ラウンダーのみでなくミステリーショッパーの導入で売り上げを伸ばそう

ラウンダーと少々似ているミステリーショッパーをご存知でしょうか。
メディアで取り上げられたこともあるので、経験した人もいるかもしれません。
今回はミステリーショッパーの役割、目的、メリットをご紹介します。
参考になさってください。

FC2USER591641EGD さん

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ミステリーショッパーは何をする人?

ミステリーショッパーの役割は何でしょうか。
ここで、考えてみましょう。

■覆面調査をするのでラウンダーとは違う

例えば、皆さんがお店にいった際に、接客態度などをご不満に思ったことはありませんか? 覆面調査は、「お客様」がお店で感じたことを率直にご報告いただき、「お客様」の声をもとにサービスの質を高めていくことを目的に導入されています。

ミステリーショッパーはお店の調査をするというところで、ラウンダーと似ていますが、調査目的のことは表に出さず、あくまでもお客様として入店するところが違います。
また、ラウンダーは会社から派遣されていることを告げて調査しますが、ミステリーショッパーは完全にお客目線の調査です。

■飲食店や小売店など様々なお店で調査する

ミステリーショッピングリサーチは、日本で20年近い運用実績があります。
年間調査店舗数は6万9千店舗※で、調査対象業種は、飲食店・小売店・美容室・銀行など、さまざまです。

飲食店を始めとする様々なお店にミステリーショッパーはお客として入ります。
たとえば、飲食店ならば料理を注文して、その料理についての様々な調査をするのです。

■目的に応じて調査する

ミステリーショッピング調査会社は、課題の洗い出しや各店舗のサービスレベルの統一、お客様満足度の向上など様々な目的に応じて、調査設計・調査員の選定・調査の実施・レポーティングなどを提案してくれます。

飲食店を例にしますと、調査するのは料理の味のみではありません。
従業員の態度なども、調査項目にあれば調査するようになっているのです。

ラウンダーと似ているところもあるミステリーショッパーの目的

では、ミステリーショッパーはどのような目的で導入されているのでしょうか。
ラウンダーと似ているところも注目してみましょう。

■問題点や課題を見つける

ミステリーショッパーを導入すれば、中立の立場で冷静にサービス内容をチェックして判定を下すことができますので、自社だけでは気づくことができない問題点や課題の発見につながります。

お客様としての中立な立場での調査なので、今まで見えなかった課題を見つけられます。
たとえば、本部では気づかなかったお店での商品の陳列の仕方などもわかるので、今後の売り上げ向上の参考になるでしょう。

■顧客の声を収集する

ミステリーショッパーを利用することで、顧客の正直な声を収集することが可能です。アンケートとは違い、50問、100問といった詳細な質問が可能となりますし、各チェック項目に対するコメントなども盛り込むことができるのです。

顧客として入るミステリーショッパーなので、ミステリーショッパーの声はお客様の声と同じです。
ミステリーショッパーのアンケートから、顧客満足度が見えてきます。

■ラウンダーと似ているのは社内の変革のためというところ

問題点が明確であり、何らかの手立てを打ち、抜本的に改革をする必要がある場合に利用されます。外部の視点から新しい考えを取り入れ、現場の変革へと結びつけるのです。

例えば、この商品の売り上げが悪いのはなぜかなど、問題店が明確な時、ミステリーショッパーによって、どのようにすれば良いかが見えてくる場合もあります。
陳列の仕方が良くない、ライバル社の物が売れているので、変革が必要など、さまざまな問題がみえてくるというところはラウンダーと似ているかもしれません。

ミステリーショッパー導入のメリット

では、ミステリ―ショッパー導入のメリットです。
参考になさってください。

■従業員のモチベーションアップ

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