陸続きであるアフリカ大陸とユーラシア大陸の総称。
アジアとヨーロッパの境界は人為的なものなので明確でないが、ウラル山脈、カスピ海、大コーカサス山脈、黒海などを境にする説が主流である。六大陸の中で一番大きい大陸である。 なお、アフリカ大陸とユーラシア大陸を合わせてアフロ・ユーラシア大陸と呼ぶことがある。この両者の境はスエズ地峡になり、厳密には陸続きである。
面積5492万平方km、全陸地面積の37%を占める。海岸線総延長距離は10万7800km。
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面積約761万9,000km²。
地球の南半球のオセアニアに位置する現存の大陸である。その面積は、6つの大陸のなかで最小である。全土がオーストラリア領に属し、東は太平洋、西と南はインド洋、北はアラフラ海に面している。
ヒマラヤ山脈にある世界最高峰の山。英称“エベレスト”はインド測量局長官を務めたジョージ・エベレスト (George Everest) から取り命名された。
標高4.53mの築山。国土地理院発行の地形図に山名と共に掲載されており、山頂には二等三角点がある[1]。大阪市ホームページ内[2]では日本一低い山と記載があり、天保山山岳会では日本一低い山[3][4]としている。
火星最大の楯状火山。mons[3] としては、太陽系で最大である。
周囲の地表から約27,000メートルまで山体が立ち上がっている。これはエベレストの3倍程度に相当する。火星の標高基準面からの高度は25,000メートルである。斜面の最大傾斜角度は数度しかなく、裾野の直径は550キロメートル以上もある。また、そのカルデラには富士山がほぼ収まってしまう。これほど巨大化したのは火星ではプレート移動が起こらないため、ホットスポット上に火口が留まり続けたためではないかと考えられている。
※写真中央の大きな傷のような部分
火星の赤道に沿って伸びる巨大な峡谷。マリナー峡谷 (Mariner Valleys) とも呼ばれる。1971年、火星探査機マリナー9号により発見されたため、この名が付けられた。なお、峡谷ではなく渓谷と呼ばれる場合もある。
長さは4000 km、深さは7 kmに達し、幅は最大200 kmであり[1][2]、地球上の代表的な峡谷の一つであるグランドキャニオンが長さ446km、平均深度およそ1200m、幅6km~29kmであるのと比べると、遥かに大規模である。
世界最大の海洋であり、大西洋やインド洋とともに、三大洋の1つに数えられる。アジア(あるいはユーラシア)、オーストラリア、南極、南北アメリカの各大陸に囲まれ、日本列島も太平洋の周縁部に位置する。面積は約1億5,555万7千平方キロメートルで、全地表の約3分の1にあたる。
北西太平洋のマリアナ諸島の東、北緯11度21分、東経142度12分に位置する、世界で最も深い海溝である。太平洋プレートはこのマリアナ海溝においてフィリピン海プレートの下にもぐりこんでいる。北東端は伊豆・小笠原海溝、南西端はヤップ海溝に連なる。
マリアナ海溝の最深部はチャレンジャー海淵(チャレンジャーかいえん、Challenger Deep)と呼ばれている。その深さについてはいくつかの計測結果があるが、最新の計測では水面下10,911mとされ、地球上で最も深い海底凹地(海淵)である。これは海面を基準にエベレストをひっくり返しても山頂が底につかないほどの深さで、地球の中心からは6,366.4km地点にある。
メキシコ湾流、北大西洋海流、カナリア海流、大西洋赤道海流に囲まれた海域。北緯25度~35度、西経40度~70度。長さ3200km、幅1100km。浮遊性の海藻サルガッスム(Sargassum、ホンダワラ類)にちなむ。サルガッソー海とも。
中央アジアと東ヨーロッパの境界にある塩湖。世界最大の湖である。カスピの名は古代に南西岸にいたカス族あるいはカスピ族に由来する。カスピ海に近い現在のイラン・ガズヴィーン州都Qazvinは同じ語源であると言われる。現代のペルシア語では一般に「ハザール海」と呼ばれるが、これは7世紀から10世紀にカスピ海からコーカサスや黒海にかけて栄えたハザール王国に由来する(現代ペルシア語では、カスピ海南岸のイランの地名から「マーザンダラーン海」とも呼ばれる)。また、トルコ語でも同様の名で呼ばれる[2][3]。中国語では現在に至るまで裏海(りかい)と呼ばれる。
北アメリカにある五大湖のうち、最大の面積を持つ湖。また、淡水湖としては、世界最大[1]の面積を持つ湖である。しかし、貯水量では淡水湖としてはバイカル湖(23,000 km3)、タンガニーカ湖(17,800 km3)に次いで世界3位となる。特に、世界一のバイカル湖にははるかに及ばず、五大湖全ての貯水量を合計(22,464 km3)してもなお足りない。これは、上位2つの湖が構造湖であり、非常に深い水深を持っていることに理由がある。
オーストラリアの西オーストラリア州カーナボン (Carnarvon) から東に約450kmの地点にある、世界最大の一枚岩である。
1960年にチリを震源として発生した地震である。地震後、日本を含めた環太平洋全域に津波が襲来し、大きな被害が発生した。
地震は5月22日15時11分14秒(現地時間)に中部の都市バルディビア近海で発生、表面波Ms8.3 - 8.5、金森博雄の推定によるモーメントマグニチュード(Mw)9.5と有史以来観測された中で最大規模の巨大地震である。
1556年1月23日(旧暦嘉靖34年12月12日)の朝、明の陝西省(現在の中華人民共和国陝西省)で起きた地震。近年の調査によると震源は陝西省の華山付近で、規模はマグニチュード8.0と推定。明嘉靖関中大地震(みんかせいかんちゅうだいじしん)・陝西地震(せんせいじしん)ともいう。
「明実録」という書物によると、この地震による死者は朝廷に報告されたものだけで83万人、実際はそれをさらに上回る死者数を出したとされ、史上最悪の震災を引き起こした。この地域は当時も今も窰洞(ヤオトン)と呼ばれる横穴式住居が多く、それらが地震にともなう液状化現象で一斉に崩壊して被害を大きくしたと考えられている。840kmの広範囲にわたって破壊され、ある地域では人口の60%が死亡した。
1913年7月10日に56.7℃。
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