大山のぶ代さんも闘病中…認知症の予防に役立つ食べ物は?

大山のぶ代さんが闘病中との報道が話題となった、認知症。
予防に役立つといわれている食べ物がいくつかあります。

kokaneewadokonee さん

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大山のぶ代さんが認知症で闘病中

「ドラえもん」の声で知られる大山のぶ代(81)が認知症を患っていることをラジオで公表した夫で俳優の砂川啓介(78)が15日、都内で記者会見を開いた。

大山の近況について、「今話したことを覚えていない」などと報告。自宅ではテレビ朝日で放送されているアニメ「ドラえもん」を見ていることも明かした。ただ、自身がドラえもんの声を務めていたことは「覚えているのかどうか、分からない」。当時の記憶については「ないようだ」と寂しそうに話した。

認知症は大きく2つに分けられる。ひとつが「脳血管性認知症」で、脳血管に小さな詰まり(血栓)ができて進行する。これを防ぐには血管のしなやかさと弾力性を保つことが大切だ。

もうひとつが「アルツハイマー型認知症」で、発症のメカニズムはまだ解明されていないが、脳神経細胞にβ-アミロイドが付着して進行する。

早めに気付いていれば、進行を遅らせることもできるとされる認知症。単なる物忘れと思っていても予備軍である「軽度認知障害(MCI)」の可能性もある。

認知症を防ぐには脳に血栓ができない血管や血液を維持することと、β-アミロイドの沈着を防ぐことが大切

認知症予防に有効といわれている食べ物

サンマ、サバ、イワシなど、青魚は脳に良い食べ物のナンバー1

青魚を週に1回以上食べる人は、まったく食べない人に比べてアルツハイマーのリスクが半減するという研究結果もあります。

サバやイワシの付け合わせは大根おろしが一般的だが、ほうれん草やブロッコリーなど緑黄葉野菜を添えるなど、食材の組み合わせを工夫すれば、予防効果もより高くなる

オリーブオイルは世界的にアルツハイマーの予防効果が認められた食材

コロンビア大学の研究では、オリーブオイルをメインにした地中海料理を食べている人は、アルツハイマーになる確率がほぼ半分になるという結果

緑茶の渋みや苦味成分のカテキンは、静岡県立大学の山田浩教授の研究で、物忘れなどの近時記憶を改善させる効果があることが明らかになっている

「オレはコーヒー党なんだけど」という方も心配はいらない。前出の山田氏によると、コーヒーにも同じ効果が期待できるという。
「ある追跡調査で、中高年期に毎日コーヒーを3~5杯飲む人は、それ以下の人と比べて、認知症リスクが65%少なくなるという結果が出ています」

コーヒータイムのお茶受けに最適なのが、チョコレート。特に、カカオの含有量が多いダークチョコレートがオススメ

世界的にアルツハイマー患者が非常に少ないのはインド。これはカレーを常食しているおかげと言われています。カレーに欠かせないスパイス・ウコンには、クルクミンという成分が含まれています。これには記憶力の低下を抑える効果が確認され、マウスの実験でもクルクミンを少量与えるとβ-アミロイドの蓄積によってできるプラーク(老人斑)が40%少なくなるという結果が出ました

卵に含まれるコリンは脳内神経伝達物質のアセチルコリンの材料になります。アルツハイマー患者の脳にはアセチルコリンが少なく、アセチルコリン不足が認知症の原因とも考えられています。認知症予防のためにも、一日に卵2個を食べるのが理想です

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