粉末スムージーが活躍するダイエット法の代表が、置き換えダイエット。食事の代わりにスムージーを飲むだけで摂取カロリーを抑えられるという手軽さが一番の魅力です。スムージー以外の食品を用いる方法もありますが、スムージーを使うことでダイエット中に不足しがちな野菜や果物を簡単に補えます。

グリーンスムージーでダイエットするなら、3食のうちどれか1食を置き換えます。朝食を置き換える方が多いようですが、ダイエットに効果的なのは夕食の置き換えです。

スムージーはドリンクなので本来は噛む必要はありませんが、咀嚼（そしゃく）することによるメリットもあります。咀嚼には、「ヒスタミン」という神経伝達物質の分泌を促し、食欲をコントロールしたり、エネルギー代謝を上げたりする効果が指摘されています。また、消化酵素の分泌を促す働きもあります。

噛むことと腸のぜんどう運動には関連があることが分かっていて、咀嚼しないと腸に食べ物が運ばれていってもぜんどう運動が充分に行われないのです。

ダイエットのためにスムージーを飲む場合には、冷たいスムージーにすると逆効果になってしまいます。

体を内側から冷やしてしまうので代謝が落ちてしまいますし、酵素の働きも悪くなってしまうからです。

寒い時季には、温かいスムージーにトライしてみましょう。温かい飲み物は体を温めるだけでなく、ポリフェノールやリコピンなどの栄養素を吸収しやすくなるといわれます。

スムージーダイエットでは、「空腹時に飲む」「飲んだ後の40分～1時間は何も食べない方がよい」と言われています。

いつも同じ味でも、飽きずにずっと飲める味であれば、続けられると思います。でも、どれだけ大好きな味でおいしく飲んでいたとしても、必ず飽きはくると思ったほうがいいでしょう。

豆乳スムージーに期待できるダイエット効果
大豆ペプチド：体脂肪を燃焼する
大豆レシチン：コレステロールを排出する
大豆たんぱく質：悪玉コレステロールを下げる
水で作った方がカロリーが低くなるというイメージがあるかもしれませんが、腹持ち・ダイエット効果という部分においては、豆乳スムージーもおすすめです。

毎日朝食をスムージーに置き換えてダイエットをしていました。忙しいこともあり野菜や果物を自分でミキサーで撹拌するのではなく、あらかじめ粉末になったものを水や牛乳、豆乳などで割って飲んでいました。