オリンポス山(火星)

オリンポス山(火星)

火星最大の楯状火山。mons[3] としては、太陽系で最大である。

周囲の地表から約27,000メートルまで山体が立ち上がっている。これはエベレストの3倍程度に相当する。火星の標高基準面からの高度は25,000メートルである。斜面の最大傾斜角度は数度しかなく、裾野の直径は550キロメートル以上もある。また、そのカルデラには富士山がほぼ収まってしまう。これほど巨大化したのは火星ではプレート移動が起こらないため、ホットスポット上に火口が留まり続けたためではないかと考えられている。