早朝は交感神経が活発化しはじめ、血圧が急に上昇します。 そのため、血管系の病を引き起こすリスクが高まります。
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夜眠っているときは副交感神経が強く働いている。そして、目覚めたら1日の活動を始めるために交感神経が活発化するようになる。
早朝は就寝中の「休め」という自律神経の副交感神経から「働け」という交感神経へと切り替わる時間帯です。
この時間帯では自律神経の嵐が吹くとも言われており、急に交感神経の緊張が高まり、血圧が上昇し、心拍数が増加します。
私たちは毎晩寝ている時に汗をかきます。季節によっても汗の量は変わりますが、夏場の熱帯夜であれば200~600mlくらい、多い人で1000mlの汗をかくという人もいるそうです
朝起きてからあまり時間がたたないうちは、就寝中にかいた汗で血液がドロドロの状態です。そのため心疾患や脳卒中になる危険性があります。
起きてから一時間以内のウォーキングは、心疾患や脳卒中になりやすいと考えると避けた方が良さそうです。
起床後は血液がドロドロ状態で血の巡りが悪く、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい
1日の睡眠で人は平均500mLもの汗をかきます。朝起きたらすぐにコップ2~3杯の飲料を飲むようにしましょう。
私たちの体は自然に夜に体温を上昇させるようにできています。
これは体調が悪い時に限らず、最も体温が低いのは朝4時、最も高いのが18時というふうに、1日の中でも変動しています。
夕方は一番体温が高く、体を動かしやすい時間帯。 体への負担も朝や夜に比べて軽いので、健康づくりに最適。
また、血圧が高めの人が血圧を下げるためにウォーキングを始める場合も血管への負担が大きい朝よりも、動きやすい夕方がおすすめ。
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