がん、脳卒中、心臓病という生活習慣病を引き起こすメタボリックシンドロームに続き、いまそれ以上に深刻な問題として注目されているのが「ロコモティブシンドローム」だ。
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を
「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ、和名:運動器症候群)」といいます。
進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。
関節、筋肉、その筋肉に指令を出す神経などの器官が衰えることにより、要支援、要介護のリスクが高まる
これができなければあなたはロコモ間近!
1:腰幅に立った姿勢からかかとを床につけたまましゃがむ(和式トイレで座る姿勢)
2:駅の階段を一段抜かしで駆け上がる
3:電車で吊り革を持たずに一駅乗っていられる
1は足首と股関節の柔軟性、2は下半身の筋力、3は平衡性が高くなければ難しい。もしいまこれらができないと、将来、ちょっとした段差でつまづいたり、階段をのぼるのに手すりが必要となったり、片足立ちで靴下がはけないなど、要介護1歩手前となってしまう可能性が高い。
寝たきりを引き起こす運動器の病気「ロコモティブシンドローム」。ロコモ チャレンジ!推進協議会では、日本整形外科学会専門医が中心となり、ロコモの予防・啓発活動を行っています。健康寿命は、健康な足腰...
こちらにもテストがまとめられています。
ロコモティブシンドロームとは? ロコモティブシンドロームの予防と改善法。足腰の関節の痛みなど悩み解決のヒント。介護に役立つまめ知識
働き盛り世代だと「スポーツをしたくても忙しくて時間がとれない」と人が多いが、大江氏によると「日常の活動強度を上げるだけで、運動に匹敵する効果があることが分かっている」とのこと。「例えば、駅や会社でエレベーターを使わず階段を使う、速足で歩くという程度でもいい。何もしないと、後になるほどツケが回ってくる」
まず壁などの近くで足を揃え、腕を組んで立つ。つま先は正面に向け背筋を伸ばしたら、一方の足をあげて、反対の足で立ちバランスを取る。これを交互に1〜3セット繰り返す。初級者ならば10秒から挑戦してみよう。
ロコトレ~スクワット~
深呼吸をするペースで5~6回繰り返します
安全のためにいすやソファーの前で行いましょう
1日3回行いましょう
支えが必要な人は,医師と相談して机に手や指をついて行います
良質のたんぱく質をしっかり摂ることを心がけたい。筋肉をつけるには1日に60~70gのたんぱく質を摂ることが必要だが、この量をしっかり摂るのはなかなか難しいという。
- 1