30代前半、転職希望者の不安 「転職活動は不利だと思う?」
不利だと思う:57.5% 不利だと思わない:40.0% 有利だと思う:2.5%
30代の転職を成功させる方法
30代で転職するのは不利だと考える人が多いでしょう。実際に30代は未経験の職種への転職は容易ではありません。しかし即戦力性が強みになることもあるので一概に不利とは言い切れません。今回は30代で転職を成功させる方法を考えてみます。
30代後半での転職は、想像していたよりもずっと厳しい。
僕は人材業界で働いていたことがあるから、30代後半での転職が難しいものであることが理解していた。
例えば、そもそも応募できる求人に制限があること。
スキルや経験ではなく、年齢で制限している求人は非常に多い。
年齢制限のある場合もほとんどは、30歳までだ。
つまり年齢という部分において、30代後半は市場価値が低い。
僕は、前の仕事を失ってから、4ヶ月ほど転職活動をしている。
おおよその活動状況は以下の通り。
応募・・・・・・・80社
書類選考通過・・・10社(書類通過率12.5%)
1次面接通過・・・・3社
最終面接進出・・・ 2社
内定・・・・・・・0社
人を動かすことで個人ではなくチームのパフォーマンスを上げられる人材は、企業にとって必要とされます。
職務経歴書などでアピールする際には、具体的にどのような管理・指導を行ったのかを記載すると企業側の判断材料となります。
役職だけでなく、管理を行ってきた「具体例」「人数」「期間」を記載しましょう。
30代、特に30代の後半になる方に企業が求める力が「マネジメント力」です。
35歳以上の方の求人には管理職のポストも多くなるため、そういったポジションに転職するためにはマネジメントの経験が必須になります。
組織の規模にもよりますが、全般的な傾向として30代前半の人材に企業が求めるのはその業種と職種における即戦力のプレイヤー。同等のポジションでもより優良な企業に転職できれば待遇改善や年収アップなども期待できます。逆に、未経験者が異業種へと転職するとしたら、30代前半がラストチャンス。より多様な情報収集と客観的な自己分析が不可欠です。
30代の人材を採用しようと思っている会社は、即戦力を必要としています。
ビジネスマナーを心得え、社内における上下関係や取引先との関係などの人間関係の機微もキャッチでき、企画提案書類や入出金伝票、営業日報、見積書作成など基本的なビジネス書類を作成できたり、取り扱い方がわかっている、そういう人材が会社は欲しいのです。
即戦力になるという事は何も、スキルだけではありません。今の職場で作った人脈も即戦力として重要なポイントになってきます。業種によっては、人脈も大きな財産と言え、その人脈を加え、採用のポイントになる事も少なくありません。
30代と言う事は、今の仕事にも慣れ、十分とは言えないものの、それなりのスキルを持つ事ができていると言えます。その事を採用者は大きなメリットと考え、即戦力として採用する傾向があります。
企業側が求めているのは即戦力としてのスキルです。
大卒から8〜10年の実務経験があり、業界や商品知識といった専門性がアピールポイントになります。
管理職経験があればさらに強く、短期間で管理職になれる可能性もあります。
これまでに実績を積みスキルを磨いていれば、それを正当に評価されやすいというのが30代転職のメリットです。場合によっては転職後すぐに重要なポジションを任される場合もあるでしょう。
どうしても年齢的ハンデは否めません。知識の吸収力や体力面はどうしても20代にはかなわないでしょう。
また、結婚・出産にともなうライフスタイルの変化が大きいとされる30代女性の転職採用に及び腰になる企業も少なくないと言われています。つまり、男性以上に30代女性の転職にはやる気と勢いだけでは難しいのが現実です。
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