ふくらはぎというと、夕方になるとパンパンにむくんでしまうところ。それは一日座ったり立ったりしていると、重力に従って水分が足の方に移動してくるからなのです。そのためふくらはぎは特に太く見えるようになります。その部分をスリムにするにはむくみ対策が重要です。例えば入浴の時にマッサージをして足の水分を心臓の方に返すように促すだけでも効果があります。

ふくらはぎがほんの数分ですっきりしたなあと思える運動があります。まずベットや床の上に横になります。足を高く上げます。この時お尻を浮かす必要はありません。そして挙げた足をプラプラと振るのです。あまり足に力を入れる必要はありません。なるべく力を抜いて、ふくらはぎが自然と揺れるくらいにプルプルするのがコツです。これを５分程度続けると、下肢の血液や余分な水分が心臓の方に返ってくるので、とてもすっきりするのですね。即効性を感じることのできるスリムになる方法です。

仕事中などにあまりエクササイズをする時間はないかもしれませんが、トイレに行ったとき、コピーを待つときなどちょっとした時間にできるふくらはぎをスリムにする方法もあります。それが、踵をあげてつま先立ちになる運動です。つま先立ちになった時には、ふくらはぎがきゅっと硬くなっていることを実感できるのではないでしょうか。そして踵を浮かせたまま、踵の上げ下ろし運動をします。これによりふくらはぎの筋肉が刺激され、引き締め効果を得ることができます。

エクササイズをする時間もないという忙しい人におすすめなのが、ヒールのある靴を履くことです。ヒールがあるということは、踵の位置が高い状態で維持されるということ。そのため、ふくらはぎが自然ときゅっと引き締まることが期待できます。ヒールのある靴を履くことで、自然とエクササイズができるのです。また日々ヒールの高さを変えることで、よりエクササイズ効果が高まります。

ふくらはぎをスリムにする最終的な手段は、ボトックス注射をすることです。テレビや雑誌を見ているとふくらはぎのスリムなモデルさんなどを見ることができます。みんなまっすぐで細くて羨ましいですよね。ボトックス注射というのは、筋肉の硬直を和らげてくれるのです。そのためふくらはぎは、しなやかで伸びた状態になります。この状態は、注射すると半年程度は維持できるため、スリムになりたい人にオススメの方法です。

最終手段として美容外科で一気にスリムになってしまうという方法もありますが、できるだけ自分でもダイエットできるように取り組んでいきましょう。

少し時間がかかるかもしれませんが、スッキリとやせることができますよ。