妊活から産後までどうして必要なの?葉酸サプリのすごい効果

葉酸には妊活から産後まで、女性の身体と赤ちゃんの成長を守る働きがあります。時期ごとに必要な葉酸の量と、その効果をまとめました。

kur0ichig0 さん

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時期ごとに違う葉酸摂取量

・妊活中~妊娠初期…1日640μg
・妊娠中期~後期…1日480μg
・産後(授乳中)…1日340μg

必要な摂取量を確保できる葉酸サプリを選びましょう。

次に、葉酸サプリが【妊活・妊娠・産後】にどのような効果があるのかをまとめました。

妊活に必要な葉酸サプリの効果

効果
① 黄体ホルモンが上昇し、無排卵のリスクを低下させる。
② ホモシステイン濃度が低下し、卵子の成熟度が上昇する。
③ 排卵障害による不妊のリスクを低下させる。

詳しい内容をみていきましょう。

効果1:黄体ホルモンが上昇し、無排卵のリスクを低下させる。

もっとも摂取が少ない人に比べて、もっとも多い人は黄体ホルモン値が16%高値で、逆に無排卵のリスクが64%低かった。

基礎体温で高温期が短かい・低温期と高温期の差がない・無排卵などに効果があるようです。

効果2:ホモシステイン濃度が低下し、卵子の成熟度が上昇する。

卵胞液中のホモシステイン濃度が高いと、卵胞径が大きいという関係にあり、この点から卵子の成熟度にも寄与しているとしています。

ホモシステインが上昇すると動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中のリスクが上がるので、健康的にも摂取しておきたいですね。

効果3:排卵障害による不妊のリスクを低下させる。

438名の排卵障害の女性を8年間にわたり追跡調査したところ、葉酸の服用頻度が高いほど排卵障害が起こりにくいという関係にあった。

副作用がないので、不妊治療と併用して摂取している方も多いようです。

妊娠中に必要な葉酸サプリの効果

効果
① 神経管閉鎖障害の発症リスクを低減する。
② つわりの症状を軽減する。

詳しい内容をみていきましょう。

効果1:神経管閉鎖障害の発症リスクを低減する。

神経管閉鎖障害を持つ児を妊娠したハイリスクの女性に、葉酸 4 mg/日を投与したところ、次の子どもでの再発防止効果が72%にのぼることが明らかになりました。

妊娠の1カ月前から妊娠3カ月までの期間に摂取することが推奨されています。

効果2:つわりの症状を軽減する。

葉酸サプリメントには「つわり」を軽減してくれる『葉酸』と『ビタミンB6』が含まれています。

葉酸のホルモンバランスを整える効果と、ビタミンB6の中枢神経の働きを整える効果がつわりを軽減してくれるようです。

産後に必要な葉酸サプリの効果

効果
① 血液から作られる母乳の量を増やしてくれる。
② 子宮の回復を促進してくれる。

詳しい内容をみていきましょう。

効果1:血液から作られる母乳の量を増やしてくれる。

造血効果があるので、体内の葉酸濃度が高いと良質な母乳が作られます。

母乳の出も良くなるので、産後も飲み続けることがおすすめです。

効果2:子宮の回復を促進してくれる。

『細胞分裂』をサポートする働きがあり、出産でダメージを受けた子宮の細胞分裂を行わせることで、元の状態に回復させます。

赤ちゃんの細胞分裂を手助けするだけでなく、ママの身体もサポートしてくれます。

葉酸は時期ごとに違った働きがあります。飲み続けることで効果を発揮してくれるので、つわりの時期にも飲みやすい葉酸サプリを選ぶことをおすすめします。

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