紅茶を楽しもう!葉山江美のオススメ茶葉3選

皆さんは普段、ちょっとした息抜きのときにどんな飲み物を飲みますか?コーヒー、お茶、清涼飲料水、アルコールなどなど、いろいろな飲み物がありますよね。私はもっぱら紅茶派です。そこで今回は私、葉山江美が個人的におすすめする茶葉5選をご紹介します!

葉山江美 さん

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こんにちは。紅茶大好き葉山江美です。
皆さんは普段紅茶を飲まれますか?
少し風味が苦手という方も多いと思いますが、アフタヌーンティーとして嗜まれるほど歴史も人気もある飲み物ですよね。
今回は紅茶の基本的な知識と合わせて、葉山江美が個人的におすすめする茶葉を5つご紹介したいと思います。

普段から紅茶を飲むという方も、これから挑戦してみたいと思う方も、ぜひご一読ください!

紅茶の基本のき

では、まずは紅茶の基本をレクチャーしましょう。
皆様は紅茶の発祥や紅茶の種類をご存知でしょうか。

そもそも紅茶とは、摘み取った茶の葉っぱと芽を乾燥させて、もみこんで完全発酵させた後にさらに乾燥させた茶葉のことを指します。この茶葉を抽出した飲料のことも含めて、「紅茶」と総称されているのです。

紅茶は中国で栽培されていたチャノキの葉から作られていたとされますが、19世紀にインドのアッサム地方で変種のアッサムチャが発見され、以降はインドやスリランカなどで生産が盛んになりました。

日本に入ったのは、明治9年(1876年)と言われており、紅茶用の茶樹種子が導入され、鹿児島県・福岡県・静岡県・東京都に紅茶伝習所という施設が設けられました。紅茶に適するアッサムチャと基本変種を購買して国産紅茶品種を作り、本格的に製造が始まることになります。

紅茶の生産地と種類

現在、紅茶は日本をはじめ世界各国で生産されていますが、主な生産国は次のとおりです。

【インド】
皆様がよく聞くような、「アッサム」「ダージリン」も実はインド産の紅茶です。
「アッサム」というのは、インド北部産の紅茶を指します。茶湯の水色は澄んだ濃い目の深い紅色でミルクティーに適しています。甘い芳醇な香りとこくのある濃厚な味が特徴です。
「ダージリン」も同じくインド北部産ですが、茶湯の色は透明度の高い琥珀色で、ストレートティーに適しています。世界最高と称されるほどの直腸的な香り(マスカットに近い香りで、マスカテルと呼ばれます)と、刺激的な渋味を持っています。
インドにはその他にも多数の産地があり、「ニルギリ」や「ドアーズ」など、聞きなじみのない品種も多数生産されています。

【スリランカ】
「セイロンティー」と聞くと、聞いたことのある方もおおいのではないでしょうか。
これはスリランカで生産されたもので、ウバ・ヌワラエリヤ・ディンブラ・キャンディ・ルフナという5地域が主産地になります。この地域は「セイロン・ファイブ・カインズ」などとも言われています。
セイロンティーは厳密には3つに分類され、茶園・工場の標高によって異なります。
標高1,300m以上の高地で生産されたものは「ハイ・グロウンティー」
標高が670~1,300mの中地で生産されたものは「ミディアム・グロウンティー」
670m以下の低地で生産されたものは「ロー・グロウンティー」
このように分類されているのです。

インドやスリランカの他、インドネシアやマレーシア、中国などの東南アジアやアフリカ等でも栽培されています。

葉山江美のオススメ紅茶3選 その① 

葉山江美がオススメする紅茶の一つ目は、王道の「ダージリン」です。
先ほどもご紹介したように、インド北部で生産される紅茶ですが、世界三大紅茶の一つにも数えられます。
ダージリンに限った話ではありませんが、紅茶は摘んだ時期によって味わいが異なります。
葉山江美のオススメは、5~6月に摘まれる2番摘み(セカンドフラッシュ)のダージリン。一年を通して味・コク・香りすべてが最も充実した最高級品となり、値段はお高め。ですが、独特のマスカット香が格別で、ダージリンが持つすべて魅力が引き出された最高の逸品です。

ダージリンは、3~4月の一番摘み(ファーストフラッシュ)から始まりますが、こちらは一番摘みらしい若々しい力のある香りが楽しめます。

また、10~11月に摘まれる葉はオータムナルと呼ばれ、若干渋味が加わります。ストレートでもいいですが、渋味をやわらげつつ香りを楽しめるミルクティーが適しています。

ダージリンティーはどこのお店にも置いてあるほど知名度の高い紅茶ですが、ぜひ一度セカンドフラッシュの最高級品を味わってもらいたいと思います。

絶対に紅茶の魅力に取りつかれるはずです。(笑)

葉山江美のオススメ紅茶3選 その②

続いて葉山江美がオススメする紅茶は、中国で生産されている「キーモン」です。先ほどご紹介したダージリンと同様、世界三大紅茶に数えられています。

中国の上海西方に位置する地域で生産される古典的な紅茶であり、紅茶のルーツすら感じられる一品です。

ダージリンとは異なり、生産時期が6~9月の間のみで、ごく少量しか取れない貴重な紅茶です。蘭やバラに似た香りを持つほか、スモーキーな香りも感じられ、東洋的な味と香りを楽しむことができます。

生産量が少なく希少価値が高いため、ダージリンセカンドフラッシュよりも高い品ですが、一度は飲んでみてほしい紅茶です。

葉山江美のオススメ紅茶3選 その③

葉山江美が最後にオススメする紅茶は、セイロンティーです。
スリランカで生産される紅茶のことを指しますが、なかでもウバのセイロンティーは格別です。
ウバはスリランカ南東部に位置する高地で、日中の高温と夜間の冷気で霧が発生しやすく、この霧によってバラやスズランの花香「ウバフレーバー」がつくり出されます。爽快な渋味や特有の香りとコクが特徴です。

ストレートティーでももちろん美味しいですが、葉山江美はミルクティーがオススメ。渋味がまろやかになり、ストレートは苦手という方にもぜひオススメしたいです。

葉山江美流 紅茶の楽しみ方

ここまで、葉山江美がオススメする紅茶を3種類ご紹介しました。
普段紅茶は飲まないという方も、ぜひ一度は試してみていただきたいです。
特に、紅茶は女性っぽいと敬遠されている男性の方も、一度はお試しください。
コーヒーとは違う味わいで、いつもとは違うホッとした時間を過ごせるかと思います。

また、紅茶は味の違いを楽しむだけではありません。
レモンなどのフルーツやミルクと合わせても楽しめるので、自分に合った飲み方を探すのも一つの醍醐味と言えますよね。

葉山江美流の楽しみ方は、お気に入りのカップとともに楽しむこと。

紅茶に限りませんが、ティーカップってたくさん種類がありますよね。
もちろん値段もピンキリですが、好きなデザインのカップを探すのも私の楽しみの一つです。

お気に入りのカップで飲むと、さらに美味しく感じるのも魅力的です。
仕事の合間や休日のリフレッシュタイムをぜひ紅茶でともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

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