エアコンが睡眠妨害に!感じないほどの風速でも影響があることが判明

豊橋技術科学大学 都築和代教授がエアコンの気流が睡眠に与える影響について調査した結果、人肌が感じないような風速でも睡眠に影響があることが判明しました。エアコンをどういう風に使うのが一番なのか?その対処法をまとめてみました。

更新日 2017年03月07日

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生活に欠かせない快適なエアコン…でも使い方では害も

エアコンって快適過ぎてもう生活には欠かせない存在ですよね。
暑い夏には常に点けていないと過ごせないほどです。

しかし、豊橋技術科学大学 都築和代教授がエアコンの気流が睡眠に与える影響について調査した結果、人肌が感じないような風速でも睡眠に影響があることが判明しました。

エアコンをどういう風に使うのが一番なのか?
その対処法をまとめてみました。

人が感じない風速でも睡眠妨害になることが発覚

豊橋技術科学大学 都築和代教授は、産業技術総合研究所、旭化成ホームズと共同で、エアコン冷房の気流が睡眠に与える影響について調査した。

エアコンで部屋の温度をコントロールすることは、熱帯夜であっても快眠することにつながる。だが、人が感じない程度の風速であっても、エアコンの風が睡眠時には身体への刺激となり、睡眠深度の変化などの影響を受けることが明らかになった。

同研究の成果は、2016年12月23日にエネルギー関連の学術誌「Energy and Building 誌」オンライン版で掲載された。

寝るときにエアコンを使用する人は90%

ダイキン工業が過去に行った調査によると、暑くて寝苦しい夜、エアコンを使うという人は、約90%。毎日付けているという人は、半分の50%でした。

また、寝るときに毎回タイマー設定をしているという人は、49.6%と、ほぼ半数。ただ、タイマー設定をして眠った多くの人が、タイマーが切れたタイミングで目を覚ますということが判明しました。

寝ている時以外にも、使い過ぎるだけで睡眠妨害に

クーラーの使い過ぎによる弊害の一つが「自律神経の乱れ」です。暑い屋外と冷えた室内など、温度差が大きい環境に身を置くと、その温度変化に身体がついていけなくなり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。いわゆる「夏バテ」も、自律神経の乱れが原因のひとつなのだそう。

自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。交感神経は心身を活動的に導くもので、副交感神経は心身をリラックスさせて休息へと導きます。

自律神経の乱れのほとんどは、交感神経が過分に働くことにより起こるのだそう。活動モードの交感神経ばかりが活発になり、休息モードの副交感神経の働きが減少してしまうことで、不眠や体調不良を生むのです。

深い睡眠に入るための正しいエアコンの使い方とは

正しいクーラーの使い方としては、就寝前にクーラーをつけておき、寝室や寝具を十分に冷やしておくことです。こうすることで、スムーズに眠りにつくことができますし、その後スムーズに体温が下がり、眠りが深くなるので、快適な睡眠を得やすくなります。

それでも、あまりに暑い時にはクーラーをつけたくなると思います。
そんなときは、28度など高めの温度設定で、2時間以内のタイマーにしておくことが無難です。

夏だけでなく、冬もエアコンをつけっぱなしというのは考えものです。やはり、自然な温度調整ができないと、体温がスムーズに下がらないので、質の高い睡眠が得られにくくなります。

そこで、冬は就寝前にエアコンを付けて、部屋や寝具を暖めておきましょう。これだけでも、快適に眠りにつくことができます

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