なんだか全然眠れない!不眠症を解消するポイントを覚えよう

最近眠れないことが多いという悩みを抱えている人が増えています。そのような悩みは不眠症の恐れがあるので注意してください。万が一に備えて、不眠症について調べておけば、不眠症を解決する手がかりを見つけることができるはずです。

Conivert52 さん

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知名度が高まってきた不眠症ってなに?

不眠症について名前は知っていても、眠れないというだけでどのような病気なのかしっかりと理解している人はあまりいないでしょうか?まずは、不眠症について知ることから始めましょう。

夜寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚める、眠りが浅く十分眠った感じがしないなどの症状が続き、よく眠れないため日中の眠気、注意力の散漫、疲れや種々の体調不良が起こる状態を指します。

十分な睡眠がとれないだけではなく、体調不良が起こっている状態を不眠症というみたいですね。

具体的に「何時間以上眠れなければ不眠症」「特定の症状がおこらなければ不眠症とは言えない」というわけではなく、本人が「十分に眠れていないと感じて困っている」なら不眠症と判断されます。

ただ、睡眠が十分にとれていない原因が多忙など「寝る暇がない」ことによるなら不眠症とは言えず、それは「睡眠不足」ということになります。

眠れないことをただ単に寝不足という人もいます。ですが、眠れないだけでなく、体調不良まで起こるようなら不眠症です。決して不眠症は軽い症状ではないので、早めに解消する必要があります。

寝れないだけではない?睡眠不足が招く病気の数々

不眠症は「疲れが取れないだけ」、「集中することが難しくなる」といった症状だから大丈夫と思う人がいます。しかし、不眠が続くと体調不良だけでなく様々な病気を引き起こす恐れがあるのです。

睡眠不足によって肥満が増長されることがわかっていますが、生活リズムが狂い、食生活のバランスの悪化や仕事のストレス、過剰な飲酒、喫煙などによって、糖尿病、脂質異常症、高血圧などのいわゆる生活習慣病につながることも明らかになっています。

高血圧
血圧が慢性的に高くなる「高血圧」の人の約30〜50%は、不眠症を患っているという報告があります。そして、不眠もまた血圧を上昇させるので、血圧が高い人が眠れないと、さらに血圧が上昇するという悪循環に陥ります。

睡眠の質が悪いと慢性病を引き起こすリスク高いことがわかっています。例えば、2型糖尿病です。2型糖尿病とは、肥満や睡眠不足といった生活習慣の乱れが体内で作られるインスリンの作用を不足させる糖尿病のことです。体内のインスリンの分泌は正常でありながら、血中のブドウ糖を上手に処理できず血糖値があがってしまいます。

不眠が続くと血圧が高くなり、生活習慣病のリスクも高まってしまいます。糖尿病は自分では気づかない間に進行する病気ですから、発症してからでは治療するために長い時間が必要です。また、睡眠不足は体だけでなく心にも負担をかけてしまいます。

不眠と心の病気とは、深い関係があります。
米国のジョンズ・ホプキンス大学の医学生を対象とした調査では、学生時代に不眠を経験した人は、経験しなかった人と比べ、その後数十年間でのうつ病発症リスクが高いことが分かっています※。

不眠はうつ病などの精神疾患を引き起こす要因ともなります。不眠症を軽く見ていると、大きな病気を発症する恐れがあるので、すぐに解消するようにしましょう。

どうして不眠症になってしまうのか?

不眠症を解決するためには、なぜ発症したのか原因を突き止めることが重要です。不眠症を招く原因をいくつか紹介しますから、心当たりがあるかチェックしてください。

■うるさくて眠れない

睡眠を妨げる環境(寝室の騒音や温度・湿度など)が原因で眠れない状態です。

暑くて(寒くて)眠れない・工事の音がうるさくて眠れないなどで、睡眠を妨げてしまいます。

住まいに対する不満の中でも挙げられることの多い騒音の問題。

マンションやアパートなどの集合住宅では、隣の部屋の生活音が原因で眠れないことが多いです。音が気になる場合は、管理会社と相談したり、防音マットや家具の配置を変えたりして防音対策すれば解決できます。

■ストレスが原因で眠れない

日中仕事や人間関係などでストレスを溜めすぎると、夜中の睡眠に影響が出ます。一度眠りに入ってもすぐ目が覚めてしまい、それを一晩で何度もくり返す「中途覚醒」という症状が出てぐっすり眠れなくなるのです。さらに「眠れない」という症状自体が新たなストレスとなり、悪循環に陥ることも。

普段からストレスが溜まることが多い人は、溜め込まずに発散させることで不眠症を解消できます。趣味に没頭したり、友達に相談したりするだけでもストレスは軽減することが可能です。他には、お風呂に浸かってゆっくりする、ストレッチをして体をほぐすだけでも不眠症を防げるのです。

■寝る前のスマホが原因

スマホに使われているLEDが放っているブルーライトはテレビやパソコンからも放出されている光です。
朝日の光によく似ており、脳を目覚めさせる働きを持っているので、睡眠のリズムが狂ってしまい、なかなか眠れなくなるというわけです。

調べごとやゲームをすることによって脳が興奮状態になり「交感神経」が優位になってしまいます。本来は日中に「交感神経」が、夜に「副交感神経」がメインで働くはずが、そのバランスが崩れてしまい不眠に陥ります。

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