食べるのがまんして空腹の状態が続いたり、食事から食事までの間が長すぎるなど、
強い空腹感を感じているときほど、体は高カロリーのものや糖分を欲してしまう傾向があります。
少しでも速くエネルギーに変換できるものを自然に欲してしまうのです。
結果、カロリーの高いものをドカ食いしてしまう結果に。
それを防ぐには、少量ずつ何回かにわけて食べ物を摂るなどして、
強い空腹感をつくらないことです。

食事をするときには、箸を持ったままにせず、
一口分の食べ物を口に運ぶたびにその都度箸を置いてみましょう。
口の中のものが完全に無くなってから、再び箸を持ち次の一口を食べます。
さらに、利き手ではない手を使って食べると、
どうしてもスムーズに動かすことができないため、食べるペースが自然とゆっくりになります。
どちらも、少しでも時間をかけて食べることで、満腹中枢が働くのを狙います。

何か口にしたくなったら、歯みがきをするのも食欲の暴走をおさえるのに効果的です。
歯みがきで、1度口の中がすっきりキレイにリセットされると、
不思議と食べ物を口にしたい気持ちがどこかへいってしまいます。
ミント系の歯みがきペーストを使用すると口の中に爽快感も生まれるため、より効果的でしょう。
空腹の時にも効果がありますが、ダラダラといつまでも食べ続けてしまいそうな時に、
思い切って歯みがきするのがおすすめです。

オリーブオイルの香りには、空腹をしずめ、その結果としてカロリー摂取をおさえてくれる効果があると言われています。だから、食卓にオリーブオイルを置いて、その香りをかぎながら食事をするだけでも良いのだそう

バナナは食欲を抑えてくれる食品です。精神安定剤的な働きもあって、食欲抑制の決定打ともいえる食材です。これと、乳製品や大豆食品も食欲を抑えてくれます。特に牛乳にハチミツの組み合わせは抜群！つまり、ハチミツを入れた、バナナシェイクなんかがとても効果的ということになりますね