Microsoftのお家騒動から伝わる深刻な事態?!

迷走するMicrosoftから分かる方向性とWindowsの行方。
8月末のバルマーCEOの退任発表から目まぐるしい動きをしているMicrosoft。一つひとつのプレス記事の点と点を繋げると今のMicrosoftがよく分かる。Windowsに拘る戦略が将来のMicrosoftの運命を左右する。今の転換期を継続してまとめていきます。

夢見る妄想おじさん さん

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私は頭が悪いのでバルマー氏の言っていることが理解できない。
マイクロソフトがここまで成長できたのは、IBMがDOS/Vでデバイス(パソコンのハードウェア:機器)を標準化して世界標準となった。そのDOS/Vマシンに適合して動くOSとしてWindowsが脚光を浴びて今に至っている。
もし、この時にIBMがデバイスを標準化していなければ今のマイクロソフトは無いと考える。
何故なら、標準化されなければ様々な仕様のパソコンがゴロゴロして、マイクロソフトはパソコン毎にWindowsを変更しなければならなかっただろう。もちろん、マイクロソフトが逸早くDOS/Vに対応してシェアを広げたことでDOS/V+Windowsとしての位置付けでソフトやデバイスメーカーが、強者マイクロソフトを意識して適合するために作り、業界を牽引するマイクロソフトになったのは事実だろう。
しかし、元はと言えばDOS/Vが世界標準になったことである。
さて、話を元に戻すと、バルマー氏が言う「デバイスとサービスの企業へ転換」で理解できるのはサービスだ。
パソコンは減少、スマートデバイスも近い将来頭打ちになるだろう。そうなれば、いかに価値を見出すかとなれば自ずとサービスと魅力的な機能しかない。これを実現するのにデバイスは必須ではないと考える。但し、トータルコストと製品製造スピードを上げることが目的なら分からない訳ではない。
何故、デバイスが要らないと言えば、デバイスを持っていなかったマイクロソフトにとって、既に標準化されたデバイスを作るのか?そんなことは絶対にないだろう。こう考えれば、OSと一体化する機能を持つ専用デバイスを作るしかない。
もし、そうであれば専用機に拘ったMAC OSを標準機(DOS/V)で動くWindowsがシェアを奪い、急成長を遂げたマイクロソフトが過去のアップルのような方向に換えるのか?こんな単純なことではないと思うが、とにかく理解できない。

これは素晴らしい。MSがアップルのiphoneのipad用に搭載できるofficeを準備すること自体が大きな変化だと思う。パソコンOSシェアでは圧倒的にWindowsがアップルのMAC OSを押えている。過去の経緯から言っても犬猿の仲である両者が歩み寄るのは興味がある。
microsoftの弱みはスマホやタブレットにおいて大きく出遅れた結果、Androidが世界的シェアを奪い、アップルのiphoneが減少しているとはいえMSのWindows phoneは数%のシェアでアップルとは比較にならないほど非力だ。その両者が、特にMicrosoftがiosだけに(Androidは無し)開発するのが今後の展開に繋がる一つだと思う。
しかし、この動きと繋がっているのか?別の戦略なのか?分からないが、googleが有償で提供していたofficeアプリを9月最終週にAndroidスマホ・タブレット契約者に限り”無償”配布を始めた。
尚、Android以外のOS(iosなど)は有償で配布するそうだ。これをMSが察知したのか?別の利害関係なのか?何か関係しそうにも思える動きである。
今言える事実は、googleのofficeは既に配信しているのに対して、MSは準備中であることです。

8月下旬のパルマーCEOの退任発表から短期間で何かと大きな動きのあるMicrosoftです。
パルマー氏の退任発表直後にノキアを買収。その後、ノキアが発表真近かのファ部レットを取り下げて、つい最近・・・を発表。
ノキアのWindowsフォンが欧州市場で数%増加して9?%の発表で沸いた?(Androidが70%超)。それから数日後にビルゲイツ会長の退任要求がでて、2?後の今日?はビルゲイツ氏と退任が決まったパルマー氏が役員に立候補している。
原因は妄想(仮説)であるが、近い将来と言っても数年後にはタブレットがパソコンを上回るという数社の予測の通り、必ず目減りするパソコン市場においてパソコン=Windowsが激減するのは確実だと考える。この動向とリンクしているかどうかは分からないが、パルマー氏が退任する理由の一つにスマホやタブレットの展開遅れという事実がある。この事実を素直にとれば、何故パルマー氏が立候補おするのかが面白い。素直でない考え方でこの事実を考えると、スマホ・タブレットの展開をしなかったのはパルマー氏ではなく別の力なのか?とにかく不思議な御家騒動であり、この騒動から分かることは本当にMicrosoftが将来を見て深刻な危機感を持っているということが言えると考える。
そんなことより、私たち一般人にとって気になるのはIEの致命的な脆弱性で今なお危険にさらされている。最新のIEを発表したがその前のIE10だって完全ではない。Windows8も完全ではない。こんな状態でスマホやタブレット展開に力を入れているMicrosoftが私には理解できない。このままでは、スマホやタブレットが頑張らなくても自滅するのではないかと思うのは私だけなのか。

Windowsか脱Windowsなのかを思っている時にMicrosoftのパルマーCEOの退任発表。
やはり!パソコンという箱に拘り過ぎたがために、後発となったスマートフォンやタブレット市場において出遅れた打撃は大きく、Androidとiosで世界市場の約80%を占めているのに対してWindowsは数%しかない。
これについてはどうでもいいが、退任発表で言った「在任中の最大の後悔はVista」が気になります。
パルマー氏は、Vista開発における方針や仕様などについて言ったそうであるが、いずれにせよそのような進め方の結果出来上がったのがWindows Vistaで、その「後悔したVista」を買った私はどう思えばいいのか?
Windows8の現状も考えると今後のMicrosoft製品はどうなのかと思ってしまう。

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