食が関係していることがあります。
その逆に、食生活に気をくばることによって、睡眠の質が良くなることもあります。
このページでは「睡眠をさまたげる食べ物」と「不眠に効く食べ物」についてまとめましたので、参考にしてみてください。

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「睡眠をさまたげる食べ物」と「不眠に効く食べ物」

眠りをさまたげるのは「消化に時間がかかる食べ物」

基本的に、人間の眠気は「体温が下がるタイミング」に合わせてやってきます。そのため、就寝時間が近づいたら体温を上げないように気をつけるのが安眠の基本原則です。

しかし、何らかの理由によって、寝る前になっても体温がなかなか下がらないことがあります。その理由はいくつか考えられますが、食事もそのひとつです。胃の中に食べ物がたくさん残っていると、胃の消化活動が活発になるため体温が下がりにくくなるのです。

つまり、胃の中に滞留しやすい食べ物は、睡眠をさまたげやすい食べ物ということです。

代表的なのは天ぷらなどの「揚げ物」で、胃の中に停滞する時間は4時間以上と言われています(食べた量にもよります)。

ほとんどの食べ物は2~3時間くらいで消化されますが、それは単独で食べた場合です。複数のものを一緒に食べれば、消化にはさらに時間がかかります。

完全に食べ物が消化されるまで待つ必要はありませんが、少なくとも就寝時刻の2時間前(できれば3時間前)には食事を終わらせておくのが無難です。

ちなみに、辛いものや温かいものを夕食に食べると、その日はぐっすり眠れるようになるという話があります。こういった食べ物は体温を上げる作用が強いので、一度上がった体温が下降するときに大きな落差が生まれ、その影響で心地よく眠りに入っていけるということです。
(※ もちろん寝る直前に食べると逆効果になります)

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