[アブダビ/ヘルシンキ 22日 ロイター] - フィンランドのノキアは22日、同社初となるタブレット端末と、大画面スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)のファブレット2機種を発表。
Microsoftのお家騒動から伝わる深刻な事態?!
迷走するMicrosoftから分かる方向性とWindowsの行方。
8月末のバルマーCEOの退任発表から目まぐるしい動きをしているMicrosoft。一つひとつのプレス記事の点と点を繋げると今のMicrosoftがよく分かる。Windowsに拘る戦略が将来のMicrosoftの運命を左右する。今の転換期を継続してまとめていきます。
夢見る妄想おじさん さん
マイクロソフトに買収されたノキアがWindows搭載モデルを発表したが、経営層がぶれている状態での発表。とにかく発表するしか道がなかったのであろう。
[サンフランシスコ 21日 ロイター] - 米ヤフーのメイヤー最高経営責任者(CEO)が、一部市場でのマイクロソフトの検索技術導入を遅らせ、提携見直しの姿勢を示している。
米ヤフーがマイクロソフトと進めていた検索技術導入を模索。その原因は、マイクロソフト側の経営層が瞑想しているためで、マイクロソフト側の損失も大きく今後の戦略に影響するだろう。
米マイクロソフトが次期最高経営責任者(CEO)探しを続ける中、同社の今後の方向性や次期トップに求める資質について取締役会の意見がまとまっていないことがわかった。
瞑想中のマイクロソフト。多くの株主がやきもきしているそうであるが、一般ユーザーのことを考えてほしいですね。だれが仕切ってもいい。きちんと使えるものを作ってほしい。
マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが、自身最後となる株主宛て書簡の中で、今後はデバイスとサービスの企業を目指すことをあらためて強調した。
私は頭が悪いのでバルマー氏の言っていることが理解できない。
マイクロソフトがここまで成長できたのは、IBMがDOS/Vでデバイス(パソコンのハードウェア:機器)を標準化して世界標準となった。そのDOS/Vマシンに適合して動くOSとしてWindowsが脚光を浴びて今に至っている。
もし、この時にIBMがデバイスを標準化していなければ今のマイクロソフトは無いと考える。
何故なら、標準化されなければ様々な仕様のパソコンがゴロゴロして、マイクロソフトはパソコン毎にWindowsを変更しなければならなかっただろう。もちろん、マイクロソフトが逸早くDOS/Vに対応してシェアを広げたことでDOS/V+Windowsとしての位置付けでソフトやデバイスメーカーが、強者マイクロソフトを意識して適合するために作り、業界を牽引するマイクロソフトになったのは事実だろう。
しかし、元はと言えばDOS/Vが世界標準になったことである。
さて、話を元に戻すと、バルマー氏が言う「デバイスとサービスの企業へ転換」で理解できるのはサービスだ。
パソコンは減少、スマートデバイスも近い将来頭打ちになるだろう。そうなれば、いかに価値を見出すかとなれば自ずとサービスと魅力的な機能しかない。これを実現するのにデバイスは必須ではないと考える。但し、トータルコストと製品製造スピードを上げることが目的なら分からない訳ではない。
何故、デバイスが要らないと言えば、デバイスを持っていなかったマイクロソフトにとって、既に標準化されたデバイスを作るのか?そんなことは絶対にないだろう。こう考えれば、OSと一体化する機能を持つ専用デバイスを作るしかない。
もし、そうであれば専用機に拘ったMAC OSを標準機(DOS/V)で動くWindowsがシェアを奪い、急成長を遂げたマイクロソフトが過去のアップルのような方向に換えるのか?こんな単純なことではないと思うが、とにかく理解できない。
マイクロソフトは米国時間10月7日に、「Windows Phone」向け「YouTube」アプリをアップデートした。YouTubeのモバイルサイトにリンクする最小限の機能となっている。
この記事にある内容はマイクロソフトの変化の動きを伝えるに充分なものだ。
Windwosを含めて全て専用化してきたマイクロソフトが、YouTubeを使うのにリンクを張っただけというのが重要なポイントだと考える。動画はYouTubeに任せて、それ以上はマイクロソフトとして何もしない。これが普通のインターネット社会の環境に適合する企業の姿である。
マイクロソフトは、「iOS」および「Android」搭載端末向けリモートデスクトップアプリを10月中に提供開始する予定だ。同社がエンタープライズクラウドソリューションを発表するリリースの中で述べている。
リモートデスクトップ機能を提供するということは、WindowsサーバーシステムやクライアントPC(一般的に使うパソコン)をリモート制御するには、今まではWindowsパソコンでなければならなかったが、「iOS」や「Android」用を作ったということは折れるところは折れて、徹すところは徹す姿勢の表れだと妄想する。
徹すところとはWindowsのサーバー類だと考える。こうすることで環境変化に対応しながら、法人で用いられるWindowsサーバーの使用用途を少し改善したことになる。
マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOは、タッチファースト(タッチ優先)の「Office」が「Windows」に対応した後でいずれ「iPad」にも対応するだろうと述べた。
これは素晴らしい。MSがアップルのiphoneのipad用に搭載できるofficeを準備すること自体が大きな変化だと思う。パソコンOSシェアでは圧倒的にWindowsがアップルのMAC OSを押えている。過去の経緯から言っても犬猿の仲である両者が歩み寄るのは興味がある。
microsoftの弱みはスマホやタブレットにおいて大きく出遅れた結果、Androidが世界的シェアを奪い、アップルのiphoneが減少しているとはいえMSのWindows phoneは数%のシェアでアップルとは比較にならないほど非力だ。その両者が、特にMicrosoftがiosだけに(Androidは無し)開発するのが今後の展開に繋がる一つだと思う。
しかし、この動きと繋がっているのか?別の戦略なのか?分からないが、googleが有償で提供していたofficeアプリを9月最終週にAndroidスマホ・タブレット契約者に限り”無償”配布を始めた。
尚、Android以外のOS(iosなど)は有償で配布するそうだ。これをMSが察知したのか?別の利害関係なのか?何か関係しそうにも思える動きである。
今言える事実は、googleのofficeは既に配信しているのに対して、MSは準備中であることです。
米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)の共同創業者であるビル・ゲイツ会長と、退任を表明しているスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)が、両者の影響力を減らそうとする一部投資家の動きにもかかわらず、取締役再任に向け立候補する方針であることが分かった。3日公開された年次総会の委任状届出書で明らかになった。
確かにバルマー氏もゲイツ氏も株主の一人であるが、外されて立候補する事態になっているMicrosoftは大丈夫?
[ニューヨーク/シアトル 1日 ロイター] - 米マイクロソフトの上位20株主のうち3株主が、同社取締役会に対し、共同創業者であるビル・ゲイツ会長の退任を求めていることが分かった。事...
もし私が株主ならこう思う。パソコンに拘ったパルマーCEOが退任し、その後にノキアを買収して出遅れたスマホ市場に本格的に注力するのは分かったが、果たして問題はパソコンに拘っただけなのか?私はそれだけでは無いと思う。もう一つの拘りであるWindowsがある限りMaicrosoftに挽回するチャンスは無いと考える。昨日のプレス記事で欧州市場においてノキアのWindowsフォンが数%上げて9%と評価されているが、Androidの7?%に比べれば評価に値しないと考える。Windowsに拘る限り市場を制することは困難を極めるはずだ。私も株主と同じ意見である。
8月下旬のパルマーCEOの退任発表から短期間で何かと大きな動きのあるMicrosoftです。
パルマー氏の退任発表直後にノキアを買収。その後、ノキアが発表真近かのファ部レットを取り下げて、つい最近・・・を発表。
ノキアのWindowsフォンが欧州市場で数%増加して9?%の発表で沸いた?(Androidが70%超)。それから数日後にビルゲイツ会長の退任要求がでて、2?後の今日?はビルゲイツ氏と退任が決まったパルマー氏が役員に立候補している。
原因は妄想(仮説)であるが、近い将来と言っても数年後にはタブレットがパソコンを上回るという数社の予測の通り、必ず目減りするパソコン市場においてパソコン=Windowsが激減するのは確実だと考える。この動向とリンクしているかどうかは分からないが、パルマー氏が退任する理由の一つにスマホやタブレットの展開遅れという事実がある。この事実を素直にとれば、何故パルマー氏が立候補おするのかが面白い。素直でない考え方でこの事実を考えると、スマホ・タブレットの展開をしなかったのはパルマー氏ではなく別の力なのか?とにかく不思議な御家騒動であり、この騒動から分かることは本当にMicrosoftが将来を見て深刻な危機感を持っているということが言えると考える。
そんなことより、私たち一般人にとって気になるのはIEの致命的な脆弱性で今なお危険にさらされている。最新のIEを発表したがその前のIE10だって完全ではない。Windows8も完全ではない。こんな状態でスマホやタブレット展開に力を入れているMicrosoftが私には理解できない。このままでは、スマホやタブレットが頑張らなくても自滅するのではないかと思うのは私だけなのか。
フィンランドのノキア は、携帯電話事業の売却と特許のライセンス供与で米マイクロソフト と9月初めに合意したことを受け、画面サイズが5インチ以上のスマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)「ファブレット」端末の発表を当初予定していた9月下旬から延期した。関係筋が16日明らかにした。
マイクロソフトの基本ソフト(OS)を搭載したスマホ「ルミア」のラインアップ見直しに向け、ファブレット端末を含む新製品の発表を計画していたとの内容です。マイクロソフトが何をOSとして搭載するかが楽しみです。
米マイクロソフトは2日、フィンランドの携帯電話機大手ノキアの携帯事業を総額54億4千万ユーロ(約7140億円)で買収すると発表した。2007年のiPhone登場で始まったスマートフォン(スマホ)革命の荒波が米欧の巨人をのみ込み、大型再編を促した。その中で注目を集めるのは、ノキアの最高経営責任者(CEO)を務め、今回の買収に伴い古巣マイクロソフトに戻るスティーブン・エロップ氏だ。
パルマーCEOの退任発表から2週間足らずで発表したノキアの買収発表。
これでMaicrosoftの方向性が良く分かる。確実にスマートフォン市場への展開を図る事業シフトであり、これから力を入れていくのはスマートデバイスは分かるが、パソコンのWindowsはもっと力を入れて既に販売しているWindows8を完成?することが先決ではないか。一般利用者を向いているのかが気になる。
退任を発表した米Microsoftのスティーブ・バルマー氏は、在任中の「最大の後悔」について問われて「Longhorn to Vista」と語った。長年のMicrosoftウォッチャーとして知られるジャーナリストのメアリー・ジョー・フォリー氏によるインタビュー(米ZDNet)で答えた。
Windowsか脱Windowsなのかを思っている時にMicrosoftのパルマーCEOの退任発表。
やはり!パソコンという箱に拘り過ぎたがために、後発となったスマートフォンやタブレット市場において出遅れた打撃は大きく、Androidとiosで世界市場の約80%を占めているのに対してWindowsは数%しかない。
これについてはどうでもいいが、退任発表で言った「在任中の最大の後悔はVista」が気になります。
パルマー氏は、Vista開発における方針や仕様などについて言ったそうであるが、いずれにせよそのような進め方の結果出来上がったのがWindows Vistaで、その「後悔したVista」を買った私はどう思えばいいのか?
Windows8の現状も考えると今後のMicrosoft製品はどうなのかと思ってしまう。
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