専門性の高い医学論文の翻訳は業者に任せるべき

翻訳の中でも、難易度が高いと言われる医学論文は、高い翻訳スキルと専門知識が必要です。そのため、業者選びは慎重に行う必要があるでしょう。今回は、医学論文の翻訳について、機械翻訳と翻訳業者を比較しながら解説していきます。

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医学論文の翻訳が難しいとされる理由

・ジャンルの幅が広く、専門用語も豊富に出てくる

病院の外来を見ても内科、外科、小児科、産婦人科、耳鼻科、皮膚科、整形外科……といった具合に幅が広く、それぞれ使われる専門用語も違います。ひとつの科だけでも英語の難易度が高いのに、それが無数にあると一般的な翻訳スキルでは太刀打ちできません。
また、医学・薬学の英語論文や資料は、独特の表現・言い回しも多く、最も高度な翻訳の技術が求められるジャンルのひとつといえるでしょう。

・患者の命に関わることだからこそ、必ず正確な翻訳でなければならない

医療分野の翻訳が難しい最大の理由は、それが「命を扱う」ものだからです。
用語、表現……論文や資料を書くうえで何か間違いがひとつあっても、それを読んだ人が間違った治療を行い、患者さんの命を奪ってしまう可能性があります。
同様に論文や資料を読む側も、何かひとつ読み違えただけで、自身が診ている患者さんの生命に危機を及ぼすこともありえるのです。

医学論文の翻訳するには専用ソフトor翻訳業者どちらがおすすめ?

■翻訳ソフトのメリット・デメリット

・手軽に、自ら翻訳できる

機械翻訳の長所としては「手軽に他言語を自国語に翻訳して読める」といった点があります。翻訳された文章がいくらか不完全だったとしても、外国語を翻訳するだけの知識や、多くの労力を割かずに、手軽に外国語の文章を自国語で読むことができます。

・機械翻訳だけでは正しい文章にならないことがデメリット

機械翻訳で出力された文章がどの程度正確で、原文に忠実な文章なのか、といった点は分かりにくい傾向にあります。そうした点を確認するには、結局は人手が必要になります。

また、機械翻訳は基本的に意訳が不得意です。特殊な意味を持つ言い回し、例外的な言葉の使い方などが登場すると、へんてこな文章になりがちです。

■翻訳業者のメリット・デメリット

・翻訳の精度が高い

必然的に、人間味のある文章になる確率がぐんと上がります。

また、依頼者と業者が打ち合わせをする際、依頼者側の意図も理解してくれます。

この意図を踏まえて翻訳をすることになるため、より依頼者が求める精度の高い成果物になってくるわけです。

・料金が機械翻訳と比べて高くなってしまうことがデメリット

デメリットは大きく2つあり、時間が掛かってしまうこと、料金が発生してしまうことです。

プロにお任せするため、ここは致し方がない部分ではあります。

より精度を求めるのであれば、必要な出費として理解するほかありません。

医学論文の翻訳実績が十分な優良業者まとめ

■ケーススクエア

・英語翻訳に特化することで専門性の高いサービスを実現
・レスポンスが速い(早ければ1時間で見積回答)
・トライアル翻訳(無料)がある
・機密保持契約に対応
・公費、官費での支払い可

・論文関連で過去12年に20000件(医療分野以外も含む)以上の取り扱い実績
・午後5時までの見積依頼は、当日中に回答(原則)
・機密保持契約に対応

■エディテージ

他の翻訳業者と異なり、英語⇔日本語の学術論文にのみ対応している翻訳サービス会社。翻訳者とネイティブスピーカーが持つ深い知識により、非常にわかりやすい翻訳文を作成、時には論文の内容にまで踏み込みアドバイスを貰う事が出来ます。

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