長時間のデスクワークや車の運転などで同じ姿勢が続いたり、運動不足だったりすると、肩や腰のこりなどの痛みにつながります。肩の症状に関しては、肩甲骨が大きく影響しています。
同じ姿勢を続けることで、肩甲骨周囲の筋肉の緊張状態が続き、血流が滞ります。その結果、筋肉がこわばり、硬くなります。肩甲骨周囲の筋肉は、肩や首の動きに関連しているため、筋肉が硬くなった結果、肩や首のこり、痛みといった症状につながります。
肩甲骨周囲の筋肉はたくさんありますが、肩揉みなどでほぐせるのは体の表面にある筋肉です。例えば、肩には僧帽筋(そうぼうきん)と呼ばれる筋肉があります。体の表面にある筋肉のため、揉みほぐしやすい部分です。
しかし、僧帽筋の奥にある菱形筋(りょうけいきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)といった筋肉が肩こりに影響している場合は、体の奥に位置するため、揉むだけでは改善しません。
肩甲骨はがしは、肩甲骨をはがすと言うよりは、肩甲骨周りにある筋肉をほぐし、肩甲骨本来の動きを取り戻すことを目的とするストレッチのことを指します。肩甲骨をさまざまな方向に動かし、直接揉みほぐすのが難しい筋肉の動きを改善することができます。肩甲骨はがしにより期待される効果としては、筋肉の柔軟性向上、血流の改善、それにともなう首・肩こりや猫背の改善、肩の動きの改善などです。
胸を張って肩甲骨を寄せる肩甲骨はがしを紹介します。
1・まず、立位姿勢になり両手を腰の高さでくみます。キツイ人は、お尻の高さで組んでみましょう。
※ポイント
肩甲骨を無理に寄せるのではなく、胸を張る意識をしてみましょう。
胸を張ると自然に肩甲骨は寄ってきます。呼吸を止めず、自然な呼吸で行ってみて下さい。
無理に回数をこなすのではなく、10回程度がベストです。
まずは、朝・夕の1日2回を習慣にして、1週間続けてみましょう。腕が格段に上がりやすくなるのを実感できるはずです。姿勢が良くなることで、バストアップやヒップアップなどの効果も期待できます。
また、パソコンやスマホを使う方に多い症状で、本来ゆるやかにカーブしているはずの首の骨が真っ直ぐになってしまう「ストレートネック」の改善にもつながりますよ。
“肩甲骨はがし”体操に加えて日頃から心がけていただきたいことで言えば、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとりがちな方は、30分に1回は立ち上がってみたり、体をひねってみたり、簡単なことでいいので体を動かすことを意識してみてください。腰と椅子の間にクッションを入れて、正しい姿勢を保つようにするのも肩こり解消に効果的ですよ。
そもそも“肩甲骨はがし”を開発したきっかけは、僕自身がずっと肩こりに悩まされてきたから。それまでは、痛みで勉強に集中できなかったり、よく眠れなかったりと辛い日々を送っていました。それが今じゃ肩こりは全く気にならなくなりましたよ。肩こりに悩むみなさんが “肩甲骨はがし”で、辛い痛みから解放されたら嬉しいですね!
整体での肩甲骨はがしは、姿勢改善の効果が期待できます。
最近は長時間のデスクワークによって猫背になる方が増えています。また、ゲーム機やスマホの使い過ぎにより、肩が前に出る巻き肩が癖になっている方も多いです。
整体での肩甲骨はがしでは、肩甲骨まわりの筋肉をほぐして骨格を正しい位置に整えます。
また、肩甲骨はがしで肩甲骨の可動域が広がると、周辺の筋肉の緊張もほぐすので姿勢改善が期待できます。
整体での肩甲骨はがしは、肩こりの解消の効果が期待できます。
肩こりは肩甲骨まわりの筋肉がこわばって、血行不良を起こして肩甲骨の可動域が狭くなっている状態です。また、肩こりに関わっている多くの筋肉は肩甲骨につながっています。
そのため、肩こりを改善したい場合は整体の肩甲骨はがしを利用するのがおすすめです。肩甲骨はがしを受けると肩甲骨の可動域が広がるため、硬くなった筋肉がほぐれます。筋肉がほぐされるとリンパや血液の流れが改善するため、肩こりの改善につながります。
整体での肩甲骨はがしは、四十肩や五十肩の予防の効果が期待できます。
四十肩や五十肩の原因は、肩甲骨まわりの筋肉の緊張による筋肉や関節の炎症です。そのため、四十肩や五十肩を予防したい場合は、肩甲骨まわりの筋肉をほぐしておくのが効果的です。
整体での肩甲骨はがしでは、肩甲骨まわりの筋肉をほぐして肩関節にかかる負担を減らす効果が期待できます。肩甲骨まわりの筋肉にこわばりを感じる場合は、是非とも整体に相談してください!
気になる整体院やサロンなどのお店があれば、施術の実績や症例、口コミ評判についてインターネットで情報収集しておくと良いでしょう。施術を担当するスタッフが所有している資格や経験年数などの情報も調べておくと安心です。
施術内容は各院でそれぞれ異なり、1回あたりの施術にかかる時間の長さにも違いがあります。中には初回限定の体験プランやお得なキャンペーンを用意しているケースもありますので、試してみても良いでしょう。
各院のウェブサイトを閲覧しただけでは施術内容がわかりづらい場合は、1度カウンセリング予約をしてみて、どのような手順で施術が行われるのか、施術に使われる機器などの情報について確認しておくと良いでしょう。
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